死体入門! (ナレッジエンタ読本 7)

身体が死体となった後。
文字通り、死体に関する入門書である。 人体が「遺体」となったらどのような経過を辿るのか、ミイラとは…

本が好き! 免許皆伝
書評数:1831 件
得票数:50122 票
分子生物学・生化学周辺の実務翻訳をしています。
本の大海を漂流中。
日々是好日。どんな本との出会いも素敵だ。
あちらこちらとつまみ食いの読書ですが、点が線に、線が面になっていくといいなと思っています。
「実感」を求めて読書しているように思います。
赤柴♀(もも)は3代目。
この夏、有精卵からヒヨコ4羽を孵化させました。そろそろ大雛かな。♂x2、♀x2。ニワトリは割と人に懐くものらしいですが、今のところ、懐く気配はありませんw

身体が死体となった後。
文字通り、死体に関する入門書である。 人体が「遺体」となったらどのような経過を辿るのか、ミイラとは…




複雑な生活環を持つ寄生虫との闘いを巡る、複雑な事情
マラリアと人類の闘いの起源は実に50万年前、ヒトが火を使い始めた頃に遡れるという。病原体自体はそれ以…



現代病である認知症の多くを占めるアルツハイマー病。その歴史と今後の展望を追う。
アルツハイマー病。今日まで増加の一途を辿り、今後も増えていくであろうその病は、21世紀の病気とも言え…

長く差別の対象となった1つの病気の歴史
毎年1月最終日曜は世界ハンセン病の日である。それに合わせて、というには少し遅れたが、ハンセン病の1冊…




がん分子遺伝学の黎明期と、最初の標的薬誕生までの道のり
白血病というと、かつては不治の病の代名詞で、一昔前のテレビドラマでは薄幸のヒロインが罹る病気の代表で…




三本脚の椅子は、四本脚の椅子から脚を1本除いたものではない
スリリングで、広い地平を拓く本である。 著者の専門は美学・現代アートだが、元々は生物学を志していた…




「地続き」の貧困を考える
生活保護をめぐる問題や子供の貧困。ニュースは日々あれこれと耳にするけど、「貧困」って具体的にどういう…

「望ましい老後」「豊かな老後」ってどんなものだろうか・・・?
介護民俗学。あまり聞き慣れない言葉である。 この本には前段がある。同著者による 『驚きの介護民俗学…





長いつきあいのはずの彼らのことを、私たちはあまりにも知らないのかもしれない
あなたは1人で生きているのではない、といわれたら何を思うだろうか。 人は誰しも支え合って生きている…

侮れぬ「死に至らぬ病」
対策が必要な病気というと何を思い浮かべるだろう。三大成人病と言われる、がん・脳卒中・心臓病だろうか。…

医学論文がほんのちょっと身近になるかもしれない、びっくり論文の数々
医学論文、て何でしょうか? 医学に限らず、科学の研究をしている人たちには、「論文」が実績となります…

学術誌natureのコラムから、分野の「最新」を見渡す
基礎科学系の研究者の実績とされるのは、主に、学術雑誌と呼ばれる雑誌への論文掲載である。学術雑誌は数々…





何を知り、何を了承し、何を選び取るか
日本の出生前診断の70年代からの流れを追い、現状までを見渡す1冊。デリケートな問題を扱いながら、丁寧…



後天性サヴァン症候群とともに生きる
『日経サイエンス 2015年 02月号』 の特集は「後天的な天才」と題されるものだった。その中に、…

永遠に続く「現在」を生きる
脳科学の分野でよく知られた患者がいた。通称「H.M.」。 彼はてんかん治療のためという名目で、19…




高すぎる致死率が意味するもの
2014年の春から夏に掛けて、エボラ出血熱(エボラウイルス病)が大発生(アウトブレイク)し、世界中を…




「実はボケ老人なんて一人もいないのではないか?」
話題の1冊である。 主人公「恭平」は、都会の建築事務所でボランティアのようなことをして過ごして…




早めに導入、気長に調整
*献本ありがとうございます。 補聴器の選び方の本です。「60歳からはじめる健康法」とありますが…



孤立でなく自立して暮らすためのヒント
現役時代から引退して老後へ。体力的にも衰えが出てくる中、老後をどのように暮らすのがよいのか、ちょっと…




いろんな犬のいろんな毛。決めているのはいったいなぁに?
犬にはいろんな種がいます。グレートデンのような大型犬からチワワのように非常に小さいものまで。身体の大…