ドラッカーの遺言 (講談社BIZ)
2005年11月に急死したマネジメントの父ドラッカーが、亡くなる4ヶ月前に講談社のインタビューに答えた内容をまとめた遺言とも言える書、日本人向けの貴重な一冊でもあります。入門書としても最適な一冊です。
ドラッカーの本は、私は今年になってから読み始めるようになった。 私は一応30年ほど前、経済学徒で…
本が好き! 1級
書評数:1159 件
得票数:3317 票
能登をこよなく愛する好奇心旺盛な50代のブルーカラーのオヤジ(源さん)です。2005年から趣味の1つ読書(本の紹介・書評中心)のブログを続けてます。1年に大体150冊前後読んでます。得票数は気にせず、自分らしいレビューを書いていきたいと思います。
2005年11月に急死したマネジメントの父ドラッカーが、亡くなる4ヶ月前に講談社のインタビューに答えた内容をまとめた遺言とも言える書、日本人向けの貴重な一冊でもあります。入門書としても最適な一冊です。
ドラッカーの本は、私は今年になってから読み始めるようになった。 私は一応30年ほど前、経済学徒で…
約960兆円という天文学的な累積債務を築き上げた日本。遅かれ早かれ最早、財政破綻かハイパーインフレが日本を襲う。その時、あなたはどう自分の資産を防衛するか?地方の人間にとっては大して役には立たないが。
この人の予想は、私も全くの同感である。 今の日本の状況では、遅かれ早かれ、財政破綻するか、ハイパ…
佐藤雅美氏の江戸経済ものの作品。「江戸の経済事情」、「経済完了の知恵比べ」、「田沼意次と松平定信との経済感覚」、「武士階級と貧困」、「江戸の貿易事情」、「ハリスと相対した経済官僚」の6章からなる。
『大君の通貨』でデビューした佐藤氏が、自ら築き上げたジャンルともいえる江戸時代経済ものの著書は、自…
少し古い内容たが、オバマ当選後間もない頃に書かれた本である。タイトル通り、世界同時不況、金融危機を克服できるか問うた本。今はもう2期目に向けた選挙中で、期待外れの結果が表面化してしまっているが・・・・
著者二人の略歴(Amazon.co.jpの「BOOK著者紹介情報」より)をまず下に紹介する。 ●…
岡田晴江さんの鳥インフルエンザ、つまり免疫のない新型インフルエンザになりうるこのウイルスに対する驚異を説き、その感染の仕組みや予防対策など最低限必要な知識を非常にうまく纏めた本です。お薦めの一冊です。
監修は国立感染症研究所の田代眞人氏(岡田晴恵氏の上司)だ。ここで紹介する岡田晴恵さんの本は、確か田…
姜尚中さんのベストセラーとは全く別の本。北海道浦河の精神障害者の共同住居「べてるの家」で、精神者自らが会社を起こして、障害者が弱さを逆に絆にして、自ら考え分担し昆布等を売るという驚くべき取組みを描く。
「べてるの家」とは、北海道、浦河-襟裳岬に近い海辺の町-にあった古い教会の建物を作り直してできた精…
ケインズとシュンペーターの学問を、時間を追って、その初期の初期の作品から代表作、晩年の作品を解説し、比較対照することによって、思想のエッセンスを浮き立たせ、その意義を現代に活かそうという趣旨のようだ。
私は、今から二十数年前、某私大の政治経済学部経済学科で経済学を学んでいた。政治経済学とは政治+経済…
著者は、1998年アジア初のノーベル経済学賞を受賞者のアマルティア・セン(1933年11月3日〜 )氏。アジア再生の鍵は、かつての経済至上主義路線ではなく、人間中心の経済政策への転換であると力強く提唱。
アマルティア・セン(1933年11月3日~ )はインドのベンガル生まれ。1998年アジアで初めてノ…
特攻隊の生き残りで、戦後スタンフォード大学に留学した在野の哲学者波多野一郎が、1965年少部数のみ出版した『イカの哲学』に、哲学者中沢新一が注目し彼独特の解釈等を加えて新たに1冊となったのが本書です。
特攻隊の生き残りで、戦後スタンフォード大学に留学した在野の哲学者波多野一郎が、1965年少部数のみ…
経済心理学とは行動経済学とほぼ同じで経済現象における人間の非合理的判断に基づく行動を心理学の面からとらえて分析した学問だ。寄せ集めの事例集の様なので、経済学と構えず実物経済の事例を気楽に読めばいい本!
以前茂木健一郎氏が、何かの本で「経済心理学という面白い分野がある」と言っていたのを思い出し、それに…
読書進化論は、単に読書をしてよろよき人生を送ることを提案するのではなく、是非将来は本を書いて、自らの経験を還元することを1つの目標にした本である。ブログ等を有効利用し、自分が進化していく方法等を提案。
副題は、「人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか。」 この副題の問いにYes or N…
ネバー・エンディング・ストーリーの原作者でもあるドイツの作家・ミヒャエル・エンデがお金(経済)の事に関して述べた珍本である。シュタイナーの社会三層論に基づき経済生活は友愛の原理を根本にすべきだと主張。
これは1999年5月4日NHKで放送された同タイトルの番組から生まれた本である。 私はあまりテ…
ジョン・F・ケネディ米国大統領の実弟がキューバ危機の13日間を書いた回顧録である。著者のロバート・F・ケネディは兄の暗殺後、彼も大統領選挙に出馬するが、選挙期間中にアラブ系移民の銃弾に斃れている。
今年はアメリカ大統領選のある年だ。民主党のオバマ氏が再選されるかいなか。 今から50年前の…
アンパンマンを生んだ漫画家やなせたかし氏の真面目な自叙伝です。漫画は別に多くはないです。出版社からは売れぬといわれたアンパンマンが、子供たちの支持を受けてジワジワと売れ出した経緯など興味深い内容の本!
アンパンマンの作者として有名な やなせたかし (本名:柳瀬喬)さんの自叙伝です。漫画が満載されてい…
平清盛に愛された白拍子・仏御前の生涯を描いた本です。今年はNHK大河ドラマが『平清盛』ということもあります。関連本として(もし入手できるようでしたら)読んでみてはいかが。
この本は1979年発行というからかなり古い本だ。 今年NHKでは大河ドラマは『平清盛』であるが…
竹中平蔵氏が実際の政策に関わり、経済学はやはり役に立つと思った事や、入閣しなければ分からなかった行政の内側、地方行政や政府機関官僚たちの実態などのエピソード等も交え、リアリズムな経済学を語っています。
このコーナーや、ブログを設置当初の頃から見ている人は知っているかもしれないが、私は小泉純一郎元総理…
非常に鋭い現代日本人論である。多くの人が、読めば大なり小なり心当たりがあろう。自分を磨くには、自己を知らねばならぬが、最低限この本に書かれたような事に心当たりがあれば認め、自己改革に役立てて欲しい。
ブックオフで入手した古本だ。 タイトルをみて、日頃私が感じている日本人の傾向をうまく短い表現で…
難しい内容を他人に分かり易く解説することで定評のある池上彰氏が、他人に伝えたい事を上手に伝える能力を育てる方法やコツを伝授。この本も、本当に具体的で分かり易い上に、実戦向きです。
池上彰さんは元NHKの報道記者で、1994年から11年間NHKの「週刊こどもニュース」のお父さん役…
アメリカ他、各国でベストセラーになり、バッタ(類似)本も多数出回り話題になった本だ。あなたも一度は目にしたことがあるのでは。短時間に気楽に読める、寓話的物語である。
この本はアメリカ他、各国でベストセラーになり日本でも同様にベストセラーになった。 皆さんも名前…
ご存知・脳科学者として今最も注目されている茂木健一郎氏が、脳科学の見地から脳を活かした勉強法を説いた一冊です。折角勉強するなら、学んだものが身につく勉強法をしないとね!
菊沢書店で買い、一晩4時間ほどで一気に読んだ。 いつものようにまず下手糞な要約を下に記す。 …