ゴブリンスレイヤー12
時間軸としては近接している幾つかの物語が集積した短編集。パーティがシャッフルされているが、その中でも、女性のみのパーティ譚が最も際立った変化球のよう
時間軸としては近接している幾つかの物語が集積した短編集。 パーティが通常とは違って、色々シ…
本が好き! 1級
書評数:949 件
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時間軸としては近接している幾つかの物語が集積した短編集。パーティがシャッフルされているが、その中でも、女性のみのパーティ譚が最も際立った変化球のよう
時間軸としては近接している幾つかの物語が集積した短編集。 パーティが通常とは違って、色々シ…
1人は現代将棋の申し子というべき二冠に挑み、もう1人はプロへの登竜門へ。才能と努力。そして挫折と栄光。絶望的な離隔を自覚しつつ、挑むことを止めない人々の七転八起の様が生々しい
「なにわの白雪姫」、三段リーグ(つまりプロ登竜門)に挑む。一方の竜王八一は、AIの申し子である二冠に…
新章・大学生編スタートの巻。主人公咲太の過去との結着は一応前巻までに落着しており、「少し不思議」系の要素を薄め、普通の大学生の青春物語として物語を進めても十分面白いと感じさせる
新章・大学生編スタートの巻。 過剰な心象風景=劇的な要素は後景に引き、また「少し不思議」の…
挫折した少年が新天地で見出した新たな価値観。これを友と共に懸命に育んできた。子を持つ親ならその姿に落涙せずにはおかない。荒川弘らしさの横溢する2人の鬼父との和解も十分な最適解だろう。堂々の完結巻
祝、本編完結。とても素晴らしい青春マンガでした。 高校入学までに、自らの基軸としていた生き方に…
このすば、外伝。僅かに書き下ろしがある他は、映像版商品の特典用短編小説を集積したもの
映像版商品の特典用短編小説を集積したもの(ほんのわずかの書下ろしもあるが)。 強靭ダクネスの弱…
就農者は半減、高齢化は亢進。産出額も減少し低所得。大規模農業支援策も機能しない現代農業。そのイノベーター達を紹介する本書。中でも「年間カイゼン300」は近代経営への転換を後押しし、高い汎用性が
2019年刊行。 著者はフリーライター。 21世紀になり就農者は半減し、高齢化はさらに…
財務省研修部での地方財務局職員(経済学部卒は少)向け高等理論研修を元にした書。連立一次関数レベルの数式しか使用しないが、ミクロ経済学のさわりには良いかも。が、却って(現代の主流派)経済学の限界も
2012年刊行。 著者は駒澤大学准教授・財務省財務総合研究所上席客員研究員。 財務省研…
本書は、沖縄の他日本各地で過去発生した様々な米兵・米軍の組織的問題行動を解読し、日米地位協定を巡る日米論争(擬き)を開陳。種々の密約を通じ、属国日本を齎し続けている外務省・政策担当者の無責任体制を暴露
2019年刊。 著者は琉球大学専任講師(国際政治史)。 戦後日本は、アメリカ51番目の…
徐々に顕出してきた主人公・八幡の「凄み」。陽乃の毒も、雪乃の孤高も霞んでしまう。しかも最低な相模を救う八幡が、周囲から「最低」と蔑まれる展開とは…。本巻の感想は、唯々ライトノベル、侮りがたし、と
第4巻くらいから顕わになりつつあった主人公八幡の、人としての「凄み」。 文化祭という高校生活ラ…
近時、脳活動の調査手法の拡充と、性能が向上したコンピュータ上のモデル構築が容易になり、意識の科学的解明が俎上に。本書は90年以降の意識の解読、意識の内実に迫るため機械に意識を移植・模倣する研究を解説
2017年刊行。 著者は東京大学大学院工学系(!)研究科准教授及び独マックス・ブランク研究所客員研…
日本会議が安倍政権や自民党政治家とズブズブの関係。神社本庁や生長の家との関係性などを開陳。関係者(あの「盾の会」一期生伊藤邦典ほか)のインタビューや、結果、一問一答式叙述になっている部分は特異な点か
2016年刊。 著者は元共同通信社記者のフリージャーナリスト。 菅野完著「日本会議の研…
本書がサイエンスホラーだとは理解できた。では技術に翻弄された主人公の人間性を如何に暴き出したかったのかは掴みづらい。人間性とは人間関係を構築して培われるが、本書からは関係性に尽きるわけではなさそう…
旧装版1999年刊行(底本1989年、訳出前原本1959年?)。 動物実験のヒト適用とア…
経済成長の点で、アベノミクスがさほどの成功を来さないのは、金融政策への過剰期待が幻想。生産性向上に寄与しない故。かように短中期の金融緩和の有意義さに疑問符が付き、この悪影響に言及しない本書は偏頗
2011年刊。 著者は三菱UFJリサーチ&コンサル…経済・社会政策部主任研究員(応用計量経済学・マ…
男と女が存在し、そこに介在する性。哀しいかなそれは、常に幸福な有り様とは限らない。これを正面からの描写で叩きつけるが、この哀しみを体験・実感したのが、一番地味な少女だったというのが痛々しい
この描写を少女マンガのフォーマットで実現した著者や関係者に驚愕と感服。男と女が存在し、そこに介在す…
通信事業上の革命的技術革新とされる5G。大容量通信を可能にし、かつEUrから情報提供者への情報伝達の容量が増大・ハイスピード化するもの(双方向性が亢進)だが、産業・社会に及ぼす影響を概観する
2019年刊。 著者は野村総合研究所ICTメディアサービス産業コンサル…部テレコムメディアGM。 …
ナッキーと母真理子との関係修復と、これに関わる父。彼を動かした沖田は孤独な境遇を経てきた故に家族間の力学を正確に理解し得た一方、幸福な家族を持つ祝にはできないこと。祝と沖田の対抗を露わにし第3部へ
1980年刊行。 第2部完結巻。 瑞穂高校編の中盤だが、母真理子とナッキーとの関係修復、…
熱く、ドラマテックな展開を見せる瑞穂高校編に突入
1979年刊行。 熱く、ドラマテックな展開を見せる瑞穂高校編に突入。 恋のベクト…
本作はナッキーのトラウマ克服・成長物語だが、彼女に触発された人々、特に祝の成長物語でもある。本気の祝に、「こわいみたい」でも「立派な男子なんだ」と語るナッキー。高校入学後の2人の関係性を暗示する第6巻
1979年刊行。 沖田宅でのクリスマス会から高校入試まで。 沖田の性格描写や家族関係も語…
岩崎の男気に痺れる幕間巻。他方、ナッキーと岩崎との関係、特にナッキーから見た岩崎が語られるが、男女の関係では互いに気のおけない存在であることが重要だが、まさに2人が体現する関係そのもの
1979年刊行。 岩崎の男気に痺れる幕間巻。 文化祭、バスケット大会、受験勉強。中学3…
後遺症に苦しむ飛島に未来と希望を与えたマールに、暗い嫉妬の炎を燃やすナッキーは、逃げるように祖父母の元へ。その二人からナッキーの過去と想いを知らされる。過去回想で主人公の内面を魅せる第4巻
1978年刊行。 ナッキー→飛島⇔マール。初音→祝→ナッキー。舞→田村(委員長)→マール。 …