本が好き!ロゴ

閉じる

「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」奇妙な遺言状を残して、御曹司が亡くなった。元彼だった弁護士は、犯人選考会に代理人として参加する。金に目がない凄腕女性弁護士が活躍する、遺産相続ミステリー!

  • 【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状
  • by
  • 出版社:宝島社
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状
強烈である。

婚約指輪を渡された。
「平均が40万円なら、120万円の指輪が欲しいの」
「お金がないなら、内臓でもなんでも売って、お金を作ってちょうだい」

剣持麗子
20代後半
弁護士
金に目がない凄腕女性弁護士

キツイ女
花持ちならない
読み続けられるだろうか?

が、するすると没入してしまった。

元彼が亡くなった。
といっても、3つ前の。
それもたった交際期間3か月。

その彼が奇妙な遺言書を残していた。
「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」
元彼は、大手製薬会社の御曹司だった。

犯人候補に名乗り出た元彼の友人。
その代理人として、森川家の主催する「犯人選考会」に参加することとなった。
数百億円とも言われる財産の分け前を獲得するべく、麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。

果たして、この犯人探し、遺産相続争いの結末は?
複雑な家族関係、交友関係に、ちょっとクラっとくる。

が、面白い。
毒舌、ときに、親密。
したたか。

奇妙な遺言状には、ある計画があったのだ。
犯人は、本線上と薄くて、少しだけ期待外れ。
まぁ、でも楽しめた。
彼女が得たものは、プライスレスなものだった。
  • 本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント
  • 掲載日:2026/05/17
投票する
投票するには、ログインしてください。

この書評の得票合計:1

参考になる:1票
あなたの感想は?
投票するには、ログインしてください。

この書評へのコメント

    No Image

    コメントするには、ログインしてください。

    【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 の書評一覧

    取得中。。。