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波津雪希
レビュアー:
着物の纏わる不思議な話。
 本書は『琴子は着物の夢を見る』シリーズ2冊目。
本庄琴子は八王子の市街地にある『本庄呉服店』の
二代目店主であった本庄善一の養女。
三代目店主隆一の次男の柿彦に近い年齢だったため
家系図では叔母となる琴子のことを柿彦はお姉さん
と呼んでいる。
リユース着物専門店本庄の蔵で預かった着物を基本
的に本庄柿彦が、従業員の須崎が査定する着物を本
庄琴子の自宅に持ってきて査定する。
これぞ、リモートワーク?

 今回は『本庄呉服店』のお得意様、浦野の紹介に
より横浜に出張することになった。
しかも、浦野はリユース着物専門店本庄の蔵に着物
を預けると憑き物を落としてくれると言った。
そこで亡くなった娘、真子が来ていた黒の総絞りで
松竹梅が描かれた振袖を身と欲しいと日向菊子が言
って来た。
その振袖を着ると気分が悪くなると言う。
何故だか、本庄琴子は着物触れると着物の来歴など
が見えることを日向菊子に教えてしまった。
本庄琴子の心境の変化なのだろうか。

 今回も夢の中で帰り路が分からなくなってしまっ
た本庄琴子。
いつの日か、現実の世界にもれなくなるのか心配で
す。

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波津雪希
波津雪希 さん本が好き!1級(書評数:2046 件)

本を読むのは、もっぱら移動時間。
移動時間が長い時ほど、読書量が増えます。

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