松雪先生は空を飛んだ(上・下)
ミステリーを読むときのように全体像を明らかにしていく楽しみが味わえます
タイトルにあるように、松雪先生が鳥のように空を飛ぶので、この作品にはファンタジー要素が入っています…
本が好き! 1級
書評数:383 件
得票数:1846 票
ミステリやサスペンスなどのエンタテイメント作品が好きです。好きになったきっかけは、パーネル・ホール氏のスタンリー・ヘイスティングズ・シリーズ。探偵とは名ばかりのドジなスタンリーが毎度まいど悪戦苦闘。自分自身のトホホな日々の暮らしとスタンリーのドジっぷりを比べつつ読んでいました。
次作はまだかな、そう思えるシリーズがわたしのなかでまた増えることを期待しつつマイペースで読んでます。
ミステリーを読むときのように全体像を明らかにしていく楽しみが味わえます
タイトルにあるように、松雪先生が鳥のように空を飛ぶので、この作品にはファンタジー要素が入っています…
詰め込み過ぎかも……
『未来を読み解く』、つまり未来がどうなるかを自分なりにイメージするための指南書です。過去に起こった事…
悲劇のなかの成長物語にページを繰る手を止められません
この著者の作品『グッド・ドーター』を読んだことがあります。ページターナーだという点は、両作品とも同…
希望と怪物という組み合わせが興味深い
現代サブカル (アニメや映画、マンガやライトノベル) において、希望が怪物とともにどう描かれている…
服を買う際、参考になりそうなことが見つかりました
着る服がないわけではないのに、今日着る服がないと常々思っているのは、いま着ている服に納得がいってい…
本当に解決すべき問題か、そこから疑ってみるべきかも
社内教育などで認知バイアスを学ぶ機会が増えました。広辞苑によると、「バイアス」とは、「偏向」のこと…
スターバックスの事例からダイバーシティの効果を学べました
2020 年代がまだ半分も終わっていないのに、なんとも気の早いタイトルだとは思いましたが、『持続的…
練りあげられたプロットを楽しめます
いわゆるフーダニットは、殺人事件などが起こり、その犯人探しという謎解きが始まるのが一般的です。いっ…
AIが社会をどう変えるかが不透明だからこそ、わたしたちはその不確実性に対処していかねばならないのかも
タイトルにある、『AI がもたらす日常生活』を予想するにしても、まず AI が何かをはっきりさせる…
店に足を運びたくなりました
昔、無印良品のシンプルなデザインが好きで頻繁に店舗を訪れていた時期がありました。ある日、フライパン…
作家のふり幅が感じられました
以下が収められた短篇集です。 - そしてクマになる - なごみ探偵おそ松さん・リターンズ - 家…
人種とは何か、ますますわからなくなりました
『ハーレム・ルネサンス』(一般的に 1910 年代末から 1930 年代半ばを指します) と呼ばれる…
タイトルに虚を衝かれました!
この本のタイトルに虚を衝かれました。時間の存在理由を考えたことなどありませんでした。 この本は…
あなたの心にも監獄がありませんか?
著者は、16歳でアウシュヴィッツ強制収容所に送られるという経験をした心理学博士です。そんなイーガー…
『冬の鬼』は、映し鏡のようでした
ホラーミステリーのアンソロジーです。各作家の作品名は次のとおりです。 宇佐美まこと『水族』 小野…
絵本でプログラミングに必要な要素が学べます
表紙に『プログラミング教育のエッセンスが詰まった絵本』とあります。プログラム実行環境を個人で用意す…
もっと早く知りたかった! 消毒はCOVID-19の感染予防効果が薄い
COVID-19 の大流行以降、あらゆる場所で手指の消毒を求められるようになり、アトピー性皮膚炎を…
絵の背景を知って初めて感じる怖さがあります
絵画のなかのモノに注目するスタイルで、32 点の絵画が取りあげられています。絵に描かれた場面、絵の…
手に汗握る逃亡劇です
長篇小説だと、目次がない場合もありますが、本作には、女性のものと思しき名前ばかりが並ぶ目次がありま…
短い解説が、意外にも奥が深かった
タイトルのグリム童話とは、兄ヤーコプ (Jacob Ludwig Carl) と弟ヴィルヘルム (…