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地魚といわれる、その場に行かなければ食べられない魚があります。その料理を求めて全国各地を歩き回ったということです。

  • 日本全国地魚定食紀行 ひとり密かに焼きアナゴ、キンメの煮付け、サクラエビのかき揚げ…
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  • 出版社:徳間書店
日本全国地魚定食紀行 ひとり密かに焼きアナゴ、キンメの煮付け、サクラエビのかき揚げ…
著者のうぬまさんはイラストレーターということですが、釣りが趣味以上の域に達しているようで、さらにそれらの見聞をいろいろなところに記事として書いているということです。
そのため、日本全国の漁港や釣り場などを歴訪しており、さらにそこで取材として現地の人にインタビュー、その人に美味しい店を教えてもらうなどして、通常の観光客ではなかなか見つけられない穴場の食堂なども訪ねています。

この本ではそういった中から厳選した18か所について、そこを訪ねた際の食経験をたっぷりと描くという、旅好き、魚好きの人にとっては非常に参考となる話が詰まっています。


もちろん、そこで食べた料理の数々も得意のイラストで描かれており、写真で掲載するよりかえって美味しさが伝わるようです。

選ばれた場所もやはり北日本、日本海側が多いようですが、太平洋側にも多くの美味しい店はあるようです。

北海道からは稚内、羅臼、東北は青森、男鹿、酒田、関東では銚子、三浦、東海で静岡、下田、日本海側では長岡、射水、小浜、境港、その他で大地、淡路、尾道、佐世保、宮古島などが取り上げられています。

そこでの料理は一般的に各地に流通しているものもありますが、やはりその場でしか食べられないものが多く描かれています。

北海道羅臼漁港のブドウエビ、秋田男鹿のヒラメ、山形酒田のダダミとニジバイガイなど、聞いたこともないようなものも含まれています。

読むだけでも唾が出るような本でした。
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  • 掲載日:2026/04/29
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この書評へのコメント

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