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知の庭園で開かれる、夜のお茶会。さぁ、今宵はどんな話を聞かせてもらおうか。

  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しい この世界の小さな驚異
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  • 出版社:朝日出版社
銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しい この世界の小さな驚異
これは美しい科学本である。

と書くと、CGで描かれた天体や研究器具の図など、視覚的な印象を受けるかもしれない。
しかし、本書は言葉の選び方や文章の構成が美しいのだ。
滑らかで脳にするりと溶け込む、そんな科学本である。内容は濃いのに、何故だか壁を感じないというなかなか稀有な書だ。

さて、夜話というタイトル通り、私は寝る前に読んでいるのだが、1話数分で読み終えられるので、ちょっとした合間などに読むのも良いと思う。

そうだ、第9夜の話を友人との待ち合わせ時に読むのはどうだろう。

確率の話なのだが、1000人に1人が飲酒運転をする市があり、ある精度の検知器で警察が検問するというものだ。
この問題、半数以上の人が間違ったと言われたら、どうだろう。
「お待たせ」
と遅刻してきた友人に、ちょっとを出してみたくもなる

こんな風に誰かに話すもよし、自分だけで知を楽しむのもよし。

慌ただしく過ぎていく日々。贅沢な合間をくれる本書を枕元にそっと置き、ゆったりと瞼を閉じる瞬間が私は好きだ。
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  • 掲載日:2020/03/21
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