源氏物語 02 帚木【Kindle】
源氏物語はポルノなのか? 女性作家が男の求める女の理想像を書く意味はどこに?
世に名高い、「雨夜の品定め」とは誰が名づけたのでしょう。 昔、もっとエロティックな方面のお話かと期…
本が好き! 1級
書評数:791 件
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小学校時代は図書室に入り浸って子供向け全集を読破したり、本の続きが気になってランドセルを背負ったまま読みながら歩く子どもでした。小遣いでポプラ社のルパンを全巻揃えていたので、本屋の店頭で280円が380円になっていたときは大ショックでした。
中高時代は親に貰った昼食代で文庫を買ってしまい、昼食を摂らずに読んでいたことも・・・当時の愛読書はG・K・チェスタトンと「銀の匙」。
大学進学後は生身の人間の方が面白くなり読書量は減りましたが、30すぎてからまたぼちぼち読むようになりました。
出産を機に哲学の古典をソクラテス以前から読んでみたり(途中であえなく挫折)、シェイクスピア全集を読破したりしました(もちろん日本語)。
長距離電車に乗るのに本を持っていないと耐えられない体質でしたが、最近は年をとったのか、パズルでも大丈夫になってしまいました。
息子たちも本を語れる年になってきました。
息子らはアクションが好きなのですが、私は結局のところ、北村薫やら宮部みゆきの方が落ち着きます。
源氏物語はポルノなのか? 女性作家が男の求める女の理想像を書く意味はどこに?
世に名高い、「雨夜の品定め」とは誰が名づけたのでしょう。 昔、もっとエロティックな方面のお話かと期…
やっぱり物語が好きなので、今年は皆さんと読み進めてみようと思います。
皆さま、お久しぶりです。 「桐壺」を再読しての感想。 桐壺の更衣、「なつかしうらうたげなりし…
70年もの間、立憲君主として国民に奉仕された女王陛下のロンドンに敬意を表して。 12歳のテッドは魅力的な少年探偵です。 正統派のミステリで、ジュブナイルといえども、子ども騙しではありません。
ロンドン・アイは21世紀ロンドンの新名所で、巨大観覧車。 12歳のテッドは、いとこのサリムの希望で…
「三体」三部作で有名な中国のSF作家劉慈欣の、日本初短篇集。 SF苦手でも、大丈夫。 短篇小説として楽しめます。
「三体」三部作で有名な中国のSF作家劉慈欣の、日本初短篇集。 鯨歌 デビュー作にしてこ…
本好きにしかわからない、本と暮らす幸せ。 表紙の絵のような日常が続きます。 淡い水彩の絵が中心で、文字はそんなに多くないけど、 本たちと一緒にいる絵が文章以上にものを言う。
「あるとき 汽車でひとり旅。 そしたら 帰り道がわからない。」 まではあるとしても、 「しかた…
翻訳でできること・できないこと。 ひとは違うから面白い。 読み応えのある、盛りだくさんの本でした。 翻訳者さん、ありがとう!
翻訳とは何か。 翻訳は原作の代わりにはならない? 詩は翻訳で失われる? ジョー…
史料から事件を捉え直す試み。 読みやすい本ではないが、過ちを繰り返さないためには歴史に学べ。 互いの命を尊重し合う社会を取り戻したい。
1936年2月26日のいわゆる「二・二六事件」。 日本史で必ず習う歴史の転換点なのですが、表面的な…
2000年新装版。 主人公は、迫害されたユダヤ人のフリードリヒではなく、 時代に流され、意識せずに変質していく「ぼく」である。
1925年にぼくが生まれた1週間後に、フリードリヒ・シュナイダーは生まれた。 同じアパートの1階上…
性差別の壁を打ち破り、やりたいことをやった若い女性改革者たち14人。 ガラスの天井なんてあるの?このくらい突き抜けないと道は開けない。 #はじめての海外文学vol.6 #はじめて出会う世界の絵本
性差別の壁を打ち破り、自分のやりたいことをやった若い女性改革者たち14人についての13の物語(一つは…
ミステリを読み慣れない方にこそお勧めする、いい感じのアガサ・クリスティー。
数十年ぶりに読み返し、細部は忘れていたけれど、これぞクリスティーという作品だと思った。 考古学者と…
椅子は、自分の場所、平和な日常の象徴。 ある日突然、自分の椅子がなくなってしまった人を難民という。 それは明日の自分やその家族かもしれません。
椅子は、自分の場所、平和な日常の象徴。 ある日突然、せんそうがやってきて、自分の椅子がなくなってし…
時空を超えた不思議な手紙のやり取りをする二人のウニュ。 家族の絆は、ここではまだ信じられている。 平凡な日常は奇跡。
2016年を生きる数え16歳のウニュには母がおらず、どんな人であったかの情報も全くない。 父はよそ…
日本近現代史の語り部が論客たちと紡いだ平和への願い。 同じ間違いを繰り返さないために、 年寄りの話は聴いておくものだ。 今ならまだ引き返せるのだから。
日本近現代史の語り部、「歴史探偵」と言われた半藤一利さんは、去年亡くなりましたが、 生前の東京新聞…
「私的で詩的な一文字の辞典」「人は誰でも自分だけの人生という言葉の辞典を持つ」 「この辞典の最後のピースはあなたです」 帯の言葉に偽りなし、読者の数だけ豊かに広がる言葉の辞典。 祝・日本翻訳大賞受賞!
手にして、パラパラとめくったら、ああ、これは買わねばと思った。 韓国語学習者ならば、ぜひ手元におい…
少女時代に愛読し、影響を受けた本の一冊。 KiKiさんに触発されて再読した時のメモが残っていました。
少女時代に愛読し、影響を受けた本の一つ。 大晦日に集合する12の月の精。 真冬に4月の花…
「魚を含め、共に暮らす生き物から、人は多くのことを学ぶ。 彼らはわたしたちが直視できない水面下の感情や行動を映しだす鏡のようだ。」 出てくるのは観賞魚ベタ、ゴキブリ、牝猫、菌類、毒蛇、そして人間。 怖っ!
第3回リベラ・デル・ドゥエロ国際短編小説賞受賞作。 設定は突拍子もないのに人間の現実が描き出される…
冬の絵本と言ってまず思い出すのは 「お母ちゃん、お手々が冷たい、お手々がちんちんする。」 南関東には珍しい雪で、その感覚を思い出した。 大人の絵本・日本の童話名作選シリーズの一冊。
冬の絵本と言ってまず思い出すのは 「お母ちゃん、お手々が冷たい、お手々がちんちんする。」 …
人生は、 自分の思いとは関係なしにある日突然終わってしまうものだけれど、 その日まで、もう少し、 続けてみます。
小蘿(ソラ) 娜娜(ナナ) 縲基(ナギ) という早く父を亡くした3人の若者が主人公。 ナナは…
マジョリティの誰もが意識せずに抱えている人種差別主義(レイシズム)に向き合うための最初の一歩。 交通事故現場で救急隊が被害者そっちのけではねた車の運転者をケアしなければならないような実態に気づく。
著者は64歳の白人女性。批判的言語分析と白人性研究の専門家。 反レイシズムトレーニングを実践しなが…
生活と言葉を大切にしている人の確かさがある。 些細なことの中にハッとする本当の生活。 こういう若い人と出会えると嬉しくなるし元気が出る。 いつか泣いてる女の子助けてやろうと思う。
著者は1994年生まれ、盛岡市出身・在住の会社員で俳人、歌人。 日常生活を描いた短いエッセイを…