オズのオズマ姫 オズの物語 (望林堂完訳文庫)【Kindle】





オズの物語の第3巻です。ドロシーが主人公に返り咲き、オズ シリーズの中で、一番人気の巻となりました。おしゃべりの黄色いにわとり ビリーナが大活躍するのも、魅力の原因の一つです。
第3巻の翻訳としては、ハヤカワ文庫版、復刊ドットコム版などがありますが、望林堂版のこの本は、オリジ…

本が好き! 4級
書評数:162 件
得票数:1361 票
なぜか万年4級です。2024年6月に75歳になり、第二の人生を開始して10年経ちました。健康に長生きできるように、頭の老化防止対策につとめています。2022.05.24開始





オズの物語の第3巻です。ドロシーが主人公に返り咲き、オズ シリーズの中で、一番人気の巻となりました。おしゃべりの黄色いにわとり ビリーナが大活躍するのも、魅力の原因の一つです。
第3巻の翻訳としては、ハヤカワ文庫版、復刊ドットコム版などがありますが、望林堂版のこの本は、オリジ…





オズの物語の第2巻です。第1巻が、非常に人気で、子供たちからかかし男やブリキのきこりについて、もっと書いて欲しいという手紙が山ほどとどいたため、第1巻の4年後に、第2巻が登場しました。
第2巻の最初に、「作者より」という頁があり、作者は、こう語ります。 とうとう私は一人の女の子…





オズの魔法使いシリーズ第の6作目、オズのエメラルドの都、を読み、感動したので、マイ本棚に加えようとしたら、オズの魔法使いシリーズを、一冊も登録していなかったことに気づき、まず、1作目を登録します。
ボーム作の「オズの魔法使い」は、初出版当時、子供たちに熱烈に支持され、続編を書けと熱望されたため、1…





有本香さんは、ジャーナリストとして、長年、中国問題に関心を持ち、2010年に石平さんとの最初の共著「バブル崩壊で死ぬか、インフレで死ぬか:不動産国家・中国の行方」を発表しましたが、本書は共著第2弾です
2023年に旗揚げした日本保守党の最も中心に陣取って、日本保守党が正しい方向に発展するように指揮して…





今年、2024年、は、東京都知事選挙の年です。小池都知事が、3期目に立候補するかどうか、これからマスコミをにぎわす前に、ジャーナリストの有本さんの渾身の小池批判のこの本を読み返してみました。
2016年7月31日の東京都知事選挙で、小池百合子 (1952年7月生まれ、71歳) さんが、2位…





コロナ禍の最中、自粛生活中の人たちのために、2020年5月6日から11日にかけて、ネットで無料公開した作品です。テーマを、コロナウィルス騒動にし、2016年に書いた『カエルの楽園』を舞台としました。
百田さんは、50歳という遅めのデビューだったため、「同じジャンルのものは書かない」「シリーズ物は書…





今、政治の世界で、地すべりを予測させるような地震が起きています。 人気作家の百田尚樹さんと、ジャーナリストの有本香さんが、日本保守党という政党を立ち上げたからです。
お二人で発信しているYouTubeの「ニュースあさ8時!」という番組で、自民党が、LGBT法案の強…





ゲーム漬け、スポーツ漬けのお子さんに、できれば読み書きの力を育てましょう。本を読むのも嫌いなお子さんでも、親がこの本を読んで、しりとりなどの言葉遊びから始めて、お遊びで作文をしかけましょう。
子を持つ親として、子供が、スポーツや楽器演奏などに興味を持ってくれるのも嬉しいですが、 基本として…





清水さんが、小説家になりたくて、のたうちまわっていた十年間の様子が詳しく書かれていています。若くして始めた同人詩活動が重要でした。インターネットやスマホの小説サイトについては批判的なご意見です。
清水義範 (しみず よしのり、1947年10月28日生)さんは小説家です。 著書には、パスティー…




木下琴葉さんの2冊目の電子書籍です。販売時特別価格で、1月21日までは、111円 ということなので、購入して、読んでみました。
note というサイトの中を、ぶらぶらと歩いていて、こんな記事を見つけました。 無料で電子…





放送が待ちきれなくて、購入しました。第19回までのストーリーを、かなり詳しく読むことができます。登場人物のきれいな写真満載で、今年1年の座右の書です。
138-139頁に作者の大石静香さんへのインタビューが載っていますが、紫式部と清少納言を比較したあと…





来年1月7日から大河ドラマ「光る君へ」が開始し、紫式部の生涯が茶の間の話題になると思われます。今後、色んな紫式部像が描かれると思いますが、私は、三田誠広さんの提案する紫式部像に親近感を覚えています。
三田誠広さんの新しい紫式部像は、2018年の「源氏物語を反体制文学として読んでみる」という新書本で提…




又吉直樹さんの長編小説「人間」の2019年の単行本版は、3つの章に別れていて、章のタイトルはなしですが、2022年の文庫本版は、第一章 星月夜、第二章 霞、第三章 影島道生、第四章 人間 の4章からなります
又吉直樹(1980.6.2- )さんの長編小説「人間」(2019,2022)の文庫本版を読みました。…





テレビの金曜ロードショーで映画版の「余命10年」を見て、原作があることを知り、読みました。主人公たちの職業が変えられていて、違った印象なので、映画版に感動した方は、原作の方も、是非読んでみてください。
原作者の 小坂流加 (こさか るか、1978年7月4日 - 2017年2月27日)さんは、大学生の…





百田さんは、2011年以来連続してミリオンセラーを継続中の人気作家ですが、2023年9月に日本保守党を立ち上げ、政治家としての人生を開始されました。本書も、作家の観点から語った日本の歴史の物語です。
ソクラテスは、平和なアマガエルの国に生れましたが、凶悪なダルマガエルの群れに襲われて、国を捨てて逃…





ジェーンは、家庭教師の職を得て、ソーンフィールドに行き、その主人のロチェスターさんと恋に落ち、紆余曲折ののち結婚したので、シンデレラ物語と呼ばれることもありますが、ジェーン自身はそう思ってはいません。
ジェーンは、ロチェスターさんと恋愛関係になりますが、著者のブロンテは、恋愛には嫉妬が必要と思ってい…





「ジェーン・エア」の読み直しを始めました。最初、リード家でのジェーンは、いじめられる弱い女の子ではなく、戦う強い女の子なのが印象的でした。
ジェーンの母親は、リード家の令嬢でしたが、周囲の反対を押し切って、貧しい牧師のエア氏と結婚します。ジ…





2013年5月から2014年5月に10回開催された読書会「少女は本を読んで大人になる」の記録です。取り上げられた本と発表者は、以下の通りです。
アンネ・フランク『アンネの日記』 小林エリカ(マンガ家、作家) L.M. モンゴメリ『赤毛のアン…





この本は、水村さんが、新潮、現代思想、群像などいろんな雑誌に発表した文章を集めたものですが、最初を飾るのは、1992年に発表した「この世紀末、文学に希望がもてるか」という文章です。
その出だしが面白いので、少し、引用します。 昨年(1991年)、十一月祭で、京都大学へ招かれ…





水村さんの短編の寄せ集めで、姉妹編の「日本語で書くということ」(2009,2022)と比べて、こちらの方がエッセイ風のものが多いそうです。
今回は、69ページの『嵐が丘』のみを取り上げます。 水村さんは、小学生のときに『嵐が丘』を読…