ルポ 薬漬け: 医療とビジネスの罠

その薬は本当に病気を治すのか?
地方紙のプレゼント企画でいただいた本。 読む前は若干誤解していて、「医者にかかると、たとえ薬が不要…

本が好き! 免許皆伝
書評数:1829 件
得票数:50092 票
分子生物学・生化学周辺の実務翻訳をしています。
本の大海を漂流中。
日々是好日。どんな本との出会いも素敵だ。
あちらこちらとつまみ食いの読書ですが、点が線に、線が面になっていくといいなと思っています。
「実感」を求めて読書しているように思います。
赤柴♀(もも)は3代目。
この夏、有精卵からヒヨコ4羽を孵化させました。そろそろ大雛かな。♂x2、♀x2。ニワトリは割と人に懐くものらしいですが、今のところ、懐く気配はありませんw

その薬は本当に病気を治すのか?
地方紙のプレゼント企画でいただいた本。 読む前は若干誤解していて、「医者にかかると、たとえ薬が不要…



カナダの医療介助死(MAiD)の実態
「安楽死」とは、<助かる見込みのない病人を、本人の希望に従って、苦痛の少ない方法で人為的に死なせるこ…




日本の「盲人」は古来、どのように暮らしてきたのか、史料から探る
考古学・歴史・美術などを扱う学術専門書籍出版社、雄山閣による、生活史叢書シリーズの1冊。 歴史の表面…




動物の死が教えてくれること
著者は獣医病理医。病理医は、試料を顕微鏡で観察して病気を診断したり、遺体を病理解剖して死因を調べたり…

精神疾患への多様なアプローチ
心の病、精神疾患は、身体の病気に比べて、とかくわかりにくい印象がある。 それは、精神疾患に関わる「…

受刑者の高齢化と女性特有の問題と
女性ジャーナリストによる女性受刑者のルポ。 2009年に福島にある女性刑務所を訪れたのを皮切りに、…

「獣医病理医」って何をする人?
行きつけの動物病院に置いてあった本。 待ち時間に読んでなかなかおもしろかったので、図書館で借りてき…




それは先天性か、後天性か。大家族の息子たちは次々と病に襲われた。
「ニューヨーク・タイムズ」や「ウォール・ストリート・ジャーナル」の年間ベスト10など、各所で注目を浴…

認知症の人は、不思議世界を旅してる
認知症とは、 認知機能が働きにくくなったために、生活上の問題が生じ、暮らしづらくなっている状態 を指…

点字考案者はいかに生まれ、どう生きたか。当時のパリの視覚障害者の状況も合わせ。
点字を考案したフランス人ルイ・ブライユ(1809-1852)の伝記。視覚障害者であったブライユの手紙…

点字について幅広く考える
点字をご存知だろうか。 視覚障害者用の「文字」で、平面に形成された突出部で文字や数字を表現し、指で…




くすぶり続ける噂の根源は何か
現在のコロナ禍は2年以上が過ぎ、やや落ち着いてきた印象もあるが、なお完全終息からは遠そうだ。 終息…

その時、少女たちに何が起きたのか
子宮頸がんワクチンは、ヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を防止する目的のワクチンである。HPV…




昔の人々は感染症をどのように捉えていたのか。
編著はロバート・キャンベル。 本書編集のきっかけは、2020年4月、新型コロナウイルスによる緊急事…




それは、妻の何気ないひとことから始まった。
著者は教育心理学者。著者の妻は臨床発達心理士として現場で働いている。 2人は弘前に住む。 著者は…

"qaug dab peg"(精霊に捕まって倒れる)と"epilepsy"(てんかん)の間にあるもの
「精霊に捕まって倒れる」-いささか変わったタイトルだが、原題"The Sprit Catches Y…




先が見えない事態が起こった時に何がどう動くのか
2020年の年明け以降、世界は新型コロナウイルス感染症に蹂躙された。 中国・武漢から始まり、世界へ…




それは絶望のデッドエンドか、新天地へと向かう希望の道か。
第93回アカデミー賞作品賞・監督賞・主演女優賞をはじめ、各賞を受賞して話題となった映画 『ノマドラン…



「病気を感じる人たちがいるから医学があるわけで、医者がいるから人びとが彼らから自分の病気を教えてもらうのではない」(ジョルジュ・カンギレム『正常と病理』)
タイトルの「0番目の患者」とは、感染症学で、集団において初めて特定の感染症に罹ったと見なされる患者の…




研究者が解説する、新型コロナワクチンの基礎知識
日本でも接種が加速されている新型コロナワクチン。 その基礎知識を整理しようという1冊。 著者は、ワ…