・本書は、文筆家で
写真家の蒼井ブルー氏が、
「恋をするということ」
「隣にだれかがいるということ」
「生きるということ」
という3つのチャプターに書かれた
著者の出来事を通じて
「エモい」の正体に迫った1冊。
・正直なところ、
「エモい」は体系化や解説、
指南が不可能である。
・「エモい」は指紋や虹彩のように
人によってまったく違う形や
色をしているからだ。
・それゆえ「エモい」には再現性がなく、
だれかやなにかをまねたとしても、
同じ「エモい」を起こすことはできないのだ。
・「エモい」は決して難しいものではなく、
ほんの少しの工夫をすれば、
誰にでも起こせるのだと
筆者(高橋)は感じている。
◇「また会える?」の返事は
「いつにする?」がいい。
◇ちょっと充電(ハグ)していいですか。
◇「お茶しよう」と言ったけれど
本当は「会いたい」でした。
◇「もしもし」の代わりに
名前を呼ぶ人なんなの、好き。
◇「あの人ってやさしかったんだな」
みたいなの、気がつくころには
もう戻れなくて本当にあれ。
◇うれしい連絡は
朝に届くとよりうれしい。
◇新しいことをはじめるのって、
ちょっと寂しいときくらいのほうが
よかったりする。
◇「頑張ったね」と言われて
泣きそうになるの、頑張ったからだ。
◇人にやさしくして
あげられないときって、
自分にやさしくして
あげないといけないときだ。
◇「これから」って好き。
失敗も後悔も糧になるおまじない。
といったテーマをもとに、
「エモい」の正体について
限りなく迫る内容となっており、
ほんの些細な気遣いや意識が
「エモい」を生み出している
のではないかと感じた。
読み進めるごとに、
◇友達やこれから出会う人達には
こんな関わり方がいいかな
◇違和感ある人とは距離を置いてもよい
◇会いたい人には素直に
「会いたい」と言おう
など、モヤモヤしていたことに対して、
少し霧が晴れたような
そんな感覚になりました。
ささやかな日常の中にある
別の視点を得ることができる本ですので
新たな視点や、
普段の言葉の選び方について
考えたい方は、ご一読ください。
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