●猫の威を借る…児童書で猫の本。てっきり癒しかと思いきや…。(ひげよ、さらば)
●空飛ぶ少年…香水とサン=テグジュペリの「夜間飛行」の思い出(夜間飛行)
●1トンの塩…(アリス・B・トクラスの料理読本・塩1トンの読書)
●4人の優しいひとりぼっち…十月堂店主と常連客の夜(夜飛ぶ女)
●春の終わり…本を芸術の犠牲にする人と、本を捨てる人(おじいちゃんの封筒・紙の仕事)
●ニュー・シネマ・パラダイス…少年たちは古書店でエロに触れる(愛のコリーダ)
1トンの塩
古本屋、隣には本棚つきの美味しいバー、その二階への下宿。まさに本読みの理想の住まいじゃないですか…!
まるで『森崎書店の日々』のようで憧れます。
十月堂の隣で、大家でもバー「阿吽」の御夫婦。お世話になっているけれど、マスターの独特の雰囲気に慣れない十月堂。
その時、元カノで常連客のマリさんからこんな言葉をもらいます。
ひとりの人を理解するまでには、すくなくとも1トンの塩を一緒に舐めなければだめ
4人の優しいひとりぼっち
十月堂が引っ越すことになり、常連客のジョージさんと田部さんに手伝ってもらい、バー「阿吽」で打ち上げ。
バーには『本なら売るほど2』で登場したエロ漫画家・人見さんもいて、4人で十月堂さんの本棚の話で盛り上がります。
自分の本棚を見せることは、全裸を晒すくらい恥ずかしいとオードリーの若林さんも言っていました。ネットの本棚はともかく、リアルの本棚は確かに恥ずかしいかも。
バー「阿吽」には、十月堂が選書した本棚があり、ほろ酔いで読書もできる。うわー、いいなあ。おまけに自分用のしおりを挟むこともできるんです。
本が読めるバー(昼はカフェ)は知っているけど、美味しいごはんと自分のしおりを挟めるのはいいなあ。最高です。
本なら売るほど
本なら売るほど2
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