「世にも奇妙な物語」のファンである朝井リョウが、朝井リョウ風の「世にも奇妙な物語」を書いた本です。いやぁ面白かった。
「シェアハウさない」「リア充裁判」「走れ!金次郎」「13.5文字しか集中して読めな」「脇役バトルロワイヤル」の5編から成る短編集です。
私は「シェアハウさない」「脇役バトルロワイヤル」が好みです。
「シェアハウさない」はシェアハウスという時事風俗を取り入れながら、主人公が抱える過去に社会問題が絡んでいます。
どの話も最後はブラック。
「脇役バトルロワイヤル」は一番コミカルな色が強いです。エッセイでかなり笑わせてもらっていますが、やはりこの方は笑いのセンスがすごいなと思います。
帯がミステリー色を前面にだした謳い文句なのは、講談社文庫だからでしょうか?
純文学の色が強いと感じたので、ミステリーとして売るのは少し違うような気がします。(純文学が良くて、ミステリーはだめという意味ではないです)
ぜひシリーズ化してほしい作品です。
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