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『くたばれGNP』『くたばれ朝日新聞』という本があるなら『くたばれ百姓(農民)貴族』と言ってもいい?「パンがなければケーキを食べたらいいのに」と「水がなければ牛乳を飲めばいいのに」はブルジョワの言葉?
藤本義一さんの『六十歳からは好きなように生きよう。定年後の生き方のヒント』(大和書房)の中に、戦後まもないころの百姓たちの貪欲強欲ぶりを批判しているエッセイがありました。
「戦災に遭わなかった都市近郊の農家の尊大さは現在でもはっきり記憶している」
そうそう、百姓礼賛論を聞くたびに、藤本さんのような体験をした人の「証言」を私は思い返してきました。都市住民の着物等々をサツマイモ等々と物々交換。「恩きせがましく食べ物を出した」「現在でも農協に対して、戦後の事情を知っている都会の人たちが無関心なのは、戦後の傲慢な農家の態度があったからではないかと思う」との藤本さんの言葉には全面的に共感します。
ということで、マンガ(コミックエッセイ)ですが、荒川弘さんの『百姓貴族』(新書館)を読みました。2009年以降に出たマンガです。
荒川さんは、マンガ家になる前は北海道で七年間、農業に従事していたとのこと。牛を飼い、野菜を作り、クマに怯え、エゾシマリスに翻弄される―年中無休で働き、切ない想いも多々あるハードなお仕事。「水がなければ牛乳を飲めばいいのに」。なんたって“百姓貴族"ですから!! 知られざる農家の実態を描いた、日本初農家エッセイ登場--とのふれこみです。
一冊目のカバー袖には「農家の常識は社会の非常識」「水がなければ牛乳を飲めばいいのに」と標語が大きく出ています。おっしゃる通りですね?
「水がなければ牛乳を飲めばいいのに」。「パンがなければケーキを食べればいいのに」といった王族貴族もどこかにいましたっけ?
コミカルに「楽農民」いや「酪農民」の生活が描かれていました。タイトルの「貴族」からして、ふんぞりかえっている傲慢な農民をイメージしましたが、全然そんなことはなくて、シンプルな酪農家の悲喜こもごもの実態が描かれていました。面白いマンガでした。1~5と読みました。それ以降にも続きが出ているようです。
2冊目には「日本分割統治計画」と題して、北海道がソ連に統治されていたら、こんな農業政策が取られていた……とのシミュレーションマンガになっていました。オーソドックスな定説(強制管理態勢)にのっとって農民搾取物語。まぁ、実際、そうなっていたでしょうね。なかなか感性の鋭いところもある方のようです?
熊やアライグマやキツネ等々との戦いも大変なようです?
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日本国も大変です。「書店を救え」とか「農業を救え」とか。「花屋を救え」とかも?
「平和教育を救え」も? 「タバコ飲みを救え」「喫煙所を救え(なくすな)」とかも?
たまには「クタバレ〇〇」とか言いたくもなる?
昔、朝日新聞は『くたばれGNP―高度経済成長の内幕』なんて本を1971年に刊行しました。いまはそんなことを言いたくても言えないでしょうね。一定の経済成長があるほうが、望ましいという当たり前の経済観を嘲笑し、豊さをバカにする手合いの書く内容だったと記憶しています。今日でも、経済成長など気にする必要がないといった見解が「リベラル」だと信じている人もいるようですが……。
『くたばれ労働貴族』なんて本もかってあったかと。ならば『くたばれ百姓(農民)貴族』もありうる?
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余談ですが。正確な書名としては、高杉良氏の『労働貴族』(講談社文庫)、斎藤一郎氏の『日本の労働貴族 その矛盾した思想と行動』(カッパブックス)。共産党が強い時には、共産幹部も一時的に労働貴族だったでしょうし、それを打倒した反共系労組も「大勢派」になれば、貴族的になることもあったでしょうか。倒産の恐れがあまりない?官公労の労組なんかにも「労働貴族」がいまもいるかもしれませんね?
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最後の余談ですが?
そういえば、大澤正道氏の著作に『くたばれ朝日新聞 国民を欺く卑怯なメディア』 (日新報道)という本がありました。 2009年に出ています。読後感は薄れていますが、おっしゃるとおりだと思いました。『くたばれ農協』なんて本もあるでしょうか?
いまだと『くたばれSDGs』という本を出すべきですね? 池田清彦氏の『SDGsの大嘘』 (宝島社新書)は以前読みました。この本を改題して『くたばれSDGs』として出すといいかもしれません。さらには『くたばれトランプ』『くたばれ習近平』『くたばれプーチン』……。言論戦も活発になるかも?
では、ごきげんよう。
「戦災に遭わなかった都市近郊の農家の尊大さは現在でもはっきり記憶している」
そうそう、百姓礼賛論を聞くたびに、藤本さんのような体験をした人の「証言」を私は思い返してきました。都市住民の着物等々をサツマイモ等々と物々交換。「恩きせがましく食べ物を出した」「現在でも農協に対して、戦後の事情を知っている都会の人たちが無関心なのは、戦後の傲慢な農家の態度があったからではないかと思う」との藤本さんの言葉には全面的に共感します。
ということで、マンガ(コミックエッセイ)ですが、荒川弘さんの『百姓貴族』(新書館)を読みました。2009年以降に出たマンガです。
荒川さんは、マンガ家になる前は北海道で七年間、農業に従事していたとのこと。牛を飼い、野菜を作り、クマに怯え、エゾシマリスに翻弄される―年中無休で働き、切ない想いも多々あるハードなお仕事。「水がなければ牛乳を飲めばいいのに」。なんたって“百姓貴族"ですから!! 知られざる農家の実態を描いた、日本初農家エッセイ登場--とのふれこみです。
一冊目のカバー袖には「農家の常識は社会の非常識」「水がなければ牛乳を飲めばいいのに」と標語が大きく出ています。おっしゃる通りですね?
「水がなければ牛乳を飲めばいいのに」。「パンがなければケーキを食べればいいのに」といった王族貴族もどこかにいましたっけ?
コミカルに「楽農民」いや「酪農民」の生活が描かれていました。タイトルの「貴族」からして、ふんぞりかえっている傲慢な農民をイメージしましたが、全然そんなことはなくて、シンプルな酪農家の悲喜こもごもの実態が描かれていました。面白いマンガでした。1~5と読みました。それ以降にも続きが出ているようです。
2冊目には「日本分割統治計画」と題して、北海道がソ連に統治されていたら、こんな農業政策が取られていた……とのシミュレーションマンガになっていました。オーソドックスな定説(強制管理態勢)にのっとって農民搾取物語。まぁ、実際、そうなっていたでしょうね。なかなか感性の鋭いところもある方のようです?
熊やアライグマやキツネ等々との戦いも大変なようです?
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日本国も大変です。「書店を救え」とか「農業を救え」とか。「花屋を救え」とかも?
「平和教育を救え」も? 「タバコ飲みを救え」「喫煙所を救え(なくすな)」とかも?
たまには「クタバレ〇〇」とか言いたくもなる?
昔、朝日新聞は『くたばれGNP―高度経済成長の内幕』なんて本を1971年に刊行しました。いまはそんなことを言いたくても言えないでしょうね。一定の経済成長があるほうが、望ましいという当たり前の経済観を嘲笑し、豊さをバカにする手合いの書く内容だったと記憶しています。今日でも、経済成長など気にする必要がないといった見解が「リベラル」だと信じている人もいるようですが……。
『くたばれ労働貴族』なんて本もかってあったかと。ならば『くたばれ百姓(農民)貴族』もありうる?
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余談ですが。正確な書名としては、高杉良氏の『労働貴族』(講談社文庫)、斎藤一郎氏の『日本の労働貴族 その矛盾した思想と行動』(カッパブックス)。共産党が強い時には、共産幹部も一時的に労働貴族だったでしょうし、それを打倒した反共系労組も「大勢派」になれば、貴族的になることもあったでしょうか。倒産の恐れがあまりない?官公労の労組なんかにも「労働貴族」がいまもいるかもしれませんね?
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最後の余談ですが?
そういえば、大澤正道氏の著作に『くたばれ朝日新聞 国民を欺く卑怯なメディア』 (日新報道)という本がありました。 2009年に出ています。読後感は薄れていますが、おっしゃるとおりだと思いました。『くたばれ農協』なんて本もあるでしょうか?
いまだと『くたばれSDGs』という本を出すべきですね? 池田清彦氏の『SDGsの大嘘』 (宝島社新書)は以前読みました。この本を改題して『くたばれSDGs』として出すといいかもしれません。さらには『くたばれトランプ』『くたばれ習近平』『くたばれプーチン』……。言論戦も活発になるかも?
では、ごきげんよう。
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現代史関連の本や雑誌が好きです。そうした本の紹介をしていきたいと思います。皆様の読書の参考、そんな本があるのかとの発見があれば幸いです。
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- 出版社:新書館
- ページ数:126
- ISBN:9784403670855
- 発売日:2009年12月11日
- 価格:714円
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