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三毛ネコ
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植物について知らなかった知識が得られる本です。
植物についての知識が得られる本である。「世界一大きい樹木は?」「スイカはカボチャの根で育つって本当?」などの質問に答える形式で構成されている。

世界一幹が太い木はメキシコのトゥーレの木(スギ科)で、幹回りが45mだそうだ。ギネスにも認定されている。

植物にも血液型があることには驚いた。O型やAB型が多く、ダイコンやキャベツはO型、ソバはAB型だそうだ。人間の体を流れる血液中にあるヘモグロビンは植物の葉緑素、クロロフィルとそっくりだという。動物と植物の基本的な生き方には似た面があるのだ。

ロマネスコ(カリフラワーの一種)という野菜は、小さなつぼみがたくさん積み重なって大きなつぼみになっている。小さなつぼみの並び方を見ると、らせん状に連なっている。そのらせんは13本ある。これが、1、1、2、3、5、8というフィボナッチ数列に出てくる数だという。フィボナッチ数は、松ぼっくりの実やオウムガイの殻の構造にも見られる。これは、生物にとって都合が良いからだ。

ジャガイモ、トマト、ナスはナス目、ナス科、ナス属の野菜である。トマト、ジャガイモは種名で、属としてはナス属になるのだ。その証拠に、ジャガイモの果実(普段食べているジャガイモは地下茎)はトマトとよく似ている。トマトを植えて、同じ場所で次の年にナスを育てようとしてもうまくいかない。同じ属なので、連作はできないのだ。

また、ミカンの小袋をむくと、小さな涙型の袋のようなものがたくさんあり、一つひとつに果汁が満ちているが、これはミカンの「毛」なのだという。私たちは毛の中の汁を味わっているのだ。

植物に関する雑学が学べる。血液型のように、何の役に立つのか分からない知識もあるが、ヒマな人は読んでみてもいいだろう。
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三毛ネコ
三毛ネコ さん本が好き!1級(書評数:930 件)

フリーランスの産業翻訳者です。翻訳歴12年。趣味と実益(翻訳に必要な日本語の表現力を磨くため)を兼ねてレビューを書いています。サッカーファンです。

書評、500冊になりました。これからも少しずつ投稿していきたいと思います。

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