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Toru Kobayashi

Toru Kobayashi さん

本が好き! 1級
書評数:578 件
得票数:4589 票

サービス終了となったブクレコから漂着いたしました。
とりあえずブクレコのレビューをサルベージしてどばどば貼り付けてます。
てことでひとつよろしくお願いしますです。

書評 6ページ目(578件中 101~120件目)

半沢直樹 アルルカンと道化師 (講談社文庫)【Kindle】

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半沢直樹 アルルカンと道化師 (講談社文庫)【Kindle】

リアリティに疑問を覚えつつも、誰が悪いヤツらなのかは常にはっきりしており、そいつらにさんざんな目に遭わされながらも最後はきっちり倍返し、というわかりやすいストーリーはやっぱり痛快で面白い。

米国駐在中に、時々Panda Expressの中華をテイクアウトして食べた。 ピリ辛なんだか甘酸っ…

投票(9コメント(0)2023-12-08

オー!ファーザー

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オー!ファーザー

複雑な家庭環境の高校生と、社会不適合者と裏社会の人々と悪徳政治家が絡んだ深刻な話を、父親が4人いるという荒唐無稽な設定によって良い塩梅でリアリティを失わせ、とぼけた雰囲気を醸し出しているのかも。

伊坂幸太郎の『オー!ファーザー』という小説があるのは知っていたが、そのタイトルの由来はマドンナの"O…

投票(12コメント(0)2023-12-02

ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた (角川学芸出版単行本)【Kindle】

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ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた (角川学芸出版単行本)【Kindle】

類似タイトルの本のようにシリアスに、潜入取材によりギグエコノミーとグローバル資本主義の闇を暴く、とか、何かを糾弾しよう、というような話ではない。もう少しユルい、ナイトスクープ的なネタも少なくない。

何事も、自分が当事者になり、実際に体験してみて初めてわかること、というのはあるもので。 いろんなこ…

投票(9コメント(0)2023-12-01

近畿地方のある場所について

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近畿地方のある場所について

週刊誌の記事や、ネットの書き込み、ちょっとした噂話、誰かが書いたメモ。そんなものを寄せ集めると、それぞれに含まれている断片から、何とも言えずおぞましいものが立ち上がって見えてくる。

いったいどういうきっかけだったのか思い出せないのだけど、『近畿地方のある場所について』というホラー小…

投票(9コメント(0)2023-11-13

金田一耕助ファイル5 犬神家の一族: 5

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金田一耕助ファイル5 犬神家の一族: 5

大金持ちの相続に関連して発生する、連続殺人事件。こういう話って、まあありがちよね、とそんな感想を抱いてしまうのだが、それは今だからこそ思うのであって、当時は斬新だったのかもしれない。

今の50代ぐらいの人であれば誰でも、プールに潜って逆立ち状態になり、両脚を水面より上に出して「犬神家…

投票(9コメント(0)2023-10-31

キッチン・インフォマティクス-料理を支える自然言語処理と画像処理-

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キッチン・インフォマティクス-料理を支える自然言語処理と画像処理-

自然言語処理や画像処理のどこが料理に関係あるんか、と思ったけど、関係あるんですなこれが。といってもこれらの技術で料理が上手くなる、という話ではない。

書店で『キッチン・インフォマティクス』なんていう本を見つけて、何と言うかこう、料理に関するあれやこれ…

投票(9コメント(0)2023-10-01

音楽は自由にする

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音楽は自由にする

YMOの熱狂の裏で起こっていた事、数々のサントラ作品を手がけることになる経緯、アルバム制作時に考えていた事、などをこうして読んだ上で改めて当時の作品を聴くと、また今までと違った味わいがあるものだ。

つい最近になるまで、坂本教授の自伝が出ている、しかも文庫にまでなっているのだということを知らなかった…

投票(9コメント(0)2023-09-10

自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

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自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

『21世紀の資本』と言っていることは大きくは変わらない。むしろ、より広範なトピックをカバーしている。にもかかわらず、『21世紀の資本』の1/6以下のボリュームである。 やればできるんじゃないか。

トマ・ピケティの最新作『資本とイデオロギー』の邦訳がついに出た。 前作の『21世紀の資本』は2年…

投票(11コメント(0)2023-09-09

この世界の問い方 普遍的な正義と資本主義の行方 (朝日新書)【Kindle】

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この世界の問い方 普遍的な正義と資本主義の行方 (朝日新書)【Kindle】

既知の原理や法則が通用しない目の前の出来事に対して、それらを解釈するための理論を何かしら構築していくという試み。正しいのかどうかはわからんが、とりあえず面白い。

ロシアのウクライナ侵攻とか、中国の権威主義的資本主義とか。 あるいは新型コロナとベーシックインカム…

投票(11コメント(0)2023-09-04

なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践【Kindle】

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なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践【Kindle】

人であれ組織であれ、本気で何かを変えたいと思っていても、多くの場合は上手くいかない。その「変革」を成功させるには気合と根性ではなく適切な手段と手順に従う必要がある。そのための方法論ってわけですね。

『なぜ人と組織は変われないのか』なんてまた、ちょっと手を出すのに躊躇するような「いかにも」なタイトル…

投票(11コメント(0)2023-08-17
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