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  1. 2016年、今年の1冊。
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2016年、今年の1冊。

登録日:2016年12月12日 07時00分
ダ・ヴィンチ 2017年1月号
タイトル:ダ・ヴィンチ 2017年1月号
著者:
出版社:KADOKAWA
発売日:2016-12-06
価格:650円
平均レート:
テーマ主催者:
祐太郎 さん
祐太郎さん

テーマの説明

2016年も終わろうとしています。
テーマ名では「1冊」としていますが、「甲乙つけがたい」という思いもあるでしょうから、
最大2冊まで、レビュアーさんの2016年のイチオシの本(2冊でイチオシなのかという突っ込みは勘弁してください。)をぜひ教えてください。

[[本の名前>URL]]でリンクしてください。
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  1. 1
    主催者
    祐太郎
    祐太郎 さん
    1冊目は、やっぱり今年も石井光太作品を選んでしまいました。
    海外でもさまざまな階級をみてきた著者が非常に冷静でも心の中には熱いものをたぎらせながら
    いかんともしがたい家庭環境を丹念に調べ上げたその姿は圧巻です。

    鬼畜の家
    投稿日:
    2016年12月12日 21時39分
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    • 2
      風竜胆
      風竜胆 さん
      やっぱりこれかなあ。「オール1の落ちこぼれ、教師になる」
      基本的に、頑張っている人が好きなんですよね(ただし、肉体派ではなく頭脳派w)
      投稿日:
      2016年12月12日 21時50分
      GOOD!5コメントを全件表示0

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      • 3
        波津雪希
        波津雪希 さん
        やはり頑張っている人を見ると(読んで)勇気づけられます。
        投稿日:
        2016年12月12日 22時17分
        GOOD!9コメントを全件表示0

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        • 4
          踊る猫
          踊る猫 さん
          最大二冊までということなので、ノンフィクション部門ではブレイディみかこ『ヨーロッパ・コーリング』を。
          投稿日:
          2016年12月12日 23時48分
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          • 5
            Scorpions
            Scorpions さん
            やはり政治・ニュースの話題で今年一番の衝撃は「トランプ新大統領誕生」ではないでしょうか。
            本書はほぼ全てメディアが「トランプが勝つなんてあり得ない」と報じていた時期に出版されたものです。
            「トランプが勝つ」と予想しているような内容ではないのですが、「本当にクリントン一択でいいのか」「泡沫候補と言われ続けていたトランプが勝ち残ってきた背景を知るべきではないか」と問題提起しているという点で、「今年の一冊」にふさわしいと思います。

            マスコミが報じないトランプ台頭の秘密』江崎道朗
            投稿日:
            2016年12月13日 02時44分
            GOOD!7コメントを全件表示0

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            • 6
              哀愁亭味楽
              哀愁亭味楽 さん
              こんにちは! 私も参加させてください。

              あんまり新刊は読んでないのですが、2016年に刊行されたものでとてもよかったのはスティーブ・エリクソンの「Xのアーチ」でした。

              小説は現実的じゃない妄想かもしれないけれど、その妄想を忘れてしまうこと、そんなものには意味がないと切り捨ててしまうことこそが、「こんなはずじゃなかった未来」への第一歩のような気がしています。小説の力を強く感じた一冊でした。
              投稿日:
              2016年12月13日 12時14分
              GOOD!9コメントを全件表示0

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              • 7
                Scorpions
                Scorpions さん
                もう一冊は国際法で読み解く世界史の真実を推したいと思います。
                 
                北朝鮮の核開発、中国による領海侵犯、イギリスのEU離脱、アメリカ大統領選、ロシアとの北方領土問題、相次ぐテロ事件・・・
                今年はとくに世界中に衝撃を与えるような事件や出来事が多かったのではないでしょうか。
                 
                近頃ではそういった国際情勢を「地政学」に基づいて解説する報道番組も多いようですが、一方で地政学は「何でもアリ」の「剥き出しの行動原理」であるとも言えるため、その解説が果たして正しいのか否かの判定を下すのは中々難しいように思います。
                 
                国際情勢の動きをみるうえでは、「地政学」(力の論理)と「国際法」(建前の論理)の双方の視点が必要なのだということを教えてくれた本として、「今年の一冊」にふさわしいです。
                投稿日:
                2016年12月14日 02時18分
                GOOD!7コメントを全件表示0

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                • 8
                  アカナ
                  アカナ さん
                  小林泰三さんの作品は、論理的な(理屈っぽい)会話を中心として進むものが多く、
                  苦手な人も居るかも知れませんが、個人的にはそこが気に入っています。

                  特にこの一冊は、一つのアイデアを色んな切り口で短編集的に見せつつも、
                  全体として一本の幹が通っていて、非常に引き込まれた作品でした。

                  あまり広いジャンルでは読書できていませんが、今年の一冊として選ぶならこれです!

                  失われた過去と未来の犯罪
                  投稿日:
                  2016年12月15日 00時55分
                  GOOD!7コメントを全件表示0

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                  • 9
                    ゆうちゃん
                    ゆうちゃん さん
                    年末にふさわしい企画ですね。ありがとうございます。
                    まだ半月残して居ますが、これ心に決めた本が既にあって下記です。
                    風邪と共に去りぬ1
                    風邪と共に去りぬ2
                    風邪と共に去りぬ3
                    風邪と共に去りぬ4
                    風邪と共に去りぬ5
                    5冊ありますが、ひとつの作品なのでどうかご勘弁を・・。
                    投稿日:
                    2016年12月15日 22時09分
                    GOOD!7コメントを全件表示3

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                    • GOOD!012/16 22:43
                      ありがとうございます!甲乙つけがたいシリーズ、実はもう一冊ありますので後日、投稿致します。
                    • GOOD!012/25 16:25
                      私は映画でしか見たことはありませんが(第一巻持ってるけど未だに読まず)初めて見たときの感動は今でも忘れられません。来年は本に挑戦しょっかな。
                    • 10
                      ぱせり
                      ぱせり さん
                      こんにちは。
                      イスラエルの作家エトアル・ケレットのエッセイ集です。
                      砲弾がとんでくる、爆弾テロはおこる、という町から、まっとうで豊かなものを贈ってもらった、と思えるような本でした。

                      あの素晴らしき七年
                      投稿日:
                      2016年12月16日 13時44分
                      GOOD!6コメントを全件表示0

                      ログイン後、コメントできます。

                      • 11
                        ぱせり
                        ぱせり さん
                        すみません、どうしても一冊に絞れないので、もう一冊。今年でた本ではないのですが
                        ぼくとおばあさんとイリコとイラリオン
                        本が好き!のおかげで出会えた本です。改めてありがとうございました。
                        投稿日:
                        2016年12月16日 13時49分
                        GOOD!9コメントを全件表示2

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                        • GOOD!312/16 20:12
                          2冊までオーケーにしています。だって「甲乙つけがたい」でしょうから。
                        • GOOD!112/17 08:00
                          つけがたいです・・・
                        • 12
                          かもめ通信
                          かもめ通信 さん
                          今年は本当に当たり年で、ベスト10を選ぶのにも苦労しそう~と思っていたところなので
                          この1冊!(ないし2冊)なんて選べないよ~と迷っていたのですが、意を決して2冊に絞りましたw
                          選定の基準はただただ「好きすぎる」本!ということで!
                          ますは、期せずしてぱせりさんと同じ本(うれしい!)を。

                          僕とおばあさんとイリコとイラリオン
                          投稿日:
                          2016年12月17日 08時28分
                          GOOD!9コメントを全件表示0

                          ログイン後、コメントできます。

                          • 13
                            かもめ通信
                            かもめ通信 さん
                            もう1冊はこちらも買って良かった~というちょっと不思議な私好みの本!
                            誰にでもお勧めできるという類いの本ではありませんが、私もこれ大好き!という方とあれこれ語り合いたい!!と思わせるような本なのですw

                            ポーランドのボクサー
                            投稿日:
                            2016年12月17日 08時33分
                            GOOD!7コメントを全件表示0

                            ログイン後、コメントできます。

                            • 14
                              BOOKSHOP LOVER
                              BOOKSHOP LOVER さん
                              まだ書評は書いていないのですが、
                              本屋がなくなったら、困るじゃないか: 11時間ぐびぐび会議
                              が今年の一冊ですね。

                              いろいろ本屋の周辺で活動しておりますが、本屋をこれからやる人のためにこれ以上ないくらいの出版業界の解説書になっています。

                              出版不況云々を語る前に必ず読んで欲しいなーと思いました。

                              というか、書きたいことが多すぎてうまくまとまらないのでまだ書けていないのですよね。レビューって難しい。。
                              投稿日:
                              2016年12月17日 18時46分
                              GOOD!6コメントを全件表示0

                              ログイン後、コメントできます。

                              • 15
                                主催者
                                祐太郎
                                祐太郎 さん
                                最後に駆け込んできた御嶽山噴火 生還者の証言 あれから2年、伝え繋ぐ共生への試み

                                東日本大震災のように広い範囲でもなく、太平洋戦争のような過去感もありません。
                                あのとき、あの場所で何が起こっていたのか、どうすべきなのかを
                                生還者が語るところが熱いです。
                                投稿日:
                                2016年12月18日 11時18分
                                GOOD!11コメントを全件表示0

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                                • 16
                                  ゆうちゃん
                                  ゆうちゃん さん
                                  お言葉に甘えてもうひとシリーズです。
                                  ドクトル・ジバゴ上
                                  ドクトル・ジバゴ下
                                  ノンフィクションでは、進化論や物理学、文明論や歴史論の本を読んでいて、こちらは比較的新しい知見などが書いてあります。しかし、文学の分野では、相変わらず古臭い本ばかりを読み漁っていますが、これまで一番多くを読んできた分野なので、選ぶとなるとここからとなります。先に挙げた風と共に去りぬもそうですが、期せずして動乱の中を生きる男女が主題の作品となりました。甲乙つけがたいのですが、パステルナークは絶版となってしまっているので、風と共に去りぬを一番で挙げております(Amazonなどで古本を購入可能です)。
                                  投稿日:
                                  2016年12月18日 19時12分
                                  GOOD!5コメントを全件表示0

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                                  • 17
                                    ぽんきち
                                    ぽんきち さん
                                    お邪魔します~。

                                    年末にかけて、まだ新たな瞠目する出会いwがあるかもしれないと思っていたのですが、さすがにそろそろ総括かな、というところです。

                                    個人的には、今年は戦争関連の本が多めだったかなと思います。どれか1冊、というのがなかなか難しいのですが、
                                    戦争は女の顔をしていない
                                    がやはり1つ頭抜けていたように思います。

                                    文章自体は平易でありながら、含むものの多い1冊ですが、時代の流れの中の個人というものを考えさせる力作だと感じました。
                                    投稿日:
                                    2016年12月20日 20時33分
                                    GOOD!9コメントを全件表示2

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                                    • GOOD!112/20 21:36
                                      共感ボタンを押します!これは本当にスゴイ本ですよね。
                                    • GOOD!112/20 23:33
                                      あの時代にこのテーマの本を構想したというのもすごいですね。
                                    • 18
                                      ぽんきち
                                      ぽんきち さん
                                      次点でフィクションを。

                                      忘れられた巨人

                                      今年の第2位に選んでおきながら☆4つというのは我ながらどうなのか、と思いますがw
                                      物語の「力」を感じさせる1冊でした。
                                      投稿日:
                                      2016年12月20日 20時37分
                                      GOOD!7コメントを全件表示0

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                                      • 19
                                        BOOKSHOP LOVER
                                        BOOKSHOP LOVER さん
                                        本が好き!レビュアーの選ぶ「2016年、今年の1冊。」!!として、運営ブログで書名をまとめましたので、どうぞご参考までに~。
                                        http://info.honzuki.jp/?p=1099...
                                        投稿日:
                                        2016年12月25日 02時08分
                                        GOOD!9コメントを全件表示0

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                                        • 20
                                          hacker
                                          hacker さん
                                          お邪魔します。私にとっては、やはりこの一冊ですね。なぜ今まで翻訳が出なかったのか不思議です。

                                          古森のひみつ
                                          投稿日:
                                          2016年12月25日 09時04分
                                          GOOD!6コメントを全件表示0

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                                          • 21
                                            k.m.joe
                                            k.m.joe さん
                                            コスモスの影にはいつも誰かが隠れている

                                            好きな作家ばかり選んでいるような昨今。藤原さんもその一人だが、写真家だからかファインダー越しのような情景の緻密さに、人間臭さが必ず纏われている。さらに、本作の魅力の一つは読む者に「考える余地」をもたらしてくれる部分。おかげで深い余韻に包まれて、中々次の章に進めない。
                                            投稿日:
                                            2016年12月25日 16時46分
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                                            ログイン後、コメントできます。

                                            • 22
                                              読書猫S.S
                                              読書猫S.S さん
                                              今年読んだ本でよろしいでしょうか?

                                              小説から「座敷童子の代理人」ですね。この作品はシリーズ化され今年3巻と4巻が発売されました。
                                              妖怪の住む遠野・・・その旅館迷家荘で座敷童子コンビと妖怪達が繰り広げる読むと心優しくなれる本です。
                                              書店の平積みコーナーの中にあったんです、そしてこの本が、「これだよ!」て言っているような気がして購入した本なんですよね。妖怪の仕業でしょうか・・・?妖怪に興味ない方にもおすすめ出来るよい小説です。

                                              「気配を感じませんか?妖怪達は私たちの身近にいるかもしれません。」

                                              座敷童子の代理人
                                              投稿日:
                                              2016年12月26日 08時19分
                                              GOOD!9コメントを全件表示2

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                                              • GOOD!012/27 07:33
                                                本好き羊さん
                                                このページの一番下に、あなたのコメントを入力して下さい。という欄がありますのでそこに「今年の一冊(新規投稿)」を記入するようになっています。そうすると上記にある皆さんの投稿のような形態で表示されます。ためしてみて下さい。
                                              • GOOD!112/27 23:50
                                                 読書猫さん

                                                 申し訳ありません。違うところにコメントを載せてしまいました。改めて一番下の欄に載せます。

                                                 間違って載せたコメントは削除しておきます。
                                              • 23
                                                ことなみ
                                                ことなみ さん
                                                オースターを発見して読みました。まだ残っていますので楽しみです。
                                                今年の一冊。

                                                孤独の発明
                                                投稿日:
                                                2016年12月27日 17時09分
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                                                • 24
                                                  本好き羊
                                                  本好き羊 さん
                                                   こんばんは。改めて載せ直します。今年の1冊に選びたいのは、井上章一の「京都ぎらい」です。京都に関する本と言えば、京都萌え~のようなものしか見かけたことがないので新鮮でした。
                                                  投稿日:
                                                  2016年12月27日 23時47分
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                                                  • GOOD!001/13 20:11
                                                    今日、書店を冷かしていると、「京女の嘘 京都しあわせ倶楽部」という井上章一の新刊本を見かけました。また、京都に関する本ですね。しかも京女に関することです。
                                                  • 25
                                                    読書猫S.S
                                                    読書猫S.S さん
                                                    2冊目はビジネス書から「英語化は愚民化 日本の国力が地に落ちる」ですね。
                                                    小説以外は滅多に読まない私ですが、小学3年生から英語教育を開始しようという時代。私たち大人も含め日本語(母国語)もまともに話せない日本人が多い中なぜと思っていました。そこで、我が国がここまで発展してきたのか、それは母国語を守ってきたからと言う視点から解説した本です。

                                                    読後は、きちんと日本語を話そうかなと思えてきます。

                                                    英語化は愚民化 日本の国力が地に落ちる
                                                    投稿日:
                                                    2016年12月28日 18時38分
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                                                    • 26
                                                      本好き羊
                                                      本好き羊 さん
                                                       2冊目に選ぶのは、氷河期の洞窟に残された記号を解明したというこの1冊です。人類学者の著者とカメラマンのパートナーの共同作業。あのTEDTALKにも登場して話題になったそうです。
                                                      投稿日:
                                                      2016年12月28日 19時27分
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                                                      • 27
                                                        アオサギ
                                                        アオサギ さん
                                                        こんにちは。
                                                        お邪魔します。
                                                        マイナーなものばかり読んでいて気が引けるのですが……

                                                        1冊は百年文庫の「嘘」を選びます。
                                                        とにもかくにも、エロシェンコの作品が好かった。この出会いは自分にとって衝撃的だったので。
                                                        (062)嘘
                                                        投稿日:
                                                        2016年12月28日 23時53分
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                                                        • 28
                                                          アオサギ
                                                          アオサギ さん
                                                          ご厚意に甘えてもう1冊失礼します。
                                                          もう1冊は磯田さんの歴史エッセイです。
                                                          内容も楽しめて磯田さんの人となりも楽しめて、薄いながらも充実した1冊でした。
                                                          歴史の愉しみ方 - 忍者・合戦・幕末史に学ぶ
                                                          投稿日:
                                                          2016年12月28日 23時55分
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                                                          • 29
                                                            くにたちきち
                                                            くにたちきち さん
                                                            今年の一冊は『「病は気から」を科学する』(ジョー・マーチャント著 服部由美訳、講談社)です。イギリスの科学ジャーナリストの書いた390ページの大冊で、西洋医学の世界から見た代替医療の評価を中心に書いています。『朝日新聞』12月25日号の書評委員の選んだ「今年の3点」に、横尾忠則が取り上げて「執着から離れることと執着することの両方に治癒力があるという。実におかしな話だ。」と評しているのを読んで、物の見方に様々な面があることを知ることができたことも、収穫のひとつでした。
                                                            投稿日:
                                                            2016年12月29日 19時13分
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                                                            • 30
                                                              ちょわ
                                                              ちょわ さん
                                                              書評が間に合わないまま2016年が終わりそうです…。
                                                              というわけで書評なしですがせめてここでご紹介だけでもっっ!


                                                              「はたらくことは、生きること」

                                                              羽鳥書店さんは私の大好きな出版社のひとつですが、今年出版されたこの写真集は秀逸でした!

                                                              昭和30年代に高知の石灰山で働く土方の老若男女の姿をとらえた写真の数々。美輪明宏さんの「ヨイトマケの歌」の母ちゃんのような働く姿。肉体的にとても厳しい仕事のはずなのに、笑顔の写真も多く、ただ大変そうとか辛そうとか単純な言葉で表現できない人間の姿を見ることができました。
                                                              投稿日:
                                                              2016年12月31日 21時27分
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                                                                ちょわ
                                                                ちょわ さん
                                                                これまた書評が間に合わなかったのですが、二冊めです!

                                                                「山人たちの賦」

                                                                マタギや森林の研究者や山小屋の主人やボッカ(山小屋に荷物を運ぶ人)など、山に人生をかけた男たちを取材したノンフィクション。こういう形態の本をあまり普段読まない私ですが、大学時代に山に登っていたことを懐かしく思い出して読んでみたら、予想以上でした。

                                                                山の男たちのスケールというのは下界(山から見て)の人間の常識の範疇を超えたぶっ飛びかたであり、山と体ひとつで向き合うひとりの男というのは、なんとも言い難い深い魅力があります。
                                                                投稿日:
                                                                2016年12月31日 21時43分
                                                                GOOD!9コメントを全件表示0

                                                                ログイン後、コメントできます。

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                                                                  タカラ~ム
                                                                  タカラ~ム さん
                                                                  みなさま、あけましておめでとうございます。2017年の初書き込みです。

                                                                  2016年もたくさんの本を出会いました。その中から2作品に絞るのはかなり悩むところ。とりあえず、国内編で1作、海外編で1作を選んでみます。

                                                                  ということで、まずは国内編から。

                                                                   村山早紀「桜風堂ものがたり」

                                                                  国内作家の作品をあまり読まないのですが、少ない中でもこの本の存在感が強かったですね。

                                                                  すごく良い本なので、未読の方がいたらぜひ読んでみてほしいです。
                                                                  投稿日:
                                                                  2017年01月01日 16時18分
                                                                  GOOD!13コメントを全件表示3

                                                                  ログイン後、コメントできます。

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                                                                    12月に読みましたが良い作品でした。
                                                                  • GOOD!101/08 12:52
                                                                    ようやく購入しましたが、読むのはだいぶ後になりそうです。
                                                                  • 33
                                                                    タカラ~ム
                                                                    タカラ~ム さん
                                                                    続いて、海外編から。

                                                                    No.11でぱせりさん、No.12でかもめ通信さんが選んだ「僕とおばあさんとイリコとイラリオン」も捨てがたいのですが、2016年末近くに読んで、これも強く印象に残った、

                                                                     閻連科「年月日」

                                                                    を選びたいと思います。

                                                                    大日照りに襲われた村でたったひとり、残されたトウモロコシの苗を守ろうと奮闘する先じいと彼に寄り添う盲目の犬メナシ。彼らの闘いは確かに虚しいけど、最後にはある奇跡を生み出す。ロウジンスキーにもケモノバカにもオススメの1作です。

                                                                    ということで、私の2016年の2冊でした。

                                                                    ではみなさま、今年もよろしくお願いします!!
                                                                    投稿日:
                                                                    2017年01月01日 16時24分
                                                                    GOOD!13コメントを全件表示0

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                                                                      るびりんぐ
                                                                      るびりんぐ さん
                                                                      遅まきながら参加させていただきます。

                                                                      私にとって2016年最大のヒットはこの本でした。

                                                                      書評『家畜になった日本人』(http://www.asahi-net.or.jp/~zj7t-fji/book_kachiku.html)

                                                                      「人は言葉を持って知能が低下し始めたのかもしれない」、「肉が悪い、野菜が良いのではなく、人工的に育てられたものはすべて悪いのだ」、「肉体は鍛えれば強くなるという意味ではまたとはない宝物であるが、鍛えなければ衰えるという意味では厄介な存在でもある」など、ほぼ全編を引用したくなるほど、内容の濃い本でした。
                                                                      投稿日:
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                                                                      GOOD!2コメントを全件表示0

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