最後まで読みごたえたっぷりの物語です 著者自身70歳であり現役の医師として作家として活躍されている最新作は今年の2月に刊行されている これまでも数々の医療小説を世に発表されておられる 本作のテーマは【がん】です 日進月歩で飛躍的に研究が進む医療でありながらも、それでいてまだまだ未解明の部分も多く、患者は藁をも掴む新薬や治療法が待ち望まれている、そんな取り巻きを扱って本作に手に汗握りながらの読書でした かく言う僕自身もかつて、がんを患い、抗がん剤治療、放射線治療、外科手術のいわゆる3大治療を体験した身であり、今更ながらにまぁなんとか命を落とさずに今日に至ることを周りの方々に感謝の気持ちを忘れてはいけないなと痛感した ともにまだスマホも普及しておらず、情報入手も困難な時代で、現在とは治療への向かい方も違っていたね
振り返ると少し怖い思い出が蘇ってきた さらなる研究が進むことを願ってやまないね 巨額の金と利権と名声が蠢く医療界隈なんだろうね
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