レビュアー:
▼
『剽窃新潮』を読んで――「(ますます)がんばれ!!いしいひさいちくん」と言いたくなりました。
[2026・4・8・水曜日]
1951年9月2日生まれのいしいひさいち氏の『剽窃新潮』(新潮社)を読みました。いしいさんも、まもなく後期高齢者になるのですね。
いしいひさいちさんの漫画は「がんばれ!!タブチくん」「バイトくん」あたりから始まって「地底人」「鏡の国の戦争」「女には向かない職業」「ののちゃん」など、いろいろと読んできました。双葉社の新書サイズのシリーズもだいたい読みました。
ヒロオカさんが作家という設定のマンガもいろいろとあったかと。
今回の『小説新潮』をもじった『剽窃新潮』が新作のみなのかどうかも含めて記憶はあいまいで、かつて読んだことがあったかのような気もしつつ読了しました。
======================
巻頭マンガ、「ブックオプ」にて、自分が某氏(長嶋センセ)に献呈した本が売られている事実を確認するヒロオカ先生。献呈した時に、「長」「島」という文字に「傍点」をつけていたので確認できた次第。「陰険」な売れない純文学作家広岡センセならではの執念ですね?
書店閉店のお知らせ……。万引が原因との貼り紙を見て憂える広岡センセ。しかし、よく読むと「店主がデパートで下着を万引き」しての閉店と知り……。このブラックなユーモアセンスが好きです?
======================
JRや私鉄の大きな駅構内や改札出てすぐのところにある「本屋」も近年閉店が相次いでいますね。1400円散髪屋などは増えているように見えますが?
ということで、出版事情、作家事情、編集者事情等々、活字業界の内幕をユーモアと風刺で描いたマンガでした。
新書サイズならまだしも、文庫サイズになると、コマの文字も小さくなり、読みにくくなります。本書のように単行本サイズでの刊行だと、読みやすいですね。その分、お値段は高くなりますが。
では、ごきげんよう。
投票する
投票するには、ログインしてください。
現代史関連の本や雑誌が好きです。そうした本の紹介をしていきたいと思います。皆様の読書の参考、そんな本があるのかとの発見があれば幸いです。
この書評へのコメント

コメントするには、ログインしてください。
書評一覧を取得中。。。
- 出版社:新潮社
- ページ数:0
- ISBN:9784103565918
- 発売日:2025年12月17日
- Amazonで買う
- カーリルで図書館の蔵書を調べる
- あなた
- この書籍の平均
- この書評
※ログインすると、あなたとこの書評の位置関係がわかります。
『剽窃新潮』のカテゴリ
- ・文学・小説 > ノンフィクション
- ・エンタメ・サブカル > アニメ・コミック
- ・政治・経済・社会・ビジネス > 社会
- ・政治・経済・社会・ビジネス > 社会問題




















