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レイノー さん

本が好き! 1級
書評数:949 件
得票数:2339 票

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書評 6ページ目(949件中 101~120件目)

石油・武器・麻薬 中東紛争の正体

  

石油・武器・麻薬 中東紛争の正体

宗教、歴史、民族、エネルギー。大国や多国籍企業の思惑と、大国の影響力の変遷。各国の同盟・反駁。合従連衡の急変といった関係が絡み合う中東紛争は複雑だ。かような中東情勢につきオバマ政権段階の模様を解説

2015年刊。 著者は現代イスラム研究センター理事長(元静岡県立大学教員)。 中東紛争…

投票(2コメント(0)2020-09-22

ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界

  

ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界

13~19Cの中欧諸地域の社会的・政治的・経済的環境を反映し、かつ変容したことが、中世ドイツのお伽噺「ハーメルンの笛吹き男」が周辺に流布し、かつ現代にまで伝承された理由。このことを具体的に追及する

1988年(底本1974年)刊。 著者は一橋大学社会学部教授。  中世ドイツの伝説(お伽…

投票(9コメント(0)2020-09-20

現代の資本主義

  

現代の資本主義

73年以降の大不況期には、ケインズや新自由主義経済学は無力だと指摘する一方、レギュラシオン理論などネオ・マルクス経済学を踏まえ、大不況期やバブル崩壊を解説。納得の立論も、マルクス主義に依拠するかは疑問

1994年刊行(Ⅰ~3章底本81年、論考初出76~94年)。 著者は東京大学経済学部教授(理論経済…

投票(4コメント(0)2020-09-20

ニュルンベルク裁判

  

ニュルンベルク裁判

WWⅡの戦後処理を規定した狭義の国際軍事法廷の他、独内の継続裁判や国際法規範への影響に言及。ニュルンベルク裁判へのドイツ人の忌避的評だが、自省とは程遠い模様を暴露。未完成の国際法規範定立は将来課題か

2015年刊行。 著者はイエナ大学近現代史講座研究助手(人権・国際法史・東西独ナチ訴追史)。 訳…

投票(5コメント(0)2020-09-20

南ベトナム戦争従軍記 (1965年)

  

南ベトナム戦争従軍記 (1965年)

長きに渡るベトナム戦争において、アメリカ軍の積極介入後のベトナムの模様を、当時の南ベトナム側に従いてレポートした書。日記とも言うべき体裁を採用で、現地、特に地雷原での目撃譚の生々しさが際立っている

1965年刊行。  長きに渡るベトナム戦争において、アメリカ軍の積極介入後のベトナムの模様を、…

投票(2コメント(0)2020-09-19

アイヌ民族と日本人―東アジアのなかの蝦夷地

  

アイヌ民族と日本人―東アジアのなかの蝦夷地

古代の蝦夷から、中世の続縄文文化・擦文文化・オホーツク文化を経、蝦夷と出自を異にするアイヌ民族の成立、近世蝦夷地の地位・交易の実を開陳。無文字社会だが、周辺民族の史料・考古学史料からも多くを知りうる

1994年刊行。 著者は宮城学院女子大学教授。  アイヌ民族の歴史が判然としないのは、無文字…

投票(8コメント(0)2020-09-19

アマテラスの誕生―古代王権の源流を探る

  

アマテラスの誕生―古代王権の源流を探る

皇祖神アマテラスが天孫降臨する神話が記紀神話の基礎だとの認識は誤りで、明治政権の負の遺産だが、国譲り神話と天孫降臨神話との非整合性。皇祖神アマテラスの伊勢地方神の面など矛盾は多い。その克服を検討

2009年刊。 著者は元十文字学園女子大学教授(日本古代史・古代文学)。  皇祖神アマテ…

投票(2コメント(0)2020-09-19

両班(ヤンバン)―李朝社会の特権階層

  

両班(ヤンバン)―李朝社会の特権階層

日本では70年代まで、主要大学すら朝鮮史の固有講座は存せず、研究の貧困さを露呈していた。かような朝鮮史研究の道を開拓した著者による両班論。現代の半島すら規定している社会階層の重要性は言わずもがな

1995年刊。 著者は東京大学東洋文化研究所教授(朝鮮社会経済史)。 本書は貴重である…

投票(6コメント(0)2020-09-19

3月のライオン 15

  

3月のライオン 15

生きる縁として棋士を選んだ少年。それは他に生きる縁が見つかった時、将棋への執着心の喪失になるのか?。自らの内面を反映した棋譜を徹底的に研究された事実に向き合う少年は、逃げ場を探しているだけなのか?

 プロになって名人になりたい。そんな無邪気な思いを抱くことなく、生きる縁として棋士を選んだ少年。それ…

投票(1コメント(0)2020-09-17

化政文化の研究―京都大学人文科学研究所報告 (1976年)

  

化政文化の研究―京都大学人文科学研究所報告 (1976年)

京都大学人文科学研究所のメンバーを中心に、日本の近代文化の自生性を検討する上で、前史たる近世文化研究の論考集。文化史が基本なので、経済・政治の分析は背景事情に止まっている

1976年刊。  京都大学人文科学研究所のメンバーを中心に日本の近代文化の自生性を検討する中で…

投票(2コメント(0)2020-09-16
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