世界史のリテラシー ボヘミアで、なぜ「先駆的」宗教改革が起こったのか フス派戦争【Kindle】




もしフスが磔刑に処せられなければ、宗教改革は100年早く始まったのか。
テーマは「フス」である。世界史の教科書でいうと、ルネサンスの直前、中世の最後あたりで取り上げられる人…

本が好き! 免許皆伝
書評数:2377 件
得票数:40663 票
片道45分の通勤電車を利用して読書している
アラフィフ世代の3児の父。
★基準
★★★★★:新刊(定価)で買ってでも満足できる本
★★★★:新古書価格・kindleで買ったり、図書館で予約待ちしてでも満足できる本
★★★:100均価格で買ったり図書館で何気なくあって借りるなら満足できる本
★★:どうしても本がないときの時間つぶし程度ならいいのでは?
★:う~ん
★なし:雑誌などの一言書評
※仕事関係の本はすべて★★★で統一します。
プロフィールの画像はうちの末っ子の似顔絵を田中かえが描いたものです。
2024年3月20日更新




もしフスが磔刑に処せられなければ、宗教改革は100年早く始まったのか。
テーマは「フス」である。世界史の教科書でいうと、ルネサンスの直前、中世の最後あたりで取り上げられる人…




外で犬を飼う家が減った今だから味わいたい犬と人間の距離感
アラフィフの私。子供のころ(つまり20世紀後期)、小型犬ならともかく中型犬以上は外の犬小屋にいるのが…





「カタカナ」「直訳」になるだけで、一気に海外文学になりえる日本語の面白さ。そして「翻訳」とは何かを問われる1冊。
ミミ・ナシ・ホーイチの物語 700年前以上前のこと、シモノセキ海峡はダン・ノ・ウラにおいて、ヘイ…




アレクサンダー大王が「仏像」誕生の源流にいた!
インドで生まれた仏教は、誕生から600年にもわたり仏陀の姿を人間の姿で表現してこなかった。 それが…





本当のハッピーエンドな竹取物語が令和の時代に登場!
今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。名をば、さぬ…




西ゴート人の末裔とイスラム教徒、ユダヤ人、そして地中海と大西洋という多様性が大航海時代を生んだ。
1492年。コロンブスはアメリカ大陸を再発見し、イベリア半島ではスペインがグラナダ(グラナダ王国)を…




北欧に輝いた軍事大国・スウェーデン。現在の王家はなんとナポレオンが生んだフランス将軍の末裔。
今でこそ「あこがれの北欧ぐらし」のような扱いを受けるスウェーデン。 ながらく中立国家として第一…




煙突掃除夫見習い、帽子屋、ラジウム・ガール。命を削って働く者もいれば、死を金に換える者もいた。人類の歴史とは労働の歴史である。
動物の歴史が捕食の歴史ならば、人類の歴史は労働の歴史と言っていい。食べるために働いてきた。 映…




最強の非戦国家とは最強の独裁国家ということなのか。武器なき平和は夢のまた夢。
憲法9条に関する改憲の議論が騒がしくなってきた。誰しもが戦争なんてしたくない(はずである)。 …





能が表現する原作を超えた世界を垣間観る。紫上、六条御息所は成仏できたのか。
著者はリンボウ先生である。国文学者にして「謹訳 源氏物語」を上梓した偉大なる文章家である。彼は能にも…





落語「芝浜」の棒手振りは酒の夢を見たのか。そして、茶請けにまんじゅうを食べていたのか。これを読むと「芝浜」の見方が変わる。
著者・中島晴矢は、現代美術家であり、批評家である。10年以上前から知っているし、結婚式にも参加させて…




神皇正統記が読みたくなる。東国に下った後醍醐天皇の寵臣・北畠親房が見たものとは。
北条時行を描いた「逃げ上手の若君」が完結する。 鎌倉幕府滅亡後に産声を上げた建武の親政を揺るが…





写真を撮るとは自分自身を撮るということなのか。洋子と昌久の12年を見つめる。
昨年2025年は写真家・深瀬昌久の年であった。 彼の生涯を映画化した「レイブンズ」が公開され、…




喧嘩っ早い若者が豊臣秀長と出会い、才能を開花する。恩人である秀長の大和豊臣家が秀吉に潰された後、家康に寄り添い大坂豊臣家を滅ぼす。彼がいなければ茶道の流れが変わっていたかもしれない。
藤堂高虎をミネルヴァ日本評伝選が取り上げた。 高虎というと、戦国時代から江戸時代にかけて主人を渡り…




江戸時代に残った「足利」氏の末裔。将軍家の臣下ではなく「客分」扱いで10万石の家格で遇された名門。明治時代以降、出自の「足利」に苦しむことになる。
わずか五千石、小さな大大名の遣り繰り算段―“名門”喜連川家を中心に学ぶ「武士の生き残り術」 で取り…




戦前に伊豆七島で調査した著者による史実と伝承が織りなす《流人の日本史》
著者は1906年生まれ。1935年4月ににあの「硫黄島」に小学校教師として赴任。同年10月に三宅島に…





「食の図書館」シリーズ初の単独商品。米軍の行くところスパムあり。米軍が畑を奪い金になる仕事とスパムを与える。そしていつしか郷愁の味になっていく。
「食の図書館」 が今回紹介する食品は、「スパム」である。 「スパム」はランチョンミートのなか…




何はともあれ「黒田清輝」は偉大だった。そして、それが故に東京偏重と今に続く歪みの原点を生んでしまった。
「洋画」 この言葉を聞いて、多くの人は海外の映画作品を思い起こすだろ。しかし、「油絵で描かれた…





若き当主・一色五郎と細川忠興が正面からぶつかる。至高の歴史小説が生まれた。
親子そろって出生に異説があるというのも珍しい。 細川藤孝(のちの幽斎)、忠興父子のことである。…




「家はその人の領域」。怪しいモノと「壁」について考える6作品。
家とはなんであろうか。 旅先でホテルに戻るのとは違う安堵感が「帰宅」にはある。明らかに自分の「…