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フリーランス向けと感じる部分が多め バレットジャーナルの考えに全て包含されそう

  • レビュアー: さん
  • 本が好き!1級
  • いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才
  • by
  • 出版社:すばる舎
いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才
 個人的に、自己啓発本は「一文、一フレーズだけでも自分にとって新しい情報が書かれていたらアタリ」だと思っている。その意味では、本書はアタリだった。

 私が本書で得心したのは、
終わりを意識すると、やるべきことが明確になる【第2章|p074】
という部分だ。死ぬまでにできることは限られているという趣旨のことが書かれていた。言われてみれば当たり前のことだが、「10年」をひとつの区切りとして提示されている点を新鮮に感じた。

 学生時代であれば「10年」はかなり長く感じる。高校大学の七年間でできることは多い。しかし、社会人になると「10年」でできることは案外限られている。よく、「1年間/一か月/一週間単位で目標を設定する」ことを推奨する自己啓発本を見かけるが、10年単位でやるべきことを絞るという発想は新鮮だった。

 ただし、具体例がフリーランス向けと思しき記述が多く、一般的な社会人に適用できそうかと言われると、首をかしげてしまう部分も少なくない。例えば、4章「毎日が幸せなスケジュールの立て方」では、「朝は達成感、昼はふれあい、夜はリラックス」という小見出しで説明されている。ここで具体例として、筆者の一日が示されているのだが、勤務時間が指定されている社会人からするとあまり参考にならない。

 また、「自分がやっていること/やりたいと思っていること」を書き出すという手法がたびたび推奨されているが、これらのメゾットは全て『バレットジャーナル』の考えに通じる。バレットジャーナルのメゾットを実践していれば、本書のメゾットはほぼ実践できるといっても過言ではない。

 本書単体で得られたものは少なかったが、少しでも収穫があっただけ良しと思いたい。

(書評執筆日:2025年9月28日)
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  • 掲載日:2026/04/07
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