青いリボン



一人っ子の家族より、3世代が一つの家で住む大家族のほうが楽しい?それ本当?
主人公依子の両親は家庭内別居中。依子を含め3人家族なのだが、互いに適当に距離をおいて暮らしている。…

本が好き! 1級
書評数:6245 件
得票数:92016 票
昔から活字中毒症。字さえあれば辞書でも見飽きないです。
年金暮らしになりましたので、毎日読書三昧です。一日2冊までを限度に読んでいます。
お金がないので、文庫、それも中古と情けない状態ですが、書評を掲載させて頂きます。よろしくお願いします。



一人っ子の家族より、3世代が一つの家で住む大家族のほうが楽しい?それ本当?
主人公依子の両親は家庭内別居中。依子を含め3人家族なのだが、互いに適当に距離をおいて暮らしている。…



殺人事件のオンパレード。それをひとつ、ひとつ推理論理だてているが、事件が多すぎ、収集がつかない。
この物語では、たくさんの不審死が起こる。物語は開業医の北川秀彦と看護師だった妻郁江、その子供、長男…



たれが継ぎ足し、継ぎ足しの店では気をつけて!
短編集。本のタイトルにもなっている「不発弾」も面白かったが、「かくし味」がしゃれが効いていて面白か…




よくも次々捧腹絶倒な事件を創造するものだ。700ページにもわたる、長大コントをみているようだ。
自称建設コンサルタントの二宮とイケイケ経済やくざの桑原、2人コンビ「疫病神」シリーズの4作目。 …




心を殺すのと、体を殺すのは、どちらが悪いの?深く考えれば考えるほど、回答はでてこないテーマだ。
いじめを苦にして自殺するという記事が、当たり前のように新聞や雑誌にのる。今や不感症のようになり、事…


![([お]4-4)ゼラニウムの庭](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51rV4uQurRL._SL160_.jpg)
時の進み方が一般の人間と異なる。200年でも300年でも生きる人がいる。そんな人が一般の人間世界をみたらどんな風に思うだろうか
主人公のるみ子は、小説家を目指している。るみ子は祖母から一族の秘密を聞かされ。そのことを書き記すよ…



事件の設定は面白いが、真相が暴かれる過程が、安直でひどすぎ。
大手ハウスメーカー、不動産土地開発の(株)バンリューは大崎康政が一代で築いた会社である。しかし、世…



たまり場となるような店は30年は続いてほしい。青春を走り切り、30代になったとき、ふと人生を考える。そんな時、それまで支えてくれた店によりかかりたい。
主人公の漫画原作者の麻紀は、作家デビュー前から二人三脚で走ってきた編集者玖美子が急逝。二十歳のころ…


![([ん]1-4)明日町こんぺいとう商店街: 招きうさぎと七軒の物語](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/610MJwe66VL._SL160_.jpg)
昭和レトロの商店街を設定して、その街にまつわる7つの短編を女性作家が描く。
東京の下町に、昭和風情を残す商店街を設定。その商店街を舞台にして7人の女性が書き下ろした短編集。 …




暴力団の資金源になる現在の手口を明らかにする。実に巧妙な手口だ。
前作「悪果」で活躍したマル暴担当刑事、堀内と伊達が、その悪徳刑事ゆえに、大阪府警を追われ、一般悪人…



緑の古いバスが子供たちにより素敵な図書館に変わる
大島さんが出版社から依頼されてはじめて書いた児童文学が「牛乳」。児童文学は難しくもうやめようと思っ…


![([く]5-1)麻雀放蕩記](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61UODfwOP5L._SL160_.jpg)
麻雀で組んで相手を欺く方法はこうするのかということがわかる小説集
麻雀や博打を書かせたら、第一人者といえば、色川武大の別ペンネーム阿佐田哲也と浅田次郎。黒川は色川に…



目に映るものは、何でも数えたくなる。その行動が不気味。
黒川ではめずらしい短編集。 本のタイトルになっている「カウント・プラン」。中身は単純で、物…



大好きだった豊島ミホさんの作品が収録されていたので購入して読む。飾らないストレートの中学生の恋が読者に迫ってくる
卒業をテーマに女性作家7人が書き下ろした短編集。 長い間本読みを楽しんできたが、その中で、…



銀行員は、お金を不正に手に入れる不正はまずしない。不正はひたすら出世のために実行する。
1985年の作品。黒川デビュー作の次作品である。黒川の特徴であるハードボイルドやエンターテイメント…



映画製作にすべてをかけているはずだったが、一緒に活動していた仲間が、就職活動をして、自分だかが取り残されていく。悲しくなてしまう。
今でもナツメロ特集がテレビで放送すると、私の学生時代の歌「いちご白書をもう一度」がしばしばかかる。…



私におじさんなんていないはずだった。しかし、いつもやさしいおじさんが登場する夢を毎日のようにみてしまう
主人公の果奈は眠ると決まって同じ夢をみる。幼いころ誘拐される夢。しかし誘拐したおじさんは優しく暖か…




絵画は、お金のかわりになって動くもの。その実態がリアルに描きだされる。
絵画の世界というのは、どんなに独創的で芸術的に高い絵を描いても、公募展を行う団体に所属していない画…



激しく愛し合った20代の2人。別れて30代になり再会。今度は失敗しないように慎重に恋を進める。
春から夏にかけ、季節の香りを漂わせて、移り行く風景を背景に今をときめく12人の作家がつむぐ短編集。…



中学校時代の友達関係が40歳になっても続く。それは、何でもモメ事を受け入れる人がその中にいるから。
市子、奈津、まりの親友3人シリーズ、「虹色天気雨」に続く第2弾。 「虹色天気雨」から3年、4…