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Toru Kobayashi

Toru Kobayashi さん

本が好き! 1級
書評数:578 件
得票数:4589 票

サービス終了となったブクレコから漂着いたしました。
とりあえずブクレコのレビューをサルベージしてどばどば貼り付けてます。
てことでひとつよろしくお願いしますです。

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世界マヌケ反乱の手引書 増補版 ――ふざけた場所の作り方

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世界マヌケ反乱の手引書 増補版 ――ふざけた場所の作り方

だいたいが、その「マヌケ」たちをマヌケたらしめているルールとか規範自体がそもそも、その根拠なり由来なりをじっくり考えてみると、意外とインチキなものだったりする。

なんだかインパクトのあるタイトルが気になっていた『世界マヌケ反乱の手引書』、実はそんなに新しい本では…

投票(9コメント(0)2024-12-31

生物から見た世界

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生物から見た世界

人間が見ている部屋の様子は、イヌにはどう見えるか。ハエにとってはどうか。ミツバチの、ウニの、ゾウリムシの環世界、等々について。同じ主体であっても、異なる環世界においては異なる客体として認識される。

先日読んだ『暇と退屈の倫理学』 はかなり読み応えがあったのだけど、いろいろと興味深い話があった中の…

投票(11コメント(0)2024-12-30

ロータスコンフィデンシャル

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ロータスコンフィデンシャル

倉島警部補が、公安内部とか刑事課とかと、いろんな人脈を通じてあれこれ調整やら何やらして協力関係を作っていく様子、というのが本作の中心で、公安警察の組織って非効率ですねとディスってるわけだな。

JR千里丘駅の田村書店が、10月で閉店してしまった。その時に古本の在庫を叩き売りしていた。こんな時は…

投票(8コメント(0)2024-12-29

現代世界と人類学: 第三のユマニスムを求めて

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現代世界と人類学: 第三のユマニスムを求めて

改めて読んでみると、へえ、と感心したり、印象に残るところというのが、前回読んだ時と少し違うのが面白い。 神話って何?と考えて、「熱い社会」と「冷たい社会」のコンセプトが、少しだけわかったような気がした。

先日、実家の片付けに帰った際に、 汽水空港 に寄った。 そこで、レヴィ=ストロースの『現代世界と人…

投票(6コメント(0)2024-11-26

君がいない夜のごはん

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君がいない夜のごはん

あーわかる、というような話もあれば、えええマジですか、とちょっと引いてしまうような話もある。いずれも実にほむらさん的にダメな感じと絶妙な表現で、「そうはならんやろ」とツッコミつつどんどん読んでしまう。

書店で『君がいない夜のごはん』という本を見つけた。 お、ほむらさん、と思って迷わず買った。 料理…

投票(8コメント(2)2024-11-19

ルイ・ボナパルトのブリュメール18日

  

ルイ・ボナパルトのブリュメール18日

こなれた訳であると思う。読者の理解を助けるための工夫も随所に見られる。にもかかわらず、感想を一言で申し上げるならば「何やようわからんかった」である。実に情けない。 いつの日か、再挑戦してみましょう。

『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』を読んだ のは、8年も前のことだった。 もうそんなになる…

投票(7コメント(0)2024-11-17

すべての月、すべての年 ――ルシア・ベルリン作品集

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すべての月、すべての年 ――ルシア・ベルリン作品集

カタストロフィーと隣り合わせの登場人物。おかれた環境の理不尽とカオス、そして自身の、破滅に直結する言動との先にあるものは正視に耐えないほどに悲惨なのに、目が離せないという、何とも不思議なこの感覚。

ルシア・ベルリンの『すべての月、すべての年』が文庫になった。 以前に読んだ『掃除婦のための手引書…

投票(8コメント(0)2024-10-31

構造の奥 レヴィ=ストロース論

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構造の奥 レヴィ=ストロース論

だいたい、中沢新一氏の本ってのは、文章がカッコ良くて読んでて気持ち良いし、内容はぶっ飛んでて胡散臭いけど面白い。でもたぶん学術的にはトンデモの部類に入るんだろうなと思う。いいんだよ別に。

今年の盆休みに、実家のある鳥取に帰省した折、前から気になっていた古書店の汽水空港へ行ってみた。立地も…

投票(10コメント(0)2024-10-30

検察側の罪人 上

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検察側の罪人 上

数え切れないほどの事件を扱ってきた熟練の検事でも、いざ自分で犯罪を犯すとなると、本人はめっちゃ気をつけてるつもりでも、あちこち穴だらけスキだらけで、あっさりネタを挙げられ逮捕されてしまうものなのだな。

「正義の反対は悪なんかじゃないんだ。正義の反対は『また別の正義』なんだよ。」 って、そんなの一度も…

投票(8コメント(0)2024-09-25

千年の読書: 人生を変える本との出会い

  

千年の読書: 人生を変える本との出会い

副題の通りに「人生を変える本」、さらに「生きづらさへの処方箋」、「働き方」、「お金」、「食・料理」、「瞑想・脳・自然」そして「死」といったテーマごとに、関連する本が次から次へと紹介されていく。

鳥取市の定有堂書店は、「書店員の聖地」などと言われ、その筋では有名だったらしい(割と最近知った)。 …

投票(9コメント(0)2024-09-19

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2

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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2

UKでは音楽のテストに「ビートルズの全メンバーの名前を挙げよ」なんていう問題が出るのだな。その答えを息子くんは間違えてしまい、「信じがたいミステイク」である、と母ちゃんが憤慨するのが面白い。

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の「2」が文庫になりましたな。 みかこさんの息子くん…

投票(14コメント(0)2024-09-18
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