男と女―恋愛の落とし前―(新潮新書)【Kindle】




恋愛小説の大家、唯川恵が、36歳から74歳までの未婚、既婚、離婚経験者12人の女性の恋愛話を唯川先生が斬る作者初の新書。
唯川恵作「男と女一恋愛の落とし前一」を読みました。恋愛小説の大家、唯川先生の恋愛指南本です。36歳か…

本が好き! 1級
書評数:871 件
得票数:18776 票
こんにちは。ブクレコ難民です。今後はこちらでよろしくお願いいたします。




恋愛小説の大家、唯川恵が、36歳から74歳までの未婚、既婚、離婚経験者12人の女性の恋愛話を唯川先生が斬る作者初の新書。
唯川恵作「男と女一恋愛の落とし前一」を読みました。恋愛小説の大家、唯川先生の恋愛指南本です。36歳か…





悟は頑固親父の南部鉄器職人孝雄の工房で孝雄に反発しながらも働いていた。しかし家庭を省みた事が無かった孝雄が突然非行少年の補導委託を引き受けた。反対した悟だったが、現れた春斗を見て次第に悟は。。。
柚月裕子作「風に立つ」を読みました。 【第一章】小原悟は、実家の南部鉄器工房清嘉で鉄器を手作り…




シッド・ハレーが11年ぶりに再起する!シッドに相談の電話を掛けて来た騎手のヒューが競馬場で射殺された。当初は犯人と目された調教師のビルは自分の頭を撃ち抜いて死に、シッドは犯人の追跡を開始する。
ディック・フランシス作「再起」を読みました。今どきの皆さんには全く馴染みの無い作家さんであると思いま…




絶世の美女甲斐子は、自分を男好きの顔をしたブスに整形し、甲斐子に憧れていた同級生阿倍子は甲斐子そっくりに整形した。共に望みの顔を手に入れた2人が辿る全く異なる人生を経て、行きついたところとは。。。
姫野カオルコ作「整形美女」を読みました。 【序章】22歳の繭村甲斐子は美容整形手術の当日、主治…





アメリカ留学で最新の女子教育を受けた弱視の安は、日本の女子教育の向上に邁進しようと勇んで帰国する。その安に舞い込んだ仕事は、青森の男爵家の娘れんの教育だった。実はれんは盲聾唖の子供で。。。
原田マハ作「奇跡の人」を読みました。 【昭和29年2月 青森県北津軽郡金木町】民族学者柴田は初…





ミャンマーのジャングルで何故か納豆に巡り合った筆者は、その後日本人しか食べないと思っていた納豆が、実は東南アジア全域で食べられている事を知った。実態究明に乗り出した筆者はついに納豆の真実に迫る。
高野秀行作「謎のアジア納豆 そして帰ってきた〈日本納豆〉」を読みました。 【プロローグ 日本は…




新聞記者片山芽衣は選挙報道を担当させられる中で、都議会議員の不審死情報を得た。選挙報道と議員の死の謎を追う片山の前に謎の議員秘書が現れ、芽衣の前に政治と選挙の闇が提示される。。。
相場英雄作「ゼロ打ち」を読みました。 【第一章 辞令】大和新聞の記者、片山芽衣は12年間札幌市…





睦月晦日の戌の刻、木挽町芝居小屋の裏手にて仇討あり。雪の中、赤い振袖を被き、傘を差した一人の若衆。博徒の作兵衛が声を掛けるとやおら振袖を投げつけた若衆が仇の作兵衛勝負せよと呼びかけて刃を振るい。。。
永井紗耶子作「木挽町のあだ討ち」を読みました。2023年度直木賞受賞作品です。 睦月晦日の戌の…




イクの家庭は壊れた家だった。やっとのことでそこから脱出したイクも、その後も自分の仕事と家族の介護に追われる。それでもイクの人生にはその都度犬との出会いがあり、ついにイクは救いと気づきを得る。
姫野カオルコ作「昭和の犬」を読みました。 【ララミー牧場】5歳の柏木イクは滋賀県紫口市から香良…



ついに念願の警視庁本部の捜査二課に昇進した西澤だったが、仕事は激務で過酷だった。次々と押し寄せる仕事に必死にくらいつくが、仕事の壁は遥かに高いものだった。青年刑事の奮闘を描く相場英雄の短編集。
相場英雄作「ナンバー」を読みました。 【保秘】元同級生で野球部マネージャーだった美恵子と刑事西…




少女漫画や人形から説き起こす、ルッキズムを巡る姫野カオルコの問題作。
姫野カオルコ作「悪口と幸せ」を読みました。 【1 王女アンナ】元子(もっちゃん)は久しぶりに中…




天衣無縫の主人公成瀬の前に現れたのは、成瀬ファンの小学生、成瀬の別居を心配する父親、クレーマーと思われながら実はツンデレキャラの主婦、観光大使を目指す女子大生だった。しかも成瀬は失踪し。。。
宮島未奈作「成瀬は信じた道をいく」を読みました。 【ときめきっ子タイム】膳所の漫才コンビ、ゼゼ…



広告代理店勤務の根本は、突然社長命令で、大ベストセラー小説の映画化を任される。原作者は癖の強い人物で、根本は悩まされるが。。。しかし何とか撮影に漕ぎつける。しかし撮影現場には更なる試練が。。。
相場英雄作「クランクイン」を読みました。 【シーン1 準備稿】広告代理店社員、根本崇は名画座で…




刑事三ツ矢と岳斗コンビの次の事件は母親殴打・娘行方不明事件だった。しかし事件の裏には約30年前に北海道鐘尻島で起こった自殺と殺人、失踪事件が潜んでいた。全く先の見えない事件の謎を三ツ矢が暴く。
まさきとしか作「あなたが殺したのは誰」を読みました。『あの日、君は何をした』『彼女が最後に見たものは…




鋼のメンタルを持った孤高の天才美少女成瀬は、自分の大望(親友島崎にただのホラ話だと揶揄されるが)を果たそうと猪突猛進する。最初の試練は、この夏で閉店する西武大津店のテレビ中継に映り込む事だった。。。
宮島未奈作「成瀬は天下を取りに行く」を読みました。2024年本屋大賞受賞作品です。 【ありがと…




バカさゆえ、と卑下しながらもカオルコ先生は少女の頃に溺愛していたテレビドラマや漫画やアニメの蘊蓄を語り、当時の先生がそれらの中に更に求めていたドラマをこの小説で再現する。
姫野カオルコ作「バカさゆえ・・・」を読みました。 【[1] 奥様はマジよ】ラリー・テイトはとあ…




駆け出し小説家の私は、文京区両親強盗殺人事件を次の小説にしようと編集者と共に取材を続けていた。しかし取材が進む内に、両親を殺した娘彩也子の存在に疑問符が。。。イヤミスの旗手真梨先生の力作。
真梨幸子作「坂の上の赤い屋根」を読みました。 【一部】 「0章 早すぎた自叙伝」小学五年…





徳川吉宗の長男家重は、手足が不自由で口がきけない癇癪持ちの障害児だった。しかし彼の言葉を聞き分ける忠光が現れ、家重の本質が明かされる。家重と忠光主従は過酷な状況を切り抜けて行き、ついに2人は。。。
村木嵐作「まいまいつぶろ」を読みました。 【第一章 登城】江戸町奉行、大岡越前守忠相は上臈御年…




日高の弱小生産牧場の主三上収は、ついに念願の凱旋門賞を狙える馬の生産に成功する。しかし名馬ステイゴールド産駒のその馬カムナビは、脚力と共に狷介な性格をもそっくり受け継いでいた。。。
馳星周作「フェスタ」を読みました。2021年に上梓された傑作「黄金旅程」の続編に当たります。 …





更に怪事件が多発し、マレットとスキナーに邪魔されながらも懸命にフロストは捜査に尽力する。しかしついに捜査線上に恐喝事件の関係者と見られるテイラーが浮上した。しかしテイラーは散弾銃を手に自宅に。。。
R・D・ウィングフィールド作「フロスト始末 下」を読みました。 【第十一章】フロストはデビーと…