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yamamomo
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本が好き! 1級
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異界ものとか童話とか好きです。多分趣味が偏ってます。
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カテゴリ『文学・小説』の書評 2ページ目(40件中 21~40件目)
真鶴 (文春文庫)
世界が変わった、というのではない。でもちがう場所に行ってしまった。時々刻々と、いる場所は変化した。変わって、変わって、どこまで行くのかとおののいて、それからまた戻ってきた。けれどまだ、戻りきれていない
2017-09-06
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i(アイ)
国際間の貧富の差、貧困、テロ、暴力、差別、自然災害、LGBT、…キャッチーなテーマで現代社会への問題意識が高く、それが非常に繊細な少女の感覚をもって描かれている。
2017-06-02
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ホテルカクタス
びいんと響いてくる感情。やるせなさや、切なさや。そしてけれど、それを淡いさりげない日常としてとらえ流してゆく。淡々と流れる淡い日常そのものの価値を、ほのかな切なさと慎ましい幸福を見出す物語。
2017-05-09
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ぼくの死体をよろしくたのむ
さまざまなテイスト、さまざまな趣向を凝らした18篇からなるオムニバス。 (川上弘美のこういう面が好き、これはあんまり、とか、同じ川上弘美ファンであっても、どの作品を好むか意見が別れるところかも。)
2017-04-07
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騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編
春樹の作品史において、何かの転回点であることは間違いないような気がする。
2017-03-26
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戸村飯店 青春100連発
大好きである。もう、幸せだった高校の頃の気持ちを思い出せる、というだけで、卒倒しそうに幸せなんである。しかも、「青春100連発」。 恥ずかしげもなく、青春全開。 …おすすめ。
2016-11-14
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異邦人
有名だけど読んだことないっていう古典は多い。だがいざ読みだすとその面白さに捕らわれる。幾度も読み返し、考えてみたい。優れた文学とはこういうものか。
2016-09-26
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僕は、そして僕たちはどう生きるか
テーマは「見えない暴力」だ。戦争と性的暴力とをめぐる権力と悲劇の構造のアナロジー。それは「普通」という大義名分を正義としてかざすことによって、弱者、搾取される側の自責の念を利用する、モラハラのことだ。
2016-08-23
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パスタマシーンの幽霊
「クウネル」に連載されていた作品、短編集。 前作「ざらざら」に出てきた魅力のある登場人物も登場。 ほんのりしつつもさらりと読める、何だかんだで、川上弘美。きちんと余韻と深みをもった味わいの優しさがある。
2016-08-13
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これでよろしくて?
…これは、もう、漱石の「明暗」だ。 決してお勧めはしたくない、触れたくない部分、そのざらりとした不快さ。 だが、何て、素晴らしいのだろうか。何もかもをきちんと抉り出すまっすぐな眼差し。恐るべし、川上弘美。
2016-07-22
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f植物園の巣穴
問い直し、生まれなおし、生きなおしてゆく。沼の底、心の底、封印された深い闇の部分までもぐってゆき、戦い、自分自身を、その一部を打ち砕く。「さらばだ。あれもまた、私を形作っている何かには相違なかった。」
2016-07-18
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海うそ
大切なものを相次いでなくした主人公の喪失の痛みが、人々の歴史、文化、思想、パラダイムの中に刻印された同じ「喪失」を引き寄せる。幾重もの喪失の彼方に救済の方向を求める道行きの物語である。
2016-07-13
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冬虫夏草
読後、この「冬虫夏草」というタイトルが深い感動をもって思い返される。存在と愛、「食う食われる」の関係を、生態系と人間社会、人界と異界、それらのフェイズに重ねて描き出す見事な構造を持った作品である。
2016-07-11
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女のいない男たち
「女のいない男たち」というコンセプトアルバム的な6編。前書きで作者本人が述べているように、イメージは寧ろ、「女を失う男たち」である。ここで失われる「女」とは、「男」にとって何を意味しているのだろうか。
2016-07-05
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1Q84 BOOK 3
1と2できれいにまとまってしまった青豆と天吾の物語に代わり、「牛河」の人物としての内面へのダイブを絡めた、彼の活動のシステマティックな小気味よさが3の面白さだ。「牛河」に焦点をあてて考えてみたい。
2016-07-04
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1Q84 BOOK 1
申し分なく面白い。見事なスト−リーテラーだ。ぐんぐん引き込まれて緊密なストーリー構成の快楽を堪能。…そして、胸が痛む。暴力、不条理への、目の眩むような怒りと哀しみを、そのすべての言葉の下に敷いている。
2016-07-04
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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
ここには「1Q84」からの流れと重なる「赦し」のテーマが色濃く流れている。巡礼の旅とは、ひたすら赦してゆく過程を描く物語なのだ。「血を地面に流さない赦しはなく、痛切な喪失を通り抜けない受容はない。」
2016-07-04
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岸辺のヤービ
こんなにもやさしい言葉で、深く、たくさんの思いをこめて。こどもにもおとなにも等しく、心の中に「世界の不条理への疑問」を、わからないままにまっすぐなことばで映しこんでくれようとするうつくしい作品だ。
2016-07-03
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合成怪物の逆しゅう (冒険ファンタジー名作選)
この時代のSFっていうのは、なんというか問題意識が古臭いというよりはむしろ先見の明だらけで怖いくらいだ。いい監督と俳優で映画になったら結構ピッカピカの一流の娯楽映画になると思うなあ。
2016-07-02
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大きな鳥にさらわれないよう
抑制された表現で示される、激しい感情と思想性。叙事詩にも似た、さながら神話のような印象の作品である。章毎に完結性を持ち、それぞれが胸えぐられるようないたましさをもって感情を根幹からゆさぶる。
2016-06-29
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