チンギス紀 三 虹暈 (集英社文庫)【Kindle】





玄翁が超人すぎてリアリティがない。50人の騎馬隊で2000の兵に衝撃を与えられるものなのか。敵の一人が消滅。かなりあっけない結末。
テムジンを攻撃していた二人のうち、一人の大将があっけなく死ぬ。 劇的に環境変化すると思いきや、そう…

本が好き! 1級
書評数:1368 件
得票数:25640 票
よろしくお願いします。
昨年は雑な読みが多く数ばかりこなす感じでした。
2025年は丁寧にいきたいと思います。





玄翁が超人すぎてリアリティがない。50人の騎馬隊で2000の兵に衝撃を与えられるものなのか。敵の一人が消滅。かなりあっけない結末。
テムジンを攻撃していた二人のうち、一人の大将があっけなく死ぬ。 劇的に環境変化すると思いきや、そう…




テムジンとジャムカの友情が爽やか、でも、この二人。才能ゆえに対立しそう。どちらも風下に立つ器じゃない。
北方謙三の書いたチンギス・ハーンの物語の第二巻。 今回も進みが遅くイライラしたのだが面白かったです…




父が死に家門が没落し敵に騙された弟を殺害し、お尋ね者になり逃亡、生命がけで砂漠越えをし親切な人たちに助けられ学び成長し砂漠を超えて帰還するまでを描いたチンギス・ハーンの物語です。
チンギス・ハーンを描いた小説としては、蒼き狼 井上靖が素晴らしいのですが、あれは一冊なのですが本書は…





最初、煽りが強すぎると思っていたが、最後まで読むと、これで良かったように思える。あしか汁は、たぶん、そうだと思っていたが、あの肉だった。やっぱ、夏はゾっとするホラーがいいね。
読んだら祟られるみたいな煽りを最初にかましてくるので、たいしたことないのかなと思っていたら、これはか…




これ怖い。構成もよく出来ていて、最後に書店の怪談をこれでもかと羅列するラストはこの作品らしく斬新でした。
書店に行くと腹が痛くなる人がときどきいる。 安心な場所なのに不安定な気分になることも多いと聞く。 …




遠野が舞台。長耳の仲蔵が中心に仕掛けます。座敷童の花の存在が面白い。
遠野というと柳田国男が注目した昔話のメッカのような魑魅魍魎が跋扈する土地のような印象なのだが、本書で…




人柱とか生き埋めとか、これを普通の感覚でしてしまう払い屋建築業者にこそ怖さを感じた。最初の導入部分の地下の祭祀場の描写が秀逸だった。
少し読みにくかった。 文体がホラー向きではないのかもしれない。 冲方さんのホラーって読んだことが…




発想や設定は面白かったです。子供が欲しいと思っている幸せそうな女性に、いきなりメールが届く。すると、その女性は妊娠し一か月後には内臓がえぐられた形の不思議な死をどける。
山田 悠介さんの作品は、今まで読んだことのないような設定を繰り出してくるので、単純な展開であってもそ…





これって実話怪談なのか?怖かった。穢れが伝染するって、これって無限ループですか。じわじわ締め付けてくるような嫌な感覚。
怖かった。 最初は、マンションで発生する心霊現象だった。 他の部屋でも発生していて 近所でも発…



名奉行大岡越前の「老いての悔い」が描かれ、興味深いシリーズだが、ミステリーとしては弱く残念。
元名町奉行大岡越前は60を過ぎ寺社奉行に栄達していた。 されど一つの事件を気にやんでいた。 …





「報道の自由」と「知る権利」について考えさせられる内容だった。セイレーンとは航海中の船を迷わせナンパさせる海の怪物のこと。ここではメディアだ。
セイレーンとは航海中の船を迷わせ難破させる海の怪物のこと。ここではメディアだ。テレビである。 昔ほ…





六人のうちのひとりが秘密を抱えている、命が惜しければそれを明かせと要求してきた。制限時間は夜明けまで。全員が秘密を抱えていて、少しずつ薄皮が剥がれるように本性が剥き出しになっていくところが良かった。
前作の自由研究には向かない殺人が好きだったので読んでみた。面白かった。 RVという種類のキャン…



ツバキ文具店シリーズ3作目。あのQPちゃんの反抗期には驚いた。
明らかに劣化している。 その根拠は代書業が薄くなっていることだ。 彼女に子供が二人できQPち…





トルと愛猫ナナの旅日記。この旅は、ある事情から愛猫を貰ってもらう人を探す旅である。サトルの友達を訪ねる物語と言ってもいいかもしれない。
サトルと、彼の愛猫ナナの旅物語。 ある事情から、ナナの貰い手と面談に行くという話し。 その面談相…




主人公キャラがほのぼのしていて探偵ぽくないのもあるが少し苛つく。ミステリーと言う勿れの探偵役の整君とキャラが似ていた。
評価が二分するだろうなと感じた。 その理由は二つある。 その前に説明すると、本書はミステリー…





太刀洗万智のシリーズ。短編集。表題作が素晴らしい。あれだけのヒントであそこまでたどり着くなんて・・・。
米澤さんは短編ミステリーがいいと思います。 本書は、太刀洗万智のシリーズ。短編集。表題作が素晴らし…





トトロかよ。猫バスって・・・。これは古いレトロなバスをめぐる大河小説である。
この猫バスに乗ってみたい。 古い道具に幽霊が乗り移る幽霊譚は昔から語り継がれています。 付喪神と…





婚活って、恋とは違う何かを生み出す行為なのかもしれないと感じた。そこに嘘があったり策略があったり、だからこじれてくる。ミステリーじかけなのが読みやすかった。人間観察眼が鋭い。
婚活という言葉が出てきた時あたりから、結婚が少し歪になってきたように感じる。 結婚するための努力は…





ホラー短編集です。発想が面白かったです。
辻村さんの魅力は青年の心理を巧みに描き出すところにあります。 ミステリーをベースにした作品が多くと…



青森三部作の一つだそうです。モチーフはカーリングです。 つまりスポコンです。
青森三部作の一つだそうです。 森沢作品は好きですが、このシリーズの最初の津軽食堂以外はそれほど好き…