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波津雪希
レビュアー:
謎解き怪談小説。 夜行堂シリーズ。
 帰省する途中、峠道をバイクで走っていたら
対向車が接触しそうだったので、避けたらガー
ドレールを突き破り、バイクごと崖から転落し
た。
桜千早はあの世に行く列車を乗る寸前、女性に
呼び止められた。
「命がまだ残っている。
右腕を此処へ置いて行きなさい。
戻るための縁になるだろうから。」
女性の言うとおりにしたら、桜千早は病院で目
を覚ました。
奇跡的に命が助かった桜千早だったが、無くな
った右腕を誰かが掴む。
右手は無い筈なのに。
掴んだ手は女性のものだった。
桜千早が誰かと問い詰めると窓に『みつけて』
の文字が浮かび上がった。
その女性は桜千早がバイクで事故を起こして現
場近くで殺害された女性のものだった。

 ある日、病院を抜け出しタクシーに乗り神谷
町へ向かったがタクシーは山の中に向かう。
桜千早がバイクで事故を起こした犯人のタクシ
ー運転手だった。
桜千早はタクシー運転手の名日比谷の名前を呼
び殺害された女性に報復させる。
日比谷はタクシーから逃げるように降りて逃げ
出したが崖から転宅した。
日比谷はかろうじて岩にぶら下がっていたが、
女性の幽霊は日比谷に突っ込み崖に落とした。

 因果応報。
タクシー運転士は様々な悪事の漬けを払うこと
にな
った。
そして桜千早、霊現象が絡む事件を手伝うこと
に。
ホラーとミステリーが合わさった小説でした。

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波津雪希
波津雪希 さん本が好き!1級(書評数:2055 件)

本を読むのは、もっぱら移動時間。
移動時間が長い時ほど、読書量が増えます。

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