六色の蛹




主人公キャラがほのぼのしていて探偵ぽくないのもあるが少し苛つく。ミステリーと言う勿れの探偵役の整君とキャラが似ていた。
評価が二分するだろうなと感じた。 その理由は二つある。 その前に説明すると、本書はミステリー…

本が好き! 1級
書評数:1374 件
得票数:25739 票
よろしくお願いします。
昨年は雑な読みが多く数ばかりこなす感じでした。
2025年は丁寧にいきたいと思います。




主人公キャラがほのぼのしていて探偵ぽくないのもあるが少し苛つく。ミステリーと言う勿れの探偵役の整君とキャラが似ていた。
評価が二分するだろうなと感じた。 その理由は二つある。 その前に説明すると、本書はミステリー…





太刀洗万智のシリーズ。短編集。表題作が素晴らしい。あれだけのヒントであそこまでたどり着くなんて・・・。
米澤さんは短編ミステリーがいいと思います。 本書は、太刀洗万智のシリーズ。短編集。表題作が素晴らし…





トトロかよ。猫バスって・・・。これは古いレトロなバスをめぐる大河小説である。
この猫バスに乗ってみたい。 古い道具に幽霊が乗り移る幽霊譚は昔から語り継がれています。 付喪神と…





婚活って、恋とは違う何かを生み出す行為なのかもしれないと感じた。そこに嘘があったり策略があったり、だからこじれてくる。ミステリーじかけなのが読みやすかった。人間観察眼が鋭い。
婚活という言葉が出てきた時あたりから、結婚が少し歪になってきたように感じる。 結婚するための努力は…





ホラー短編集です。発想が面白かったです。
辻村さんの魅力は青年の心理を巧みに描き出すところにあります。 ミステリーをベースにした作品が多くと…



青森三部作の一つだそうです。モチーフはカーリングです。 つまりスポコンです。
青森三部作の一つだそうです。 森沢作品は好きですが、このシリーズの最初の津軽食堂以外はそれほど好き…




戦争という視点で世界史をとらえた歴史の専門書です。古代から現代まで七つに分割し、闘い方や兵器の進化などをかなり詳しく解説しています。
ミネルヴァ書房さんが出している世界史シリーズの一冊です。 前回、都市の歴史を読んだので、今回は戦争…





青年が教師になったこともあるが学校の話しが多い。生徒を叱ったりホメたりすることの弊害や、問題行動の五段階の話しなどは興味深かった。
ベストセラー嫌われる勇気の続編。 前書に比べるとインパクトに欠ける内容だが、アドラーの考えが凝縮さ…





ロイトやユングに学生時代興味があったので、それと真逆のアドラー心理学は正直抵抗があります。
積み上げ本になっていた本です。ベストセラーはだいたい少ししてから買いますが、読むのを忘れることが多い…




流行語にもなりましたよね。いくつか刺さる言葉があり参考になりました。全体的には内容が薄いと感じました。友達は少ない方がいい。これはなるほどと納得した。
ベストセラーは少し遅れてブックオフで買うことが多い。 本書は、そのまま積み上げ本になっていた。 …





ジブリの映画原作として有名な本。漫画版を読んでみた。圧倒的な暴力の前では立ち向かうのは怖いのはわかる。だれだって、ああすると思う。
ジブリ映画原作で評判になっていた昭和の自己啓発本。 多少、ひっかかるところはあったが良書だと思いま…





P集落の話』は独特の世界観を持ったホラー小説だ。かなり不気味だ。中盤まではかなり怖かった。人の病を吸い取っていくという世にも奇妙な物語『うず山の猿』が好みだった。
『P集落の話』は独特の世界観を持ったホラー小説だ。かなり不気味だ。中盤まではかなり怖かった。 …




映画で完結していたものを、わざわざ別バージョンで読む意味はないかもしれない。面白いが複雑な心境です。
子供の頃からのジブリファンです。とくにナウシカは大好きです。 本書は映画とは別バージョンです。 …



縄文時代と現代が交互に話しとして出てきて、登場人物が生まれ変わりということなのだと思う。恋愛にスピリチアルな部分を入れてしまうとシラケます。
スピリチアルな作品はあまり好きではない。 時代小説ならわかるが、これは・・・、かなり抵抗があった。…





まさしく猛毒のプリズン。この表題の意味がわかった瞬間、鳥肌が・・・。
天久鷹央シリーズはキャラで読ませる作品群ですが 設定はかなり奇抜だが、読み応えのあるシリーズです。…




都市という視線で見た世界史の本です。視点が変わり面白いです。
ミネルヴァ書房さんが出している世界史シリーズの一冊です。都市という括りで世界史を外観する本でした。視…





ルクレツイアの正義は何か違うと感じました。もっと違う方法があったと思うのです。
ルクレツイアの正義は何か違うと感じました。もっと違う方法があったと思うのです。 ルクレツイアの…





泣きぼくろの話しは、ホラーというよりも何か奇妙な感じがした。ほくろができるとえろくなり記憶を失うのだが、不義密通が露見しても、女がみんなかばわれるのが変に感じた。
泣きぼくろの話しは、ホラーというよりも何か奇妙な感じがした。ほくろができるとえろくなり記憶を失うのだ…





子供の時、成績が悪いとバルコニーに出された。ある冬の日、隣の家の子も出されていた。二人は繋がった。その子が殺害された事件を映画にしようとして真実を探るミステリー。
湊かなえさんの小説は、よくドラマ化されたり映画化されている。 本作もドラマの原作らしい。 本…





夏祭りでゲットしたユキという金魚の視線で描かれた飼い主のイズミとの同居生活。これがペット目線なのかと感じました。この孤独は何だ。最後、仲間が増えた時、ユキちゃんの涙腺が崩壊しかけたのが・・・。
人間は残酷だなと感じた。 たぶん、作者にそんな意図はなかつたと思うのだが、僕はそう感じてしまった。…