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「全共闘世代」なのに反左翼の立場で生きた信念の人による書

  • 樺太生まれの母、民社育ちの私
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  • 出版社:展転社
樺太生まれの母、民社育ちの私
1947年生まれの寺井融氏の『樺太生まれの母、民社育ちの私』(展転社)を読みました。

著者は北海道生まれの北海道育ちで、元民社党本部務めの政党マン。民社党解党後は、新進党職員や政治家政策秘書を経て産経記者や大学講師などを務めた人です。『民社育ちで、日本が好き』『続民社育ちで、日本が好き』(展転社)などの著作があります。今回の新著も、そういう出自ならではの前著の流れにそった続編の書といえます。

1947年生まれといえば、いわゆる「全共闘世代」ですが、反全共闘というか、反左翼の立場から学生運動もやっていたとのことです。大勢に流されることなく生きてきた信念をもった人だったといえます。

民社党時代の交友(先輩・後輩)や樺太生まれの母や妻など家族の話など、見開き二頁にて簡潔に面白く綴られています(二頁を越えるエッセイも多少あり)。

党時代には機関誌編集などもやり、政治活動にも精を出し、新聞記者としては町ネタを広い、公私にわたって海外での旅行を楽しんだりと東奔西走されています。

池上彰氏(&佐藤優氏)の『日本左翼史(シリーズ)』(講談社現代新書)の過ち(もっぱら池上さんの「社会党」「民社党」認識の誤謬)について詳述されていますが同感です。一知半解の池上さんの発言には、私もこの本を一読して唖然とした記憶がありますから。
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  • 掲載日:2026/04/21
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