別冊 図書館戦争〈2〉





Ⅰが郁の物語だとすればⅡは柴崎麻子の物語。いつも完璧なフォローを見せる柴崎だけど、やっぱり女の子なんですよね。そんな彼女の一面を垣間見ることができて、ちょっと嬉しかったです。

本が好き! 1級
書評数:574 件
得票数:1157 票
み~くまです。こぐまが2匹のおかあさんです。
ファンタジー、ミステリー、古典、歴史物から児童書まで、本なら何でも大好き♪
本との一期一会・・・今日はどんな本と出合えるかな☆





Ⅰが郁の物語だとすればⅡは柴崎麻子の物語。いつも完璧なフォローを見せる柴崎だけど、やっぱり女の子なんですよね。そんな彼女の一面を垣間見ることができて、ちょっと嬉しかったです。





本編とは異なり、純情娘である郁が「女性として」成長していく姿を綴った物語。遠い昔、初めて恋を成就させた時のトキメキ・・・恋をした経験のある女性なら思わず頷きながら読んでしまう場面も多いと思います。





感激~!!! 最後の一行までたっぷりと楽しませてくれる・・・そんな素敵な物語でした♪ きっと、機会をみつけては何度も読み返したくなる気がします!ともあれ、今はこのまま続けて「別冊」に突入しま~す!!!





出雲で実際に巨大柱のレプリカや空中神殿の再現模型を見たことがあるので、作中に神殿の絵が登場したときにはビックリ!七夕伝説や竹取物語は大好きなお話なので、タタル君の言葉はとても胸に痛かったです(ToT)





いつもは冷静な小牧教官の熱い一面を垣間見ることができて嬉しくなってしまいました♪スーパーエリートに囲まれた毎日の中でも、郁の輝きは全く色あせることなく、さらに魅力をアップしていくように感じます。





堂上と郁のコンビはまさに「ボケとツッコミ」。彼らのおかげであっという間に作品の中へ惹き引き込まれました。でも「焚書坑儒」という言葉が心に浮かんで消えない。大好きな本を巡る悲しい抗争の続きが気になります





最後の一行を読み終える瞬間まで、ドキドキしっぱなしの作品でした。「パラドックス」という言葉の重さをしみじみと感じました。逆説の逆説は、やはりどこなねじれた結末しか生まないのでしょうか。





「ことばのおくりもの」というタイトルが、まさにピッタリの本でした。つい頑張りすぎていた肩の力がふっと抜けて、とても穏やかな気持ちになりました。
あまんきみこさんと言えば、数々のすばらしい童話を世に送り出してこられた方です。 私が子供の頃から大…





何度も行ったことがあるのに、肝心の三十六歌仙絵がまったく記憶にないなんてショック!それに、まさかこんなに壮大な龍脈が登場するとは思いませんでした。タタルくんの薀蓄を待ちわびる私は立派な「タタル病」?!





これまでの3作に比べると随分読みやすくて、あっという間に読了!でも、タタルくんが語る「式」の証明はかなり衝撃的でした。清明大好き人間の私としては「陰陽師」を読む時にかなり複雑な心境になりそうです☆





走たちの駅伝がスタートした後は、読みながら何度も目頭が熱くなりました。それに・・・読むにつれ、この単行本を彩る表紙の素晴らしさを感じました。箱根の季節が巡ってくるたびに、大切に読み返したいと思います。
銭湯からの帰りみち、偶然見かけた万引き犯。 ハイジは、その男が走る姿に目を奪われた。 思わずママ…




兼ねてより訴えていらっしゃったAIの導入に関して、いよいよ咆哮をあげたという印象を受けました。「死因不明社会」を読んだ後に手に取ると、もっと切実に物語の示唆する闇が見えてくると思います。




人は日々の営みの中で誰かを傷つけてしまう。その罪は、どうやったら償えるのでしょうか・・・。もしかしたら、永遠に償うことなどできないかもしれない。「それでも最後まで生きよ!」と語り掛けている気がします。
人を傷つけるものは、刃物だけではない。 言葉によって、人は人の心を殺すことができるのだと、ある経験…





四谷怪談では貞淑な妻だったお岩を、なんと美しく凛とした女性へと変貌させたことでしょうか。そして、悪の権化のような夫さえも☆読了後の何とも言えないやるせなさ。暫くはこの哀しみに身を委ねたいと思います。





ゆっくり読もうと思っていたのに、あまりの面白さに一気読み!もったいない!!!でも期待を裏切らないすばらしい物語でした。さらに実力をましたパオリーニの筆力に思わず感激!!!
マーダグに完敗したショックから立ち直れないまま、ローランとともに甲斐ぶるレザルブラカの根城へ向かうエ…





久しぶりに再会したエラゴンとサフィラは、一段とたくましくなり、その強さと優しさを増したように感じました。それがとても嬉しかった♪また、二人を結ぶ絆の深さは、読む人の胸を打つほど!感動しました♪





ミステリーというよりは、幻想小説と呼ぶほうがピッタリでした。「現代版幸福の王子」ともいえるファンタジックな舞台設定。しかし、幻想的なムード漂う中で描き出されていたものは、現代社会が抱える深い闇でした。
謎の集団暴走族「ルート・ゼロ」。 暴走行為を繰り返しながら、一度も警察に検挙されることがない不思議…





いつの日か、アスラが再び「花で織った布」を身にまとい、少女らしい笑顔を見せてくれることを願わずにはいられません。





バルサと出会わなければ、きっと異なる哀しい運命がアスラを襲っていたことでしょう。けれど、幼いアスラが選んだ道はあまりにも悲しい。いつの日か、アスラが再び笑顔を見せてくれることを願わずにはいられません。





私もホームズが大好き♪だから、楽しみながら登場人物たちの話を聞くことができました。けれどタタルが最後に示した考察はちょっとショック!この命題については、まだ「QED」とは言ってほしくない気がします。