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hacker

hacker さん

本が好き! 1級
書評数:2323 件
得票数:44519 票

「本職」は、本というより映画です。

本を読んでいても、映画好きの視点から、内容を見ていることが多いようです。

書評 3ページ目(2323件中 41~60件目)

カラマーゾフの兄弟1

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カラマーゾフの兄弟1

「神さまが世界をお造りになったのは最初の一日目ですよね。で、太陽とか、お月さまとか、お星さまは四日目でしょう。だったら世界って、最初の一日目はどうやって光ってたんだろう」(本作登場人物の台詞)

全5巻まとめてのレビューです。フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー(1821-1881)の…

投票(25コメント(5)2025-11-03

ある愛 (1969年) (今日の海外小説)

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ある愛 (1969年) (今日の海外小説)

「私がいなければあなたは生きていけないわよ」 こんなことを20歳の女性に言われる、じきに50歳になる主人公の話ですが、主人公のみならず男性読者の偽善をも糾弾するラストが待っています。

20世紀イタリア文学を代表する作家の一人ディーノ・ブッツァーティ(1906-1972)は、長篇小説を…

投票(17コメント(0)2025-11-03

偽りの街

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偽りの街

「すべてのドイツ人が1933年3月を境に別人になった。わたしが常々言うように、”銃口の前では、誰もが国家社会主義者”なのだ」(本書より) 1933年3月、ヒトラーは国会選挙の結果、政権を掌握しました。

「人それぞれに腐敗の形があるというのが、国家社会主義政権下の生活のきわだった特徴だろう。政府は、ワイ…

投票(24コメント(4)2025-10-24

ヨハネスブルクへの旅

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ヨハネスブルクへの旅

「だが、グレースはいったではないか。あのとき生徒たちが抗議したのは、学校で、自分たちの頭に『ごみ』をつめこまれることに抗議したのだと。じゃあ、自由になった学校では、なにを学ぶのだろう」(本書より)

作者のビヴァリー・ナイドゥーは、1945年、アパルトヘイト政策下の南アフリカに生まれた白人女性です。…

投票(21コメント(0)2025-10-23

犬をえらばば

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犬をえらばば

「世間には『犬にも劣る』などという言葉があるが、そういうことを言う人間の大半は、実際に犬に比べてはるかに下等な動物だ」 志賀直哉の短篇『菰野』では主人公がこういう趣旨のことを飼犬に呟いているそうです。

安岡章太郎(1920-2013)は、もちろん名前は知っていましたが、初読みです。代表作は何かと聞かれ…

投票(18コメント(0)2025-10-22

升田幸三 振り飛車の神髄

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升田幸三 振り飛車の神髄

「実績とは過去です」「AIは正確であっても正解ではありません」 少し前の朝日新聞に掲載されていた特集で語られていた棋士・藤井聡太の印象的な言葉です。藤井聡太というと、私が思い出すのは升田幸三なのです。

最初にお断りしておきますが、この拙文では敬称を略させていただきます。というのは、升田幸三については「…

投票(17コメント(0)2025-10-17

日本推理小説大系〈第7巻〉横溝正史集 (1960年)

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日本推理小説大系〈第7巻〉横溝正史集 (1960年)

終戦直後の日本推理小説界は、幾多の傑作を世に出しましたが、『本陣殺人事件』もその一つだと思います。他に『蝶々殺人事件』と『獄門島』という、作者が自選ベスト5に挙げているうちの3長篇が収録されています。

横溝正史(1902-1981)は、戦前から活躍していましたが、その名を残すことになったのは、やはり金…

投票(22コメント(0)2025-10-14

反動分子 (シムノン ロマン・デュール選集)

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反動分子 (シムノン ロマン・デュール選集)

無政府主義者の主人公が、同じ組織の人間が無差別爆弾テロに走るのを阻止しようとするという話です。シムノンはメグレ警視シリーズも含め、けっこう読んでいるのですが、こういう小説は初めてでした。

本本書は1938年に出版されました。この年は、シムノンが長篇第十九作『メグレ再出馬』(1933年)を…

投票(17コメント(0)2025-09-25

世界動物文学全集〈2〉アザラシのサミー・思い出のサラバン・黄色い老犬 (1978年)

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世界動物文学全集〈2〉アザラシのサミー・思い出のサラバン・黄色い老犬 (1978年)

「人間というものは、この地上で不幸にして人間と同じ食物をとって生存するように運命づけられている動物たちに、食料の獲得権を認めてやろうという考えにはなれぬもののようである」(『アザラシのサミー』より)

1978年に世界動物文学全集の一冊として出版された本書には、アザラシ、猫、犬をそれぞれを題材にした、…

投票(16コメント(0)2025-09-24
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