人質カノン




宮部みゆきの初期の短編集。20年以上前の作品群で、時代背景を感じさせるような設定も随所に見られたが、プロットには全く古臭さを感じさせないのはさすが。
宮部みゆきによる短編集。 1993〜1995年に発表された作品を集めた、初期の作品集ということにな…
本が好き! 1級
書評数:348 件
得票数:4615 票
3年ほど前まで読書習慣がなかったのですが、一旦始めると読みたい本が沢山出てきますね。
このサイトでも色んな本に出会えたらと思います。
よろしくお願いします。
今年に入ってから、読書のペースがぐっと落ちてしまっており、それ以上に書評がなかなか書けないようになってしまっています…。
ただ、これで読書習慣をなくしてしまいたくないので、自分のペースでぼちぼちやっていきたいと思います。
皆さんの書評を読ませて頂く時間も最近は殆ど取れていないですが、どうぞご贔屓に。
2016年6月26日 書評掲載開始
2016年10月28日 書評50件達成
2017年4月12日 書評100件達成
2017年11月12日 書評150件達成
2018年6月17日 書評200件達成
2018年12月15日 書評250件達成
2019年8月10日 書評300件達成
・興味:科学全般、お笑い。小説ではミステリ。
ビジネス書もちょこちょこ読んでます。




宮部みゆきの初期の短編集。20年以上前の作品群で、時代背景を感じさせるような設定も随所に見られたが、プロットには全く古臭さを感じさせないのはさすが。
宮部みゆきによる短編集。 1993〜1995年に発表された作品を集めた、初期の作品集ということにな…



ダジャレや下ネタが随所に散りばめられたバカミスの連作短編集。面白い作品もあったが、全体的にバカにもミステリにも振り切れてなくて、アンバランスになってる印象。
蘇部健一による、バカミスの連作短編集。 第3回メフィスト賞を受賞した同名のノベルス版の改訂新版から…





デビュー作でありながら、現在の宮部みゆきの片鱗を見せ付ける。重たくはないがしっかりと練られたミステリ短編集。
宮部みゆきのデビュー作である短編集。 収録作は次の5編。 新居に引っ越してきた三田村一家だ…




「やさしさ」についての技術を磨き、よいことをする事で成功する方法についてまとめた一冊。
スウェーデンのがん専門医である筆者による、「やさしさ」を身に付ける事の良い面と、「やさしさ」を身に付…



花火の種類や作り方、打ち上げ方から花火大会の豆知識まで、写真を交えて紹介する一冊。ターゲットがいまいち絞り切れなかった感がありました。
花火師の資格も持つほどの”ハナビスト”でもある写真家の筆者による、花火の種類や作り方、打ち上げ方から…



「読者が犯人」であるというミステリーのアイディアを売りたいとの面識のない人間からの手紙。本書を読み終わった時に、読者である貴方は自分が犯人と思わされるのか!?
深水黎一郎による、「読者が犯人」であるという究極の「意外な犯人もの」に挑んだミステリー長編。 筆者…




クローズドサークルもののミステリと、その謎解きバトルが交互に繰り返される、エンタメ性の強いミステリ。無理のある設定もあるが、よくここまで論理のパズルを組み立てたものです。
深水黎一郎によるミステリ長編。 典型的なクローズドサークルものと見せかけて、ミステリマニアによる作…



日本人作家12人の「変な愛」をを描いた小説を集めたアンソロジー。ただ「変」なだけと感じた作品もあったが、日本語なのに編者をして「訳してぇぇぇぇぇ!」と言わしめた作品をお楽しみ下さい。
岸本佐知子の編纂による、日本人作家12人の「変な愛」を描いた小説を集めたアンソロジー。 元々は、現…



日常に関わる化学のトピックスを平易な説明でまとめた一冊。眠れなくなるほどの面白さを伝えるには、構成を再考した方が良いのではないかと。
小学校から高校までの理科教育を専門にする筆者による、化学の分野に興味を持ってもらえるよう、日常に関わ…




オノマトペについての謎や魅力について、8人の専門家が言語学・心理学・認知科学などの観点から答えた一冊。子供の言語習得にオノマトペが役立っていると言うのは興味深い。
8人の言語関連の学者による、日本語のオノマトペに関する一般向けシンポジウムの内容、及び書き下ろしの内…





自らも一発屋芸人である髭男爵・山田ルイ53世による、一発屋芸人たちのルポタージュ。自らを一発屋芸人と認めた彼らの生き様が垣間見えます。
お笑いコンビ・髭男爵のツッコミ(髭をたくわえ男爵の格好をしているほう)山田ルイ53世による、一発屋芸…




「数」「大きさ」「光」「音」「熱」「時間」の6つな尺度について、極限まで大きいものから極限まで小さいものまで連続する「スペクトル」について述べたエッセイ。
アメリカのサイエンスライターによる、様々な尺度のスケールの、極限まで大きいものから極限まで小さいもの…



「ジャンケンで勝つ確率を増やすには」「パーティーの円卓の席順を上手く決めるには」など身近な問題の解決法を数学の考え方で示す一冊。「なぜその考え方を使うのか」という深掘りが欲しかった。
数理工学を専門とする大学教授である筆者による、身近にある様々な問題の解決法を数学の考え方で示す一冊。…



脳の疲労の観点から「人疲れ」に対する対処法を紹介するが、あまり人間関係に特化した内容ではなく、筆者の過去の著書の焼き直しに感じられた。
医学博士であり、疲労と睡眠に関するクリニックの院長でもある梶本修身氏による、脳の疲労の観点から「人疲…



叙述トリックである事をネタバレさせてしまっているミステリ短編集。試みは面白いけど、ミステリとしての満足度は低めかな…
似鳥鶏による、叙述トリックを扱うミステリのみで構成される短編集。 叙述トリックとは、小説の文書…




刺激的なタイトルですが、それ以上に刺激的な話題も扱っている科学エッセイ。不謹慎な話題だけど、それを真面目に科学で語っています。
実験心理学者である筆者による、ヒトの性的な疑問や生死、宗教信仰に纏わる話題など、「不謹慎な」33の疑…




リアリティーがあるだけにザワザワする、ちょっとだけズレた状況に誰も違和感を示さない違和感を描いた短編集。
今村夏子による、芥川賞候補となった表題作「あひる」を含む3作品を収めた短編集。 父が知人から…





お父さんが生き残った世界と、お母さんが生き残った世界。二人を繋ぐのは両方の世界を同時に生きる息子。パラレルワールドを舞台に、ミステリ・サスペンス的要素もありつつ、家族愛を感じさせる長編小説。
小林泰三による、二つの世界を生きる少年と、それぞれの世界にしか存在しない両親との物語を綴った長編小説…




オードリー若林のエッセイ第2弾。人見知りを克服し、世間をナナメから見ることからも脱脚するに至った若林の心境とは!?
お笑いコンビ・オードリーの若林によるエッセイ。 彼の処女作である「 社会人大学人見知り学部卒業見…



「刑事オリヴァー&ピア」シリーズの6作目となる長編。複数の場面が並行して進行し、場面転換も多いために、話についていくのが大変でした。
ドイツのミステリ作家レネ・ノイハウスによる警察小説「刑事オリヴァー&ピア」シリーズの6作目となる長編…