料理研究家として活躍している著者。
(私は料理研究家としての彼女の存在を知らない)
著者の夫は編集の仕事をしている。
この本は、子供二人が独立し夫婦二人になったことにより
自分たちの暮らしを見直す姿が紹介されている。
最終的には引っ越しをし新しい住まいで
夫婦ある程度の距離を保って暮らしを楽しんでいる。
今の60代夫婦は、夫は仕事、妻は家事、子育てを担ってきた世代。
夫は家のことは一切してこなかった。
掃除もゴミ出しも料理もしない夫に対して
妻である著者は自立できるようになってほしいと願う。
今後は、二人で子育て中にはできなかったことを
楽しみたいと言っている。
主人と奥さん、お父さんとお母さん、ではなく
相棒として共に生きる。
そんな提案をこの本ではしている。
特に家事をしてこなかった夫に対して
家事をシェアしたいと願う妻。
今の60代前後の夫婦は、「妻は家を守るもの。夫は外で
稼ぐもの」そんな考えを持つ人が多いそうだ。
これは育った環境によることも大きいと思う。
60代の夫婦が、新しい生活のために新居を探し
リフォームし、これからの夢に向かって歩み始める。
著者が女性として夢を実現するために苦労してきた現実も
語っている。
料理研究家の著者について知らなくても60代前後の夫婦が
読めば大変参考になる1冊。
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