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こまちさん
こまち
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一言で表現すると「うさんくさい」兎田谷(うさいだや)先生。でも真実を見極める推理力はスゴイ!小説家兼探偵の兎田谷のお手並み拝見といきましょ~。
小説家であり探偵でもある兎田谷(うさいだや)は、和洋折衷の派手ななりをしカフェーへ通い詰めている。
一見すると、おちゃらけたいいかげんな男。
一言で表現すると、うさんくさい。
ところが、意外にも推理力があり探偵としてなかなかのものなのだ。

彼の弟子で書生の烏丸は体格が良くて目つきが鋭く強面。
でもまじめで物腰のやわらかい青年だ。

見た目と中身のギャップのあるこの二人を軸に依頼人を交えて物語は展開する。

時代は大正。
カフェーの女給からの依頼に応じ推理力を発揮する兎田谷。
真実を見極める力があってビックリだ。

酒好きで小説の締め切りも守らない遊び人風の兎田谷なのに、探偵としてはいい仕事をするんだなこれが…。
依頼人からの頼みに応えるだけで終わるのではなく、その先をも見通している。
案件を解決するだけじゃなく、依頼人や周りの人たちの思いを鑑みて物事を進めていくあたりに感心した。
うさんくさいふりしてるけど、実は温かみのある心を持った人だと思ったなあ、兎田谷先生。

弟子の烏丸の人となりの描写は少なく、もうひとつ掴みきれないキャラクターだったことは惜しいところ。

物語は三章から成り立っていますが特に第二章の「からたちの花とオオカミ少年」は面白かった。
人の裏の顔を見い出す力にたけた兎田谷がスゴイ。
意外な真実に「えっ!?」と驚きました。


ふだんは子猫相手にのんべんだらりとしてる兎田谷先生の小説家としての一面ものぞいてみたいな。
はたしてどんな小説なのか!?
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こまち
こまち さん本が好き!1級(書評数:648 件)

本とパンが大好きな京都人です。大人が読んでも面白い児童書を見つけるが大好きです。
ミステリやおいしい食べ物が出てくる物語なども好き。
心温まる素敵な本に出合えると嬉しくなります。

読んで楽しい:3票
参考になる:12票
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