久しぶりに神殿に帰ったローゼマインを待ち受けていたのは新官長たちからのお叱りと山積みの仕事と社交界での立ち振る舞いに関する教育でした。
新官長が予想していたよりもかなり早く、社交界に出始めたローゼマインに対する教育がまだまだ足りないので、これから関わるであろう人たちの名前や立場や自分たちとの関係性などを教え込むことになりました。
膨大な量のテキストですが、文字を読むのが好きな彼女にとっては楽しみな時間でもありそう。
印刷業にも変化が起こり、キルベルタ商会との関係、そして心の支えだったルッツや本当の家族との関係にも変化が。仕方がないこととはいえ寂しくなります。でも貴族院にいる間はほとんど思い出すこともなかったようなので、大丈夫そう?と思ったら意外と盛大に落ち込んでいました。
本>家族という考えのようですから、すぐに立ち直ることでしょう。
今回最大の目玉は、ローゼマインにとって初めての「読友」が出来そうなこと!
まず読書が趣味な人が少ない世の中にいて、更に年齢が近くて同じ女性で、本の趣味も合いそうだなんて最高な存在です。
せっかく友だちになれそうだったのに、興奮しすぎて倒れてしまうところがローゼマインらしい・・。
彼女との関係がうまく続くと良いですね。
更には次期領主候補でもある義理の兄との婚約も決まりそうです。こんなに若い(幼い)のに婚約!?と驚いていましたが、本人は「本さえ思う存分読めたら誰でも良い」というスタンスで、あっさり承諾してしまいます。
ここまで潔いと気持ちいいです。
貴族院での生活はまだ始まったばかり。どうなっていくのか。
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