最後のひと (中公文庫)【Kindle】




75歳の燿子は86歳の哲学者仙崎と出会う。共に恋や愛よりも仕事を優先させて生きて来た2人であったが、妻を亡くした仙崎は未来に不安を抱えていた。しかしオプティミストの燿子はそんな仙崎の心をほぐし。。。
松井久子作「最後のひと」を読みました。元売れっ子脚本家の燿子は75歳。脚本の仕事は途絶え、細々と続け…

本が好き! 1級
書評数:903 件
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こんにちは。ブクレコ難民です。今後はこちらでよろしくお願いいたします。




75歳の燿子は86歳の哲学者仙崎と出会う。共に恋や愛よりも仕事を優先させて生きて来た2人であったが、妻を亡くした仙崎は未来に不安を抱えていた。しかしオプティミストの燿子はそんな仙崎の心をほぐし。。。
松井久子作「最後のひと」を読みました。元売れっ子脚本家の燿子は75歳。脚本の仕事は途絶え、細々と続け…





名監督満田は異動し、駅伝についてはど素人の美術教師上原が新たな監督となった。陸上部主将の桝井は悩みながらなんとか駅伝チームを立ち上げたが、選手達はみな人に言えない悩みを抱えて前途は多難だった。。。
瀬尾まいこ作「あと少し、もう少し」を読みました。本作は中学最後の駅伝を舞台に、六人の生徒と一人の教師…





山奥にあるエルザ動物クリニックにはさまざまな患畜が訪れる。それぞれの飼い主には自らへの引け目と負い目があったが、それでも動物達は健気に飼い主に尽くし、クリニックの一同は全力で彼らを救う。
村山由佳作「しっぽのカルテ」を読みました。 【第一話 天国の名前】土屋高志は土木作業中、ちいさ…




井口可奈編著の芸人短歌続編。殆んどの芸人さんのネタ動画が既に公開されており、短歌と共に楽しめる作品。
井口可奈編著「芸人短歌2」を読みました。シリーズ2作目であるらしいです。私も時々短歌を作りますが、俳…




思想も愛も性も、すべてが消費される時代。少女達は救われるために生きているのではなく、ただ壊れないように立っている事しか出来なかった。むき出しの背骨だけが白く残った後には。。。
市川沙央作「女の子の背骨」を読みました。 【オフィーリア23号】那緒は電車の中で自分のiPho…




関東大震災から終戦後に渡り、東京の下町にあったカフェー西行の女給達とその家族、カフェーに集う客達の人生を描く短編連作集。
嶋津輝作「カフェーの帰り道」を読みました。第174回直木賞受賞作だと言う事でしたが。。。 【稲…




決してぶれない娘、成瀬は京大生となり、京都を舞台に京都を極めるという壮大かつ曖昧な目標を掲げ、周囲の人々を巻き込んで快進撃を続ける。シリーズ最終作。
宮島未奈作「成瀬は都を駆け抜ける」を読みました。決してぶれない娘、成瀬シリーズ最終作であるとか。ちょ…




深夜二十三時からひっそりと開く夜食カフェ「マカン・マラン」を舞台に、社会の中で居場所を見失いかけた人々が、ドラァグクイーン、シャールの料理と静かな言葉によって再び自分を取り戻していく連作短編集。
古内一絵作「マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ」を読みました。 第一話「春のキャセロール」で…




捜査一課の鬼課長須藤は、銃撃されて以降閑職に異動させられて、喪失感を抱えながらぼんやり過ごしていた。しかし同期の石松は動物絡みの難事件を持ち込み、動物オタクのコミュ障警官圭子と共に事件を解決して行く。
大倉崇裕作「小鳥を愛した容疑者」を読みました。 【小鳥を愛した容疑者】須藤警部補はこの日も出勤…





パンデミックを生き抜いてやっと一息ついたガハクと由美先生の食エッセイ。
文;梅村由美、画;山口晃作「ヒゲのガハクごはん帖」を読みました。梅村先生は山口先生の奥様で、同じ東京…





昭和の始まりから終わりまでを描き出す、奥田昭和史堂々の完結。
奥田英朗作「普天を我が手に 第三部」を読みました。昭和の始まりから終わりまでを描き出す、奥田昭和史堂…




スーパーセックスワールドによって疎外された私は、女王様風俗店の電話番の仕事を得た。そこで知り合った女王様美織は突然失踪し、心配した私は美織を探し始めるが、事態は意外な方向に進展する。。。
渡辺優作「女王様の電話番」を読みました。 この世界はスーパーセックスワールドであり、それに長く…



現代の若者に贈る中国、日本古来の禅の智恵。
土居征夫作「マンガでわかる禅の知恵を読みました。そもそも私が禅と言う物に興味を持ったのは、ジョージ秋…




豪雨に包まれる高校の体育館で、放送部部長が刺殺され、現場はほぼ密室であった。当初犯人と目された奈緒を救うべく柚乃は、学校一の変わり者裏染天馬に事件の究明を依頼する。
青崎有吾作「体育館の殺人」を読みました。青崎先生はこの処女作を21歳の時に書いて鮎川哲也賞をいきなり…




竹取物語から想を得た、富安陽子文、五十嵐大輔絵による創作絵本
富安陽子文、五十嵐大輔絵「月虫の姫ぎみ」を読みました。竹取物語から想を得た創作絵本だそうでした。ネタ…




江戸の市井に生きる庶民の、ささやかな暮らしの摩擦と、その摩擦の奥にある情けや悔いを描いた連作短編集。どこにでもあるそうした生業の中に隠されている人が人として生きる重みを小説は巧みに掬い取る。
「赤まんま 慶次郎縁側日記」を読みました。 【三日の桜】慶次郎が根岸の寮に戻ると、隣家の桜が見…




天才小説家と自負し、若くしてデビューした冴理だが、3年後にデビューした高校の後輩天音の巨大な才能に圧倒される。歩み寄ろうとした冴理を天音は邪険に扱い、更に彼女の生活を侵食し、冴理は殺意を抱くが。。。
木爾チレン作「神に愛されていた」を読みました。 【後奏】物語は63歳になった小説家・東山冴理が…




染井為人初のホームコメディ。ホームコメディであっても染井流の鋭いプロットとトリックは健在。しかも各章には素敵な決め台詞が用意されていた。
染井為人作「みずいらず」を読みました。 【おかしいのはどっち】次男楓の誕生後、再婚した9歳年下…




本書『あなたの人生の物語』は、人類の認識や存在の前提を揺さぶる短編集であり、過去・未来・世界の前提が覆る瞬間をそれぞれ異なる視点から描くSF作品。
テッド・チャン作「あなたの人生の物語」を読みました。 【バビロンの塔】古代シュメールの鉱夫ヒラ…




一人飲みは孤食ではない。自らを無にしてさらけ出し、心置きなく他者を受け入れて虚心坦懐に飲み行為を行う事が孤立を防ぎ、今後我々が一人で迎える高齢化社会を乗り切る秘訣であると語る名エッセイ。
稲垣えみ子作「一人飲みで生きていく」を読みました。著者によれば、孤食と一人飲みは違うのだ、一人飲みの…