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武藤吐夢

武藤吐夢 さん

本が好き! 1級
書評数:1375 件
得票数:25756 票

よろしくお願いします。
昨年は雑な読みが多く数ばかりこなす感じでした。
2025年は丁寧にいきたいと思います。

書評 (1375)

よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

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よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

三作品とも少しSFホラーのような感じがした。怪談にしては怖くない。表題作の「よって件のごとし」は完全にゾンビだと思う。少しドラキュラも入っていて、その異世界と池で繋がっているという設定はSF。

百物語なので怪談のはずなのですが、今回語られる三つの怪談はあまり怖くない。どちらかというとホラーより…

投票(13コメント(0)2025-10-30

逢魔宿り

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逢魔宿り

実話がベースとのこと。怖かった。『お籠りの家』『予告画』『某施設の夜警』『よびにくるもの』『逢魔宿り』。すべて魔と逢う物語だ。とくに、『よびにくるもの』と『お籠りの家』は強烈。映像化するといいと思う。

体験者から怪談を聞き、それを小説にするというスタイルらしい。 実話系怪談の臭いがプンプンする生臭い…

投票(19コメント(0)2025-10-28

幸村を討て (単行本)

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幸村を討て (単行本)

作品の構成は八本目の槍と似ている。大阪冬夏の陣という最後の決戦に参加した諸将の半生と真田幸村の関係を描いた作品ですべて読み終わると幸村という人間というのか真田兄弟の夢が見えてくるという構造になっていた

本書は大阪冬夏の陣、つまり豊臣家滅亡戦争を描いた物語である。 織田有楽斎、後藤又兵衛、毛利勝永、伊…

投票(14コメント(0)2025-10-27

クスノキの番人

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クスノキの番人

願いが叶う木なのかと思ったら、これは想いを伝える木なのだ。はじめて会った叔母に助けられ、その命令で神社のクスノキの番人をさせられる話しなのだが、その願い。人それぞれにドラマがあり心をゆさぶられた。

問題を起こし、このままだと刑務所かと思っていたところで叔母に助けられた。その人の命令で不思議な力があ…

投票(17コメント(0)2025-10-18

総理にされた男 第二次内閣

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総理にされた男 第二次内閣

安倍元総理がモデルなのだと思う。リスペクトが強すぎる。総理の死で影武者になった男が代わりに難問に立ち向かうという形式、インバウンドを使った景気対策、大災害、感染病、東京オリンピック。台湾有事。

モデルは安倍元総理だと思われる。いささかリスペクトがすぎるとも思わなくもないが、安倍氏が戦後の総理と…

投票(14コメント(0)2025-10-14

イラクサ姫と骨の犬

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イラクサ姫と骨の犬

ヒューゴ賞受賞作品。おとぎ話しとファンタジーの融合。三つの課題をなして墓守の女を味方にし、ゴブリン市で解放した剣士を仲間にし、ゴッドマザー教母の叔母を勧誘し、極悪王で姉の夫を倒しに行く旅。

これは当たりでした。ヒューゴ賞受賞作品ということで読んだのですが、最初、冒頭で骨の犬を作ったとか、イ…

投票(17コメント(0)2025-10-11
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