約束の猫 (立東舎)




猫に対する優しい視線が、とても心地よかった。
猫にまつわる短編集 作者の猫に対する愛情が伝わってくる。 その優しさが沼みたいになっていて 気…

本が好き! 1級
書評数:1402 件
得票数:26263 票
よろしくお願いします。
昨年は雑な読みが多く数ばかりこなす感じでした。
2025年は丁寧にいきたいと思います。




猫に対する優しい視線が、とても心地よかった。
猫にまつわる短編集 作者の猫に対する愛情が伝わってくる。 その優しさが沼みたいになっていて 気…





年老いて一人になることの不安と葛藤が凝縮していた名作でした。
59歳未亡人 夫が急死 その夫に10年来の愛人が・・・ 本書は、年老いることの不安や葛藤が…

伊達家の女性たちを描いた優れた短編集。政宗の母義姫の話しは号泣させられた。
奥州伊達家の話しでした。 時代物短編集なのですが・・・ 女性たちが主人公です。 伊達政宗の…





このふざけた感じが、慣れてくると心地よくなる。
モチーフは「多様性」なのだろうか? 主人公の男は、まぬけである。やる気がなくて、無気力で野心も何も…




小説としては稚拙で楽しめないが、ミステリー小説としては4番打者級でした。
ミステリーなので何も話せない 話したら、これは犯罪級の罪である。 本書はあるトリックのために書か…

台湾の現役IT大臣の「自由」に対する見方はおもしろい。
オードリー・タンは台湾の現役のIT大臣だ。 台湾はコロナ対策において世界の教科書となった国である。…





乙一さんが別ネームで書いた珠玉の恋愛短編集。表題作に思わず「やられた」と・・・。
乙一さんと言えば、ホラーの名手ですが 本書は、別のペンネームで書いた恋愛短編集です。 このレ…





不寛容な社会での罪悪感の取り扱いって難問だなぁ・・・・
駅でフラフラしてた人を助けるのですよ。 自殺でもしようとしていたと思うんです。 その時の彼の対応…





33年前の過去の手紙が現在に届く。一夜だけの奇蹟はとても幸せな気分にさせてくれる。
ある養護施設出身の3人の若者が 泥棒をした後、車が故障し無人の雑貨店に逃げ込む そこで起こった奇…





すごくイライラさせられる。まるで迷宮に閉じ込められたみたいな気分になる。
最初に言っておきます。 青春物語というカテゴリーに分類される本ですが、読後感はそんなに良くない。 …




人生はそれほど悪いもんやないやろ?って、思えたら勝ちである。
今年は With corona というのもあり メンタルがへこむ場面も多々あったのではないかと思い…





ほぼノンフィクションの凄い企業小説。こんな裏側があったとは知らなかった。
企業小説は、そんなに得意ではなく池井戸さんの「陸王」とか「下町ロケットシリーズ」くらいしか読んでいま…




朗読のイメージが激変した。作品の解釈が大切なのである。
朗読のイメージは、子供に絵本を読み聞かせる。 読書を広げる行為。 そんな感じだった。感情豊かに気…




成功の秘訣は「習慣」なのかもしれない。偉人の「習慣」は読んでいるだけでもわくわくする。
成功者の「習慣」を本書では紹介しています。 定番の読書がやはり一番多い。 文系なら、理系の本を読…




だって良いことも悪いことも、そのうちボクたちはすべてを忘れてしまうのだから。
雑誌に連載されたエッセイを本にしたものらしい。 コロナの話しとかが出てきて、今の風を感じた。 …





ミステリーのだいご味はラストのどんでん返し。この作品はラストですべてが引っ繰り返ります。
道尾秀介さんの作品とは相性が悪く 僕の中では評価の低い作家さんだった。 しかし、この作品は評判通…




正義はときと場合によって姿を変える。そんなのは「正義」じゃないと思う。
警察のOBが殺された。 その事件を二つの組織が追う。 刑事部の捜査一課と公安だ。 被害者の…




社会問題をこれでもかというくらいに、てんこ盛りにした悲惨な物語だが光明はある。
子供の貧困や親によるネグレスト、性的虐待、暴力虐待死の問題がクローズアップされてきたのは最近だと思う…




妻を質に入れて逐電した彰義隊の隊士の真意は何か?

俺たちは、これから、どこにだっていける。音楽によって再生する子供たちの物語。
高校一年の兄と中二の弟が二人で暮らしている。 兄は、バイトで忙しい。 貧困家庭である。 ま…