管理人の飼猫




大富豪の不可解な遺言と忠僕なその管理人の不思議な行動。遺産を巡り、殺人が起きる。無実の容疑者を救うべく立ち上がるペリー・メイスンと仲間たち。
ペリー・メイスンの弁護士事務所を訪れたアシュトン老人は、亡くなった億万長者ラクスターの別荘の管理人…

本が好き! 1級
書評数:649 件
得票数:6890 票
図書館に行って、タイトルが気に入ったら何でも読みます。
書評というより感想文ですが、お目汚し程度にお読みいただけたら幸いです。




大富豪の不可解な遺言と忠僕なその管理人の不思議な行動。遺産を巡り、殺人が起きる。無実の容疑者を救うべく立ち上がるペリー・メイスンと仲間たち。
ペリー・メイスンの弁護士事務所を訪れたアシュトン老人は、亡くなった億万長者ラクスターの別荘の管理人…



マックス・ウェーバーって当然日本人じゃないよね? なのになんでマッカーサー元帥と昭和天皇が表紙なの? そんな疑問から読んだが、思った以上に深く、面白かった。
戦後の食糧難で妹を喪い、天涯孤独となったヨシオは、ヤクザ小津組に拾われ、暴力でのし上がろうとしてい…




罪や秘密という業を抱えた者たちが、とある札幌市内の大きな館に足を踏み入れると、その謎が暴かれてしまう。タイトルにも考えさせられる不思議な雰囲気のミステリ連作集。
札幌の中島公園の西側の大きな家の並ぶ住宅街でも一際大きい館、中島邸。夫婦と愛娘以外に、メイドや執事…




共働きの夫婦と早期引退した元警察犬から成る家族が日常の謎に挑むコージーミステリー第二弾。各話をイメージしたイラストが踊る表紙も素敵。
真澄と浩輔の夫婦と暮らす元警察犬のシェパードであるシャルロットの日常を描くコージーミステリー第二弾…



1億を超える蟹に占領される島、ヘミングウェイの弟は兄の遺産で建国、日本の南に広がる魔のドラゴン・トライアングル…、自然現象や宗教などで変わる人々の生活、日本人の想像を超える不思議の数々。
世界地図の読み方というより、世界地理のニッチな知識といった感じの本ではあるが、半世紀以上知らなかっ…





著者はドイツ文学者であって、ヨーロッパ文化にも造詣が深い。だから勘違いしていたのだが、美術評論家では無かった。それを思い出させてくれたエッセー。
本書は三部構成で、絵・人・本についての各章から成る。 全体の半分を占める第一章「絵を見る …



野球の歴史、日本の野球、海外のベースボール、野球を取り巻く環境等を、野球を知らない女性や子供にもわかるように、かつ興味がわくように書かれた本。知ってるつもりのあいまい知識もこれでスッキリ。
最初に言っておこう。本書の献本申し込みは勘違いから生まれた。R・ホワイティング「菊とバット」のよう…



バー・シベールで村木老人が唱える歴史の珍説を紹介するシリーズ第二弾。表題作で美女バーテンダーミサキの素顔がチラ見できるエンディングにシリーズの完結を感じる。
気鋭の歴史学者喜多川と助手の大学生安田は、またバー〈シベール〉に来ていた。今夜も、美人バーテンダー…





本来なら球界とは関係ないサラリーマン人生を送ったはずの男たちが、子会社である球団へ出向させられ、やがて社長にさせられる。野球経験の無い二人は、何を求め、どう戦っていったのか。
著者の名前を見て、「清武の乱」がパッと浮かんでしまう俺も相当な野球ヲタクだ。実際にGMの要職にあっ…




うぬぼれ屋でケチな田舎者、新人投手が地元の親友に書き綴った2年間の手紙。20世紀前半の大リーグ、人々の生活が生き生きと描かれ、主人公の言動に思わずクスリとさせられる。
俺はジャック・キーフ。インディアナ州出身で、独立リーグの投手だったが、大リーグのシカゴ・ホワイトソ…




いいアイデアが浮かんでも、評価されない未来を考えると発信できない。プロの芸人の大喜利大会ではない、笑顔のコミュニケーションを目指す大喜利のお題を考え、回答し、共創できる組織をつくるための一冊。
正解なら褒められるが、不正解なら評価が下がる。こんな風潮が我々から自由な意見を奪っている。そんな「…



球団経営、実力といったよくある比較から、編成のドラフトや左コーチ在籍数、女子アナとの結婚まで、類似本とは一線を画すマニアックな比較論。OBの生の声やファン同士の座談会でさらに深掘り。
昭和後期、巨人一辺倒だったセ・リーグと、閑古鳥が鳴いていたパ・リーグ。「人気のセ、実力のパ」は長嶋…



中古で売り出された家の不思議な空間から、とんでもない真実が浮き彫りになる。その発想力には脱帽。
オカルトライターの雨穴は、知人から中古の家の購入について相談を受けていた。件の物件は、駅近で築年数…





習得が難しいといわれる日本語だが、文法や品詞の活用自体はむしろ易しく、「世界共通語」にもふさわしい言語だという。日本人が日本語の魅力を知り、日本語話者を増やし、日本の真の国際化を成すための必読書。
昔、友達がクラブの黒服として働いていて、割安にしてくれるというので客として来店したことがあった。そ…




論語(道徳)と算盤(経済)、関連がなさそうな二つがどう結びつくのか。社会に役立ち、人生を成功に導く思考法を学ぶ。
今世紀はもう習わないのかもしれないが、私たち昭和生まれを含む近世以降の日本人(上流階級ならば文字を…





イランでは羊の脳みそ、グアテマラではアルマジロ、リトアニアではビーバー、中国ではカブトガニ…、世界各地でいろんな動物を食していく。イラストも楽しい旅行記。
食事は、「何を食べるか」ではなく、「誰と食べるか」。せっかくならパワーランチ、パワーディナーにした…




追悼・久米宏。報道の素人をウリにして始まった「ニュースステーション」だが、その視聴者目線、難解な言葉を使わない解説は確実に時代をとらえていく。それは著者にとって「部活」であった。
バラエティ担当のTBSアナウンサーだった著者が、テレ朝で「ニュースステーション」を立ち上げた時の予…


1960年代から2010年代までのバンド191組(日本114、海外77)の様々な解散理由を紹介していく。解散当時の文献を調査・検証することによって客観的な解散理由にたどり着く。
副題は「ビートルズからSMAPまで」だが、実際はクレージーキャッツ(1955年結成だが、1961年…




著者の「怖い絵」シリーズの集大成というか、実際に神戸と上野で開催された「怖い絵」展。68万人を超える動員を生んだ2017年の大ヒット展覧会だ。そこに出展された絵画の解説書。
表紙絵に使われているのはモッサ(仏)の「飽食のセイレーン」。同じモッサの「彼女(エル)」の項に詳し…




正直、「カルメン」のオペラも映画も知らない。ただ、情熱のジプシー女だというのは何となく知っている。なので、「歌劇とまた異なる」と謳われてもピンとこない。失恋経験がある方が理解できそう。
スペインを調査旅行中の考古学者である「私」はカチェリアでホセと名乗る頑丈そうな男と出会った。「私」…