不機嫌な姫とブルックナー団
ブルックナーはお好き?
いやー、おもしろかったです。迷うことなく星5つ★★★★★でした。 サントリーホールでのミュンヘ…
本が好き! 1級
書評数:74 件
得票数:1373 票
出かけるときには文庫本を必ず携帯しています。
基本的には、あまり読後感の重くないものが好きです。
こちらのサイトで皆さんのお勧め本を拝見して、次の1冊を選ぶのに参考にさせてもらってきました。どうぞよろしく。
ブルックナーはお好き?
いやー、おもしろかったです。迷うことなく星5つ★★★★★でした。 サントリーホールでのミュンヘ…
簡にして要を得た1冊。とても分かりやすく読めました。
イギリスが離脱を決めて注目を浴びるEUですが、そのEUの成り立ちからイギリス離脱に揺れる現状までを、…
倒産寸前のホテルに新しくやってきた社長が提言した「ホテルを救うための抜本的な対策」とは、スタッフ全員による総選挙で、各スタッフの配置を決定するという方法でした。
舞台となるのはフィデルホテル。オープンして45年になる単独直営の中堅ホテルながら、年間売り上げは最盛…
いい話でした。大崎梢さんの描く家族のお話。『空色の小鳥』が気に入った方なら、これも気に入ってもらえるのではないかと思います。
第1章の冒頭、小学校6年生の平山史彰(ふみあき)が、千葉県銚子のさらに先の、犬吠埼の近くにある漁師町…
60歳と65歳の姉妹のシリーズ第3弾。姉のメアリー・アリスの娘の結婚式に出席していた女性が、2日後、ビルから転落死します。自殺?事故?それとも他殺?姉妹はまたしても事件に巻き込まれます。
時は3月。アラバマの3月としてはめずらしくきれいに晴れた青空の下、姉メアリー・アリス(65歳、178…
外見も体格も性格も食欲も、きわめて対照的な、60歳と65歳の「シニアレディーズ」の姉妹が活躍するシリーズ、第2弾。今回は、クリスマス間近に起こった殺人事件に2人が巻き込まれます。
舞台はアメリカ南部のアラバマ州。主人公は60歳と65歳のシニアレディーズの姉妹。 妹のパトリシ…
刺殺された高齢の男性は、41年前に誘拐され殺された5歳の少年の父親であることが判明する。しかも発見現場は当時の身代金受け取り場所だった。迷宮入りで時効となった誘拐事件と今回の殺人事件の関係はいかに?
静岡県内で、高齢の男性が刺殺死体で発見されます。捜査を進めるうちに、この男性は、41年前に同じ静岡県…
これもいうなれば「安楽椅子探偵もの」の一種になるのかなと思います。
fukuさんの書評 で興味をひかれて手に取りました。 警視庁付属犯罪資料館――通称<赤い博物…
あなたも打ちのめされてみてください。
米原真理さんの書評集。そのパワフルな「読みっぷり」に圧倒されました。本書こそ、まさに「打ちのめされる…
愛すべき善人であるが故に人を疑わず、推理力も今一つのウィザースプーン警部補。新年早々裕福な夫人が殺害され、警部補はため息とともに捜査に入ります。使用人達は今回もご主人様のため、秘かに事件を探ります。
シリーズ第3弾。 当時流行していた交霊会。評判の霊能者の交霊会から帰宅した、アビゲイル・ホッジズと…
久々のアリス・火村コンビのシリーズ。540頁の大作とあって読み応え十分でした。
有栖川有栖の作品では、どちらかというと江神二郎シリーズよりも、アリス・火村コンビの作品の方が好みです…
安楽椅子探偵<ブロンクスのママ>が、コロラド州メサグランデに移り住み<メサグランデのママ>となっての第4弾。3年に1度の地方検事の選挙のさなか、事件は起こります。
メサグランデの街で3年に1度行われる地方検事の選挙。これまで4期12年務めてきたマックブライド検事は…
安楽椅子探偵<ブロンクスのママ>が、コロラド州メサグランデに移り住み<メサグランデのママ>となっての第3弾。街で恒例の素人芝居の今年の題目は「マクベス」。その上演中に殺人事件が起こります。
コロラド州メサグランデの街を舞台にしたシリーズの第3弾。 ニューヨーク市警の元警視デイビッドが、メ…
「安楽椅子探偵」たる<ブロンクスのママ>が、コロラド州メサグランデに移り住み、<メサグランデのママ>となっての第2弾。クリスマスシーズンに浮かれるこの街で殺人事件が起こります。
<メサグランデのママ>の第2弾。元ニューヨーク市警警視のデイビッドが、職を辞し、公選弁護人の捜査官と…
「安楽椅子探偵もの」のひとつ<ブロンクスのママ>シリーズの続編。 息子デイビッドが転職し移り住んだ、西部コロラド州の小さな街を訪れたママは、この地でもいかんなく推理力を発揮します。 今回は長編です。
前作 『ママは何でも知っている』 から20年以上たったとの設定でしょうか。ニューヨーク市警では記録的…
叙述トリックを用いたミステリーと聞いていたので、心して読んだのですが、見事に騙されました。
やられたね、と最後に唸って、読み終えた後も、途中の箇所を何度か読み返して確認していました。そして、そ…
いわゆる「安楽椅子探偵もの」の短編集です。ニューヨーク市警の殺人課に勤務するデイビッド刑事の母が、息子から事件の話を聞き、見事に推理して事件を解決します。
ニューヨーク市警の殺人課に勤務するデイビッド刑事と妻シャーリイは、毎週金曜日の夜、ブロンクスに一人暮…
頭でっかちで、不器用で、自意識過剰な主人公の、悶々たる、されど美意識あふれる失恋物語
京大生の主人公が「水尾さん」なる女性に恋い焦がれ、そして見事に振られた失恋の記。 頭でっかちで…
おやこれは? ボツワナ唯一の女探偵、あのマ・ラモツエの少女時代のお話でした。
ふだんはあまり手にしない児童書ですが、作者の「アレグザンダー・マコール・スミス」で検索してヒットしま…
「沿ドニエストル共和国」――全く知りませんでした。旧ソ連地域の中で、ロシアの支援を受けて独立を目指す「未承認国家」のひとつだそうです。
本書は、コーカサス地方を専門に研究してきた著者が、同地方や他の旧ソ連地域での見聞・調査をもとに、「こ…