図書 2023年 03 月号 [雑誌]




![図書 2023年 03 月号 [雑誌]](/img/upload/image/00/02/21/image22154_m.jpg)
3月号は、非常に今を問う話が多いので、是非、手に取って読んでほしい。 かなり大切な視点だと思う。
本が好き! 1級
書評数:758 件
得票数:7806 票
感想はできるだけ一息に書きたいです。




![図書 2023年 03 月号 [雑誌]](/img/upload/image/00/02/21/image22154_m.jpg)
3月号は、非常に今を問う話が多いので、是非、手に取って読んでほしい。 かなり大切な視点だと思う。





表紙のキリンは首の骨の話で出てくる。
最初の二冊から随分と間をあけての読書で、以前の巻を参照とあっても、咄嗟に思い出せない。 このシリー…





ちょっと山野一のようなデザイン的な絵柄で、アングラ演劇見世物小屋のような、ミッション系ゴシック。
最初期は個人誌? コミケにて米澤嘉博の身内が、おすすめと言って、不数持ってきた漫画。 ちょっと山…





ノーベル賞に一番近い日本人などとも呼ばれる作者の、2014年に出た本の文庫化。
なぜか初出がついてないが、書き下ろしなんだろうか。 ロバート・キャンベルの解説に、作者が、311語…





恋愛漫画にしてしまう。
元々は百合4コマだったのを描き直して、賞に応募、連載に繋がったらしい。 強めのギャグで脱線しながら…





物語もきちんと動き、絵柄も初期よりは綺麗になってきた。
物語もきちんと動き、絵柄も初期よりは綺麗になってきた。 デッサンとか色々、まだ下手ではある…





物語は世間公認のカップルに大きく動いたりしますが、多分そんなことは、あまり重要ではない。
少し漫画としてこなれてきたし、後書き漫画も、のちのスタイルに直結する感じ。(第1巻は非常に外向きな硬…





どうやら最初の連載らしい。 後々まるくなる作風ですが、本作は棘を包み隠さず違和感むき出し。
4コマではなく、ストーリー漫画としてコマ割りされてる。 まだ漫画も絵もあまり上手くないのですが、こ…





あくいキューフォーティセヴン・おぎゅうかみゆ 奥付けにふりがながついていた。 だからこの本と作者の名前は、読了後に知った。
割と物語性の高い詩である。 巻頭は『むじな』の書き換えのようなことであり、『パラサイト・半…





本書はファシズム体制下、ムッソリーニの時代に、偽名も用いながら発表された短編の一部を収めたものである。 バチカンに睨まれた作家でもあったらしい。
セクシャルでスキャンダラスな、ちょっと重たいモラヴィアのイメージを覆す、軽やかな短編集。 二百数十…





時代の空気も関連するのだろう。サイコパス的であるとともに、悪魔の子でもある、古典。
聖の文字は「セイント」と読む。車田正美に影響与えた可能性もなくはない。 それくらいこの漫画は古い。…





この本から、中国という壺を覗き込む。
岩波文庫『西遊記』翻訳などで知られる中野先生。 秦始皇帝が造営したと伝えられる、山頂まで続く長…





こういったことは、二度目は笑えないのだ。
昭和58年3月30日2版。 解説は担当編集。身内ノリやな。 これは昔・当時のジャンプコミックスに…





上巻は『パフォーマンスと批評』下巻は『研究と活動』と区切ってある。
上巻での、サイードによるフーコーの捉え方。 マゾヒスティックに、献身的に権力に寄り添う、フィーコー…





版をあらためての言葉とケレーニイによる序文付き。 序文は結構長く、読み応えあり。
ケレーニイ『童児神』 何かふわっと駆け足なので、断片を拾い集める感じがするのだが、文末で、謎の説得…





麻雀劇画雑誌はもっと場末な、アングラ空間ではあるけど。
昭和57年10月30日初版発行。 解説は横田順彌ですが、面白いを示す五つの単語以外見事に何も言って…

歌声を出すことが困難極まるから、映像化は難しい。 けど、これは映画的でもある。
タイトルからして周到。 『ドーナッツボックス』や『ののちゃん』、HPに収録された作品に描き下ろしを…





25ページの作品、大きな一冊本ですが、漫画自体は短編の分量。
無料配布用の冊子に書き下ろされた作品で、初の共作とされるもの。 実際には『DUNE』の企画が頓挫し…





文芸批評的なことと帝国主義と植民地、サバルタンの地図。
”ジャーナリストは政府の規範を、まったく恐ろしいほど内面化してしまうのです。” 日本の未来は、…





上下合わせての感想となります。
2020年に投稿作でデヴュー、翌2021年の初連載作品。 絵も漫画もすごく上手い、投稿第二作は政治…