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わかりやすいから、楽しく読めて理解も深まる。
『はたらく細胞』という漫画がある。
体の中で働く細胞を擬人化し、彼らの苦悩を描いた漫画で、「不摂生したら体内が大変なことになるよ!」という脅迫を受けているような読後感を与えてくれる、とっても為になる漫画だ。
それを読みながら、自らの体内に思いを馳せてみたこと数回。
それぞれの細胞さんたちの疲弊しきった姿が想像できて、思わず目に涙が滲んじゃった。
細胞さん達の為にも、もちろん自分の為にも規則正しい生活や、栄養の偏りのない食生活を心掛けようと思いつつ、誘われるままに焼肉を食べに行ったり、ジャンクフードが続いたり。
こんなことではいけないとは思いつつも、なかなか生活は改善されないままなのである。
そんなだから、ちょっと体内のことについて興味津々の私は、本書に飛びついた。
本書の一番の特徴は、非常にわかりやすいということ。
主な登場人物は三人で、
神出鬼没な、からだ博士
からだのことに興味津々な、びっくり太郎くん
びっくり太郎くんのお母さん。
基本、びっくり太郎くんの疑問にからだ博士が答えていく形なのだが、博士は太郎の家や学校、通学路に突然現れるものだから、太郎の母親からは怪しまれているし、太郎は太郎でびっくりしてばかりいる。
まぁ、そんなことはさておき、体についての様々な疑問をイラストや図解でわかりやすく教えてくれるのがありがたい。
その部位ごとに、関係する数字をピックアップしていくことで大いに興味をそそらせるし、記憶にも残りやすくなっているような気がする。
小学校の理科の教科書の副読本に最適な一冊だと思った。
ここからは私が特に印象に残った数字を、いくつか挙げていきたい。
人体の65%は酸素!(人体の約60%は水分じゃなかったっけ?)
細胞の寿命は1日(小腸のじゅう毛)~30年(骨)まで様々!(お肌のサイクルが1番気になります)
歯のかたさは水晶と同じくらい!(年々脆くなってきています(涙))
直立不動で立っていられる限界は30分!(私は5分でフラフラします)
世界一長い爪はアメリカ人女性が18年間伸ばし続けた731.4㎝で、よく使う指の爪は伸びが早く、小指は遅い。
ちなみに、それとは別口でインド人男性の長く伸ばした爪がタイムズスクエアの博物館に展示されているらしい!(特に見に行きたいとは思わないけど)
読み物としても面白いし、人体についての知識も得られて一石二鳥なお得感満載な本なので、人体に興味がある方にオススメ。
私的には小学生にこそ読んで欲しいし、小学生のお子さんと一緒にお父さんやお母さんが読むっていうのもいいなぁと思う。
最後に、
年齢を重ねるごとに、体について考える時間が増えてきたように感じる。
特に不調を感じるようなことがなくても、なんとなく色んなことが気になってしまう。
そんな私の最近の悩みは、滝のように流れ出る鼻水。
それはもう、アレルギーを疑うレベルなのである。
もちろん耳鼻科へ行きましたとも。
そして検査後、「アレルギー反応は出ないね」というお墨付きを頂き、首を捻りながら鼻の穴にティッシュを突っ込む毎日なのだ。
本書で私の鼻水ミステリーの謎は解明されなかったが、人の1日の鼻水の量が牛乳パック1本分だと知って安心感は得られた。
だからどうしたと言われたらそれまでの話だが、私は満足だ。
今日も笑顔で鼻水をかんでいる。
体の中で働く細胞を擬人化し、彼らの苦悩を描いた漫画で、「不摂生したら体内が大変なことになるよ!」という脅迫を受けているような読後感を与えてくれる、とっても為になる漫画だ。
それを読みながら、自らの体内に思いを馳せてみたこと数回。
それぞれの細胞さんたちの疲弊しきった姿が想像できて、思わず目に涙が滲んじゃった。
細胞さん達の為にも、もちろん自分の為にも規則正しい生活や、栄養の偏りのない食生活を心掛けようと思いつつ、誘われるままに焼肉を食べに行ったり、ジャンクフードが続いたり。
こんなことではいけないとは思いつつも、なかなか生活は改善されないままなのである。
そんなだから、ちょっと体内のことについて興味津々の私は、本書に飛びついた。
本書の一番の特徴は、非常にわかりやすいということ。
主な登場人物は三人で、
神出鬼没な、からだ博士
からだのことに興味津々な、びっくり太郎くん
びっくり太郎くんのお母さん。
基本、びっくり太郎くんの疑問にからだ博士が答えていく形なのだが、博士は太郎の家や学校、通学路に突然現れるものだから、太郎の母親からは怪しまれているし、太郎は太郎でびっくりしてばかりいる。
まぁ、そんなことはさておき、体についての様々な疑問をイラストや図解でわかりやすく教えてくれるのがありがたい。
その部位ごとに、関係する数字をピックアップしていくことで大いに興味をそそらせるし、記憶にも残りやすくなっているような気がする。
小学校の理科の教科書の副読本に最適な一冊だと思った。
ここからは私が特に印象に残った数字を、いくつか挙げていきたい。
人体の65%は酸素!(人体の約60%は水分じゃなかったっけ?)
細胞の寿命は1日(小腸のじゅう毛)~30年(骨)まで様々!(お肌のサイクルが1番気になります)
歯のかたさは水晶と同じくらい!(年々脆くなってきています(涙))
直立不動で立っていられる限界は30分!(私は5分でフラフラします)
世界一長い爪はアメリカ人女性が18年間伸ばし続けた731.4㎝で、よく使う指の爪は伸びが早く、小指は遅い。
ちなみに、それとは別口でインド人男性の長く伸ばした爪がタイムズスクエアの博物館に展示されているらしい!(特に見に行きたいとは思わないけど)
読み物としても面白いし、人体についての知識も得られて一石二鳥なお得感満載な本なので、人体に興味がある方にオススメ。
私的には小学生にこそ読んで欲しいし、小学生のお子さんと一緒にお父さんやお母さんが読むっていうのもいいなぁと思う。
最後に、
年齢を重ねるごとに、体について考える時間が増えてきたように感じる。
特に不調を感じるようなことがなくても、なんとなく色んなことが気になってしまう。
そんな私の最近の悩みは、滝のように流れ出る鼻水。
それはもう、アレルギーを疑うレベルなのである。
もちろん耳鼻科へ行きましたとも。
そして検査後、「アレルギー反応は出ないね」というお墨付きを頂き、首を捻りながら鼻の穴にティッシュを突っ込む毎日なのだ。
本書で私の鼻水ミステリーの謎は解明されなかったが、人の1日の鼻水の量が牛乳パック1本分だと知って安心感は得られた。
だからどうしたと言われたらそれまでの話だが、私は満足だ。
今日も笑顔で鼻水をかんでいる。
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なかなか時間が取れませんが、本を読むのは好きです。
どんどん読書時間を取って、読んでいきたいと思っています。
色々なジャンルの本を読んでいきたいと思っているので、
皆様の感想を参考にさせて頂こうと思います。
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- 出版社:実務教育出版
- ページ数:127
- ISBN:9784788910003
- 発売日:2019年02月27日
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