ムーンナイト・ダイバー
光を見つけ出してつかまえる
アガサクリスティー作品の再現と賞賛される、アンソニー・ホロヴィッツ著「カササギ殺人事件」を読み終えた…
本が好き! 1級
書評数:93 件
得票数:707 票
好きな作家は横山秀雄。司馬遼太郎。伊坂幸太郎。天童荒太。外山滋彦古。東山圭吾。
趣味は競馬。目や筋肉の美しさ、ドラマにほれぼれする。
日課はランニング。起床後の8キロが一日の始まりを体に刻み込んでくれます。あと、仕事後のビール。ランニングとセットになってます。走るからこそ、ビールもうまい。
好きな画家は東山魁夷。癒されます。
好きなミュージシャンは、bump of chicken、ミスチル、radwimps。歌詞のストーリーが素敵な上に、メッセージは深い。
光を見つけ出してつかまえる
アガサクリスティー作品の再現と賞賛される、アンソニー・ホロヴィッツ著「カササギ殺人事件」を読み終えた…
遺す、をいつも以上に感じて泣いた
【遺す】 たった一つのフレーズを書くために、426ページがあったように思った。 『64』…
♪人生 楽ありゃ 苦労あるさぁ~ ババババン♪好々爺と思っていた徳川光圀(水戸黄門)。だが、違った。
♪人生 楽ありゃ 苦労あるさぁ~ ババババン♪ こんな主題歌で登場し、紋所(もんどころ)出せば…
佐野眞一が追った東電OL殺人事件。橋下大阪市長のルポで差別的発言が問題視された著者と、再審無罪判決が出た同事件―。事件から15年を経て再び両者が注目された。何の因果か…
佐野眞一が追った東電OL殺人事件。橋下大阪市長のルポで差別的発言が問題視された著者と、再審無罪判決が…
宇宙飛行士は好奇心の塊―。そんなエピソードとともに、重力のない未踏の地へ踏み出すための入念な準備が語られる。著者もまた、宇宙飛行士同様に好奇心旺盛なはじけぶりで面白い。
マンガ『宇宙兄弟』(小山宙哉作、講談社)にどっぷりはまり、入手した1冊。 「宇宙飛行士=英雄=…
大手を無条件で信頼する日本の悪習をくつがえすのもまた、小さな正義の連続だと思い知らされた。
走行中のトラックから飛び出したタイヤが、歩道の母子を直撃 ―。母親は亡くなり幼児が負傷、社会に大きな…
ある現象の理由を数式で証明する物理学者のあり方と同様、「1人の男が死ぬ」に至る仮説を、数式であらわせない複雑な人間模様から導き出す。お見事。
美しい海から海底鉱物が見つかり、町は、発掘調査の賛否をめぐって揺れていた。「壊された自然は2度と取り…
男と女がいる限り…必要悪だ。そんな言い分を許さない。本書全体に虚無感がただよい、貧困の連鎖の指摘が際立つ。
ライトに照らされ、上がり框(かまち)に座る女性は、客引き役のおばあちゃんに声をかけられた物色中の男性…
ターゲットは、ウモッカと呼ばれる怪魚。進化論を覆す、生物学上の大発見になり得る偉業達成に向け出陣。子どものような無邪気さと、徹底的に調べ尽くす知識欲が同居する著者の人柄に、今回もまた惹かれた。
辺境探検のスペシャリストの著者が、新たな冒険の旅に出る。ターゲットは、ウモッカと呼ばれる怪魚。進化論…
光のもつ、不思議な力を教えてくれる物語。乱反射する光のごとく、因果関係は複雑で難しいが、結果はシンプルに美しい―。
中学生の主人公・吉川逸夫は、“すべてが普通”の生活に不満があった。単調な毎日を繰り返し、将来への期待…
「辞書をひく」。死語になってほしくない言葉だ。
辞書に込められた思いは、想像を遥かに上回り、深く熱い。言葉と真正面から向き合う編集者。ここまでやるか…
わざと不自然を内包させ、目に見える、ありのままの自然を描いたというフェルメール。『動的平衡』の著者で生物学者の福岡さんが、芸術家・フェルメールの作品や思考の原点をたどる。
生物のありようを新たな視点で語った『動的平衡』の著者で生物学者の福岡さんが、芸術家・フェルメールの作…
巨額を動かし、兆円規模のリターンを得た。アメリカの空前の好景気を支えるデタラメを見抜き、ウォール街の破綻を予言した男たちの物語。
『THE BIG SHORT』『世紀の空売り』。原書、邦訳書ともに、まずタイトルがかっこいい。アメリ…
“便利の影には苦労あり”。当たり前だけど忘れがちな、この教訓を再認識させてくれる。デザイナーにとどまらず、伝えることを仕事とする人に、新たな視点を与えてくれる1冊。
アクセルペダルを踏み込む強さに応じて、加速する車。指先の動きを認識して画面が切り替わる携帯電話や電子…
野球と経営の共通項を浮き彫りにしつつ、最大0対7のビハインドから始まったゲームを描く。おもしろい。
中堅メーカーの青島製作所は不況のあおりで、予算削減圧力にさらされる。創業者で現会長の青島毅が愛した野…
「統計の嘘つきっ!!」…ではなかった。統計の嘘と同様、統計の正直さもまた強力だ。
「『世の中には3つの嘘がある。 嘘、真っ赤な嘘、そして統計だ』と言ったのは ベンジャミン・ディズ…
凶悪犯罪を主に扱うFBIに、12人で構成された美術捜査チームがある。 そのチームに18年間在籍し、2億2500万ドル相当の美術品を取り戻した ロバート・K・ウィットマン氏が、代表的な“奪還劇”を振り返る。
「偉大な作品はみんなのものであり、祖先のものであり、 未来の世代のものなのだ。虐げられ、危機に瀕し…
広告主へ迎合せず、巨額買収にも応じなかった若き天才が、作り出す世界は何か。 8億人超もの利用人口を誇るフェイスブックの足跡をたどり、展望を探る1冊。しびれる。
世界中で爆発的に利用者を増やしているSNS「フェイスブック」。 創業者のマーク・ザッカーバーグ氏が…
部下に責任を押し付けて上司が甘い汁を吸う ―。反骨のバブル入行組が、肩書きが過剰に幅を利かせる銀行の悪弊に立ち向かう。
部下に責任を押し付けて上司が甘い汁を吸う ―。 反骨のバブル入行組が、肩書きが過剰に幅を利かせる …
走・攻・守の三拍子に加えてルックスまで整い、将来の活躍を期待されたメジャーリーガー、ビリー・ビーンが、自らの決断で裏方に回る。斬新な方針で「勝つチーム」を作り上げる。
走・攻・守の三拍子に加えてルックスまで整い、 将来の活躍を期待されたメジャーリーガー、ビリー・ビー…