千年の黙 異本源氏物語





あの時代に、女の身でここまで「男性目線」の物語が描けるものなのかと疑問に想っておりましたので、その想いに一つの可能性を示してくれたと思います。紹介されていた『輝く日の宮』もぜひ読んでみたいと思います。
今を遡ること千年前・・・ 平安の都では、藤原氏がわが世の春を謳歌していた。 時の左大臣 …

本が好き! 1級
書評数:574 件
得票数:1157 票
み~くまです。こぐまが2匹のおかあさんです。
ファンタジー、ミステリー、古典、歴史物から児童書まで、本なら何でも大好き♪
本との一期一会・・・今日はどんな本と出合えるかな☆





あの時代に、女の身でここまで「男性目線」の物語が描けるものなのかと疑問に想っておりましたので、その想いに一つの可能性を示してくれたと思います。紹介されていた『輝く日の宮』もぜひ読んでみたいと思います。
今を遡ること千年前・・・ 平安の都では、藤原氏がわが世の春を謳歌していた。 時の左大臣 …




真っ白な雪の中でで舞う二羽の鷺。その純白の美しさと踏み荒らされた雪の黒とが強いコントラストを描き出し、語られぬ物語の未来を想って切なくなりました。





いせさんの優しいイラストに思わず目を奪われて手に取りました。グレイの愛らしい姿に癒される一方で、いせさんの語る切ない物語に胸がしめつけられる想いです。思わず、我が家の柴わんこを抱きしめたくなりました☆




自読み終わった後、あまりの理不尽さに思わず絶句してしまったけれど・・・見事なまでに計算されつくしたパラドックスの世界に魅了されました。





A級戦犯については何度か耳にする機会があったのですが、BC級戦犯については今まで殆ど意識したことがありませんでした。キジマのような人が、きっと沢山いたはず・・・。そう思うととてもやるせない気持ちです☆
時は第二次大戦終結終戦直後。 戦犯容疑者が収容される巣鴨プリズンを訪れた1人の外国人。 彼の名は…




写真に図解にDVD!!これなら子供から大人まで、大切なポイントが簡単に理解できますね♪何よりも嬉しかったのは、基本的な練習方法が丁寧に説明されていたこと。秋の運動会に向けて早速練習開始です!!!
ページ数はわずか79ページ。 陸上の専門用語が並んでいたらどうしようかと、ちょっと不安を抱きながらペ…





愛しのジェレミー・ブレッド様を独り占め!!!思わず興奮しすぎちゃった(;´▽`A``もう・・・最高ですっ☆





つい、また買ってしまいました~(///∇//) ぱんだのツッコミがテンポアップしていると思ったのは私だけでしょうか☆これを<大長編>とタイトルに記載してしまうセンスに爆笑です!





不思議な青い小鳥ティンの仲間を探して、クラリとティンの旅が始まりました。ライオンなのに小鳥を食べることができないクラリ。小鳥なのに、ライオンのクラリを全く怖がらないティン。とってもステキなコンビです。





ベジタリアンのライオン「クラリ」と、不思議な鳥「ティン」。二人の心温まる物語は、私も子どもたちも大好きです♪孤独なクラリの心に舞い降りた、幸福の青い鳥。我が家にまた一冊、宝物が増えました。





次第に那智ファン向けに難易度があがっていく・・・そんな印象を受けたシリーズ三作目。冬狐も再登場し、ちょっぴり贅沢な気分でのエンディングとなりました。このシリーズ、ぜひとも続きを期待したいと思います♪





このシリーズ、長編形式よりも短編形式のほうが好き♪本屋ならではの謎解きも魅力ですが、そこに織り込まれた人情や人の温もりにとても惹かれます☆この本を読むたびに書店でバイトしたくなるのは私だけでしょうか。





「ハレ」と「ケ」の織り成す独特の世界観。「遠野物語」の一節が鮮明に蘇ってくるような作品でした。ミステリの形態をとっていますけど・・・やはり中心は「民俗学」であり「那智ワールド」なんだと思います。



表紙からしてちょっと怖い A(^_^; じわ~っと言い知れぬ不安感が心の奥に広がるような感じでした。贅沢を言えば、絵をプリントしたページだけ紙質を良くして欲しかったなぁ~☆





つい先入観を持ったり、偏見を抱いたりして、人の言葉を素直に受け入れられないことが多くなりました。でも、素直な心で「かぼ」の言葉に耳を傾けられたら・・・今よりは少しだけ幸せな人生を歩めそうな気がします。




思いっきりサラッと読める「遠野物語」・・・という印象。江戸時代の備忘録が元になっているのに、現代人でも自然に受け入れられるよう上手く言葉を織り上げて描きなおしてあるところは、さすが京極先生です♪




柔らかい言葉で淡々と綴られる日常。平穏な日々が、なんと愛おしいことか・・・☆いつか必ず訪れる別れ。だからこそ、今のこの一瞬を大切にしなければならないと改めて感じました。
「心」ってどこあるんだろう。 「心」は、目でみることも、手で触れることもできない。 でも・・…





前作よりもさらに物語性アップ!志乃の成長振りが微笑ましく、仲間達の目に見えない絆が頼もしく、物語の奥行きをより一層深めてくれているように感じました。ラストシーンは・・・思わず目頭が熱くなりますよ☆
前回の事件で、全てを失ってしまった志乃。 しかし・・・志乃には新たな仲間が出来た。 元刑事で探偵…





店頭でふと目が合って衝動買いしてしまいました(///∇//)でも悔いなし♪「賢者の石」から「謎のプリンス」までの映画ポスターが贅沢にも一冊の本にまとめられていて、もう、頬ずりしたいくらい感激です!




改めてこの病の残酷さを痛感しました。ミステリというよりは、美しい悲恋の物語という印象を受けました。しばらくは、胸の中に切ない余韻が残りそうです。