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書評一覧

聊斎本紀

レビュアー:武藤吐夢

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聊斎本紀

もともとの原点はホラー色が強い作品だが、それを見事に清朝というのか王権批判にしている。最後の章がそれだ。最後のほうの桃源郷に皇帝が行く、そこで体験する過酷なまでの仕打ち。ここが大切なところに感じた。

『聊斎志異』のリメイク(二次創作)。 『聊斎志異』の印象は、日本で例えると百物語に近いものだった。…

投票(6コメント(0)2025-10-17

沈黙を破る 「男子の性被害」の告発者たち

レビュアー:みんな本や雑誌が大好き!?

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沈黙を破る 「男子の性被害」の告発者たち

年上の男が男の子を誘惑するのは許せないが、年上の女が男の子を誘惑するのは許せる? 「二枚舌」「二重思考」は許されるのでしょうか、許されないのでしょうか?

秋山千佳氏の『沈黙を破る「男子の性被害」の告発者たち』(文藝春秋)を読みました。 性…

投票(1コメント(0)2025-10-17

升田幸三 振り飛車の神髄

レビュアー:hacker

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升田幸三 振り飛車の神髄

「実績とは過去です」「AIは正確であっても正解ではありません」 少し前の朝日新聞に掲載されていた特集で語られていた棋士・藤井聡太の印象的な言葉です。藤井聡太というと、私が思い出すのは升田幸三なのです。

最初にお断りしておきますが、この拙文では敬称を略させていただきます。というのは、升田幸三については「…

投票(7コメント(0)2025-10-17

少年少女ふろくコレクション

レビュアー:拾得

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少年少女ふろくコレクション

「世界のどこを見渡しても、日本ほど雑誌のふろくが発達している国はありません。(中略)ふろくー特に子供向けの紙おもちゃふろくは、日本独自の文化だと言えます。」(弥生美術館学芸員・中村圭子、4頁)

 浮世絵展の図録を見ていた時に「おもちゃ絵」という言葉を初めて知り、以来、このことばが気になって仕方…

投票(8コメント(0)2025-10-16

インドラネット

レビュアー:塩味ビッテン

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インドラネット

カンボジアで行方不明になった親友とその美人姉妹を捜して、現地に赴く青年の冒険と成長譚だが、そこは桐野小説だけあって混沌とし猥雑な現地の描写と、BLを思わせる主人公の純粋さがアクセントとなっています。

 高校時代の親友・空知とその姉妹とがカンボジアで行方不明となり、26歳の主人公・晃は3人の消息を求め…

投票(5コメント(0)2025-10-16
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