ビンボー魂 おばあちゃんが遺してくれた生き抜く力
雑誌のモデルから俳優になった風間トオルさんは、極貧の少年時代を送った。みじめで暗い時代ではなかった。貧乏力によって強靭な精神力・生命力が備わった。貧乏だろうが何だろうが、人は独りで生きられる。
5歳の時、両親が離婚する。捨てられた形になり、祖父母に育てられた。祖父母にはわずかな年金しかなかっ…
本が好き! 1級
書評数:248 件
得票数:1719 票
本を読んでも内容をほとんど覚えていません。
読んだはずなのに、気づかずにもう一度読んだことがあります。
最後まで読んでも以前読んだことを思いださなかった。
ということがありまして、ショックを受けました。
そこで、内容を覚える事は無理でも、読んだ記録をつけようと思いました。
(2010年12月22日 登録)
雑誌のモデルから俳優になった風間トオルさんは、極貧の少年時代を送った。みじめで暗い時代ではなかった。貧乏力によって強靭な精神力・生命力が備わった。貧乏だろうが何だろうが、人は独りで生きられる。
5歳の時、両親が離婚する。捨てられた形になり、祖父母に育てられた。祖父母にはわずかな年金しかなかっ…
毎朝ジョギングを続けるなら、トレーニングウェアを着て寝ろ。
人は夢を持っている。しかし実現した人は少ない。難しくもないことでも、継続できないものだ。そうして自…
ベンチャーの成金成功者にはない、大物経済人の力強い教訓。
著者は伊藤忠商事社長・会長を務めた。民間人出身では初の中国大使にもなるという、功成り名遂げた大物経…
温水洗浄トイレ(ウォシュレットなど)を使いすぎると、肛門周囲の皮膚常在菌が洗い流され少なくなり、ただれたり、かぶれが出る。
◆過剰な清潔志向 日本は世界一清潔な国である。今の日本には危険な病原菌はほとんどいない。にもかか…
健康になる、◯◯が治ると称して、科学的な根拠がなく仮説にすぎない説明だったり、信頼性がない体験談などで誇張されたものが次々と商品や民間療法として現れる。
◆ニセ科学で命を縮めた有名人 アップル社の創設者スティーブは56歳のとき、すい臓がんで亡くなった…
ポジティブ思考(プラス思考)は毒になる。「思考は現実になる」「願えば目標は達成できる」というポジティブな空想にふけり、それが成功の道だと思うのは、まちがいである。人生はそんなふうにはできていない。
【現象】 著者は20年にわたってドイツとアメリカでさまざまな心理学の実験を行った。ポジティブ…
著者はオウム真理教信者の洗脳を解くことで有名になった。 また、独自の能力開発セミナーが高額であり、怪しげな印象もある。 本書を読む限り、主張が明確であり、わかりやすい。
◎悩みは不滅か 子供の時はちょっとのことで落ち込んだり、泣いたりした。早く大人になりたいと思った…
心が弱っているとき、癒し系の本で「大丈夫、そのままでいいんだよ」なんてやさしい言葉をかけられると安心する。自己肯定は大切だが、自分を変えないと、また同じことの繰り返しになる。現実と向き合うための本。
◆ムチ型人生訓・変えないと… 「このまま人生終わっちゃうの?」という不安は、ほぼ当たる。ほとんどの…
「地球温暖化は悪いことではない」から「耳掃除はしなくてよい」まで、役に立つのか・立たないのかわからない雑学の宝庫。
数十冊の本から内容を取り出して、まとめたもの。本から本を作るやり方である。正確さに欠けるにせよ、読…
政治の話はややこしいが、「国家と個人」のように、二元論(互いに相対立する項目)で説明していくので、理解しやすい。
政治の問題で二者択一を迫られると、迷うことがある。世論調査の回答で「どちらとも言えない」というのが…
人の脳活動は、20万年前からの「狩猟採集生活」時代の経験が遺伝子によって現在まで伝えられている。ヘビや雷が怖いのも、宇宙の果てがわからないのも、そのせいである。
ヒト本来の生活環境は、現在のアフリカのサバンナのような草原での「狩猟採集生活」である。小さな群れで…
短編が19作品収められ、2段組みで400頁ちかい分量がある立派な本である。本書の代表作である2篇『終着の浜辺』と『光り輝く男』をとりあげてみる。
『終着の浜辺』 ◆あらすじ 太平洋にアメリカ軍がかつて核実験を行っていた無人の島がある。元・空軍の…
やらなきゃいけないこと、やろうと思っていることが、なかなかできない。めんどうくさがって、いつも、先送りしてしまう。その為、人よりも遅れていることが多い。この長年の悩みを解決する本だと期待した。
◆考えないこと すぐやる秘訣はシンプルであった。 「ぐずぐずしないで、さっさとやる」 …
人は、平素は死というものに気づかない。しかし山を一つ越えると向こうには死の海がある。私たちは有限の生活をしている。人が死の前に立たされることは、人を成長させる。死をポジティブに受け取る姿勢を持ちたい。
◆著者の生きた時代 著者の日野原重明先生は、明治44年生まれで105歳になる。戦前、戦中、戦…
神が世界を創ったのではない。地球が神であった。地質・地形に地球の記憶が刻まれている。
現代の地球環境になるまでに、壮大無比・波乱万丈なドラマがあった。 無数の惑星が激しく衝突・合体し…
情報が増えても正しいかどうかは別である。例えば、高齢者が起こす交通事故が増えているというのは、事実ではない。
インターネットの普及によって、情報量が飛躍的に増えた。それ以前は調べてわかるまでに手間と時間そして…
人生において、今日が一番若い日である。ものごとはいつでも始められる。手遅れはない。
本書は社会人に向けた勉強の強化法である。著者は元・予備校のカリスマ講師であった。 自分は今、何…
ユネスコ世界記憶遺産「炭坑記録画」を描いた山本作兵衛の生涯は、「炭坑・戦争・貧乏」そのものだった。ひたすら家族のために立派に生き抜いた。
日本において最盛期には800以上の炭坑があった。現在残っているのは釧路の一箇所だけである。筑豊炭田…
サブカルチャーの巨匠みうらじゅんが、仏教について得意の造語を駆使して解説する。
◆サブカルチャーの巨匠みうらじゅん 著者はマイブームという流行語を生み出した。目のつけどころ…
人はいつも考えているようだが、本当に考えているのだろうか? 思考を分析して、どう考えるかを述べている。著者の論評は明快である。
◆人はいつも考えている 本当に考えているのだろうか。単に妄想をあれこれと広げているだけではな…