本作の「キラキラ共和国」のみでも楽しめますが、前作のツバキ文具店と合わせて読むことをオススメ。
ポッポちゃんは、冒頭で「ミツローさん」と入籍されています。ミツローさんは、「 QPちゃん」のお父さんであり、ポッポちゃんは結婚と同時に小学校1年生になったQPちゃんのお母さんになったわけです。
というわけで、今回はポッポちゃんが、どのように守景(ミツローさんの苗字)ファミリーになっていくかということが、とても温かく描かれています。ミツローさんの前妻さん、ご実家の皆さんも登場。
そして随所にポッポちゃんの実母も登場します。
今回も代書屋として、手紙を書く場面が随所にありますが、前作と比べてあっさりとした印象がするのは、読者の私が「家族物語」と捉えたからかもしれません。
本作では、代書屋の手紙よりもプライベートなお手紙のほうに心をひかれました。
この本の登場人物は、みんな心が真っ直ぐだと感じました。癖は強いけれど、「悪い人じゃないな」と思わせるところが、小川糸さんらしいのかと思いました。
キラキラ共和国の続編も是非書いてほしいと思う作品でした。
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