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“旅ロス”を癒やすにはやっぱり旅に出るしかないか?!
一ヶ月ちょっと海外旅行に出かけていた。
PCの横に地球儀を置いて
書店でも図書館でも自宅でも本棚の前に立つときには
片手に未踏地リストを握りしめていた。
そのおかげでアフリカや中南米、中央アジアの国々の
名前や場所を随分覚えた気がする。
5週にわたる旅を終えた後、
なんだか心にぽっかり穴が空いたよう。
ああこれは間違いなく“旅ロス”だ。
そういえば若い頃は、海外旅行に出かけると
帰国の途につく頃にはもう次の計画を練りはじめて
帰りたくない気持ちを何とか抑え込んだものだった。
この鬱々とした気持ちを払拭するには
実際に旅に出るのが一番だと分かってはいるけれど
あれこれとしがらみがあってそうは問屋が卸さない。
それではやっぱり、旅本を読むしかないかと思ったときに
ふと思い出したのがあの出版の選べる献本にあったこの本だった。
実を言うと以前表紙をみたときには
きっと若者の旅ブログを書籍化した話だろうと思い込み
読んでいないのに読んだ気になってスルーしていたのだけれど
読み始めてみてその活きのいい勢いに驚いた。
現在劇作家として活躍中だという著者は大学生の時
新宿駅の南口で偶然耳にした
ボリビア人の演奏するフォルクローレに心惹かれて
旅にでることを決意する。
大学を一年休学した彼女は
アルバイトで貯めた60万円を握りしめてアメリカにわたり
そこでアルバイトをして準備をしたのち
メキシコに向かったのだが
この旅を続けるにはスペイン語が必須だと気づく
いったん英語圏へでてスペイン語を身につけようとベリーズへ!
おおっ!5週間の旅でなかなか訪れることのできなかったベリーズがこんな所に!!
ちなみにベリーズはユカタン半島の付け根の部分に位置する
英連邦王国の一国たる立憲君主制国家だ。
これも5週間の旅の途中で身につけた知識だったりする。
グアテマラで中国人に間違えられ、
ディスコで乱闘見学?!
ホンジュラスやコスタリカでヒッチハイク
ペルーでバレーボールに興じ
念願のボリビアでフォルクローレに耳を傾けるだけでなく
民族楽器の演奏法を習いもする。
いやいやそんな無茶な
大丈夫なの?
とついつい心配になってしまう読者をよそに
次から次へとチャレンジをしていくその実行力には脱帽するしかない。
もう2、30年、いや40年若くても
とても私には真似はできそうにない旅だったけれど
ラテンアメリカの風を肌で感じた気分になる。
おかげで“旅ロス”に沈んだ気分も急上昇!
またまた旅に出かける気満々になってしまった!!(あれ?)
PCの横に地球儀を置いて
書店でも図書館でも自宅でも本棚の前に立つときには
片手に未踏地リストを握りしめていた。
そのおかげでアフリカや中南米、中央アジアの国々の
名前や場所を随分覚えた気がする。
5週にわたる旅を終えた後、
なんだか心にぽっかり穴が空いたよう。
ああこれは間違いなく“旅ロス”だ。
そういえば若い頃は、海外旅行に出かけると
帰国の途につく頃にはもう次の計画を練りはじめて
帰りたくない気持ちを何とか抑え込んだものだった。
この鬱々とした気持ちを払拭するには
実際に旅に出るのが一番だと分かってはいるけれど
あれこれとしがらみがあってそうは問屋が卸さない。
それではやっぱり、旅本を読むしかないかと思ったときに
ふと思い出したのがあの出版の選べる献本にあったこの本だった。
実を言うと以前表紙をみたときには
きっと若者の旅ブログを書籍化した話だろうと思い込み
読んでいないのに読んだ気になってスルーしていたのだけれど
読み始めてみてその活きのいい勢いに驚いた。
現在劇作家として活躍中だという著者は大学生の時
新宿駅の南口で偶然耳にした
ボリビア人の演奏するフォルクローレに心惹かれて
旅にでることを決意する。
大学を一年休学した彼女は
アルバイトで貯めた60万円を握りしめてアメリカにわたり
そこでアルバイトをして準備をしたのち
メキシコに向かったのだが
この旅を続けるにはスペイン語が必須だと気づく
いったん英語圏へでてスペイン語を身につけようとベリーズへ!
おおっ!5週間の旅でなかなか訪れることのできなかったベリーズがこんな所に!!
ちなみにベリーズはユカタン半島の付け根の部分に位置する
英連邦王国の一国たる立憲君主制国家だ。
これも5週間の旅の途中で身につけた知識だったりする。
グアテマラで中国人に間違えられ、
ディスコで乱闘見学?!
ホンジュラスやコスタリカでヒッチハイク
ペルーでバレーボールに興じ
念願のボリビアでフォルクローレに耳を傾けるだけでなく
民族楽器の演奏法を習いもする。
いやいやそんな無茶な
大丈夫なの?
とついつい心配になってしまう読者をよそに
次から次へとチャレンジをしていくその実行力には脱帽するしかない。
もう2、30年、いや40年若くても
とても私には真似はできそうにない旅だったけれど
ラテンアメリカの風を肌で感じた気分になる。
おかげで“旅ロス”に沈んだ気分も急上昇!
またまた旅に出かける気満々になってしまった!!(あれ?)
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本も食べ物も後味の悪くないものが好きです。気に入ると何度でも同じ本を読みますが、読まず嫌いも多いかも。2020.10.1からサイト献本書評以外は原則★なし(超絶お気に入り本のみ5つ★を表示)で投稿しています。
この書評へのコメント
- かもめ通信2016-08-08 22:09
あーいえいえ、ふらりんさん違うんですよw
<読書で世界を旅しよう♪ 気球に乗って五週間!! >
http://www.honzuki.jp/bookclub/theme/no248/index.html?latest=20
という読書会で、参加者の皆さんと共に世界旅行を楽しんでいたんです。
206の国と地域を全部制覇することについつい夢中になってしまって
図書館本を読まずに返してしまったこともww
楽しかったですよ~世界旅行!!クリックすると、GOOD!と言っているユーザーの一覧を表示します。 - ふらりん2016-08-08 22:33
>かもめ通信さん
そうでしたか、失礼いたしました(笑)
私の完全な早とちりでしたー。
参加したかったんですが、私の体調の関係で
参加できずじまいでした・・。仕方ありません。
実は終了後に掲示板を見ました所(開催中は見て
おりませんでしたので)、かなり盛り上がっていて、
皆さんかなりの引き出しをお持ちでびっくりしました!
「本に国境無し」
それが、掲示板を見た時の感想です。
主催の哀愁亭味楽さんも、さぞ嬉しい事でしょう。
面白い本が「かなり」紹介されていたので、少々困りました・・(笑)クリックすると、GOOD!と言っているユーザーの一覧を表示します。 コメントするには、ログインしてください。
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- 出版社:ブックビヨンド
- ページ数:97
- ISBN:B00R0QEKRG
- 発売日:2014年12月19日
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